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誠実な人/不誠実な人

テキストコミュニケーション。メールやSNSなどをはじめとした、オンラインでコミュニケーションをとることが当たり前になっている。「コミュ力」と聞くと、リアルでの対人関係能力を想像することが多い。一方で、テキストコミュニケーションにおいてもコミュ力は関係するんじゃないかと思う


僕は何かしら人を巻き込むことが多い。面白いアイデアを思いついたら、誰かと一緒にやろうとする。「こんなこと思いついたんやけど、一緒にどう?」と聞く。もちろん相手にもメリットがある状態を明示した上で投げかけるようにしている。

いくら僕が「これはやった方がいい」と思っても、人によっては気が乗らないこともあるだろう。そればかりは仕方がない。問題なのは、断り方、つまりテキストコミュニケーションである。


「〜〜しようと思うんやけど、一緒にどう?」

A:「できそうにないし、いいわ」
B:「面白そうな情報をシェアしてくれてありがとう!良いなと思うんやけど、個人的に注力したいことがあって。せっかく誘ってくれたけど、今回はごめん!」


同じ断られるにしても、Bの方が圧倒的に気持ちがいいのはお分かりいただけるだろう。「断る」ことに関して言うと、Aは簡潔に伝えているから悪くはない。ただ、文章だけだとどこか冷たい印象を受けてしまう。

返事を返してくれるだけまだいい。自分にとって都合の悪い時だけ返事が返ってこない人もいるから。誘う側の僕だって、100%誘いに乗ってくれるとは思っていない。断ってくれてもいいから、返信くらいはしておくれよ。レスポンスが遅くなるたびに切に願う。


リアルでのコミュニケーションは雰囲気でなんとなく誤魔化せる。しかし、テキストコミュニケーションだと、伝えられる情報が文字だけになる。いかに相手と気持ちよくやりとりができるか。

テキストコミュニケーションがスムーズな人とはリアルでも相性が良いと思う。「やりとりしやすいな」と思う人は性格的に相性が良い可能性が高いから。


「伝わればいいじゃん」と思うならそれで終わりなんだけど、小さな気遣いを大事にしていきたい。僕は誘う側で断られることが多い分、自分が逆の立場になった時は丁寧に連絡を取るようにする。

誠実か不誠実か。ちょっとした文章のやりとりに性格がにじみ出てしまう。僕に対して丁寧にコミュニケーションをとってほしいというわけではない。自分が誰かにメッセージを送る時には、丁寧に誠実な対応をしたいということ。

信用するに足る人かどうかは、日々の些細な積み重ねである。リアルでもオンラインでも丁寧なコミュニケーションをとっていきたい。



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