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地方出身者とシゴト

市から転出する要因はなんだと思いますか?

市役所の方とお話しする機会があり、Uターン組としての意見を求められた。

“仕事”がないからじゃないでしょうか。


僕が住んでいる滋賀県をはじめとして、大学進学や就職をきっかけに、若者が地方からいなくなってしまう。僕も大学進学を機に転出した一人である。

もし会社員だとしたら、こんなに早く帰ってこなかっただろう。


地方での生活を考えるとき、仕事は切り離せない存在。いくら地元に帰ろうと思っても、仕事がなければ帰りづらい。妥協した仕事に就くか、自分で仕事をするか。選択肢が狭まってしまう。

会社員なら都会の方が選択肢が広いのは言うまでもない。

そもそも、地元にどんな企業があるのかも分からない。知らないんだから、選ばないのも納得である。


・自分がしたい仕事ができる会社が少ない
・どんな会社があるか分からない
・起業のハードルは高い


リモートワークが普及し、都会の仕事を地方にいながらできるようになった。とはいえ、まだまだ地方で仕事をするには解決すべき問題がたくさんあると思う。


僕には何ができるんだろうか。


市役所職員でもなければ、市議会議員でもない。地方で仕事をする一般人。人口流出したところで痛くも痒くもないが、若者が減っていくのは寂しい。

・地方にいる魅力的な人を紹介する
・企業の取り組みを伝える
・自分がやっていることを発信する

「地方も捨てたもんじゃないな」と思ってもらえるように。

今すぐ何か成果が出るわけではないけど、僕ができることをコツコツやっていこうと思う。



市役所の人と話すことで、地元がグッと身近に感じた。



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