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情報発信を継続したいならバズってはいけない

noteで情報発信を始めてから4年が経った。僕が始めたときに活発に発信していた人はどこへ行ってしまったのだろう。アカウントはあるものの、発信をやめてしまった人がほとんど。SNSは情報が流れる速度も人の移り変わりも激しい世界である。

僕はと言うと、6,500人以上の人にフォローしてもらい(いつもありがとうございます!)、累計で900記事以上も書いてきた。

3/31 朝の時点
3/31 朝の時点

これは誇るべきなのか誇ってはいけないのか分からないが、noteでは一度もバズらずここまできた。note内での「注目記事」に選ばれたこともないし、一気に拡散された記事もない。


でも、4年間書き続けられた。

いや、表現が違うかもしれない。

だからこそ、4年間書き続けられた。


記事がバズってしまうと、自分自身の“書く基準”がバズった記事になってしまう。するとどうなるか。「またバズりたい」「注目記事に選ばれるように書かなきゃ」「こんな文章じゃ読んでもらえない」と、自分で自分の首を締めるようになってしまう。

そうして、気付かぬうちに記事を書くハードルがかなり高くなってしまい、記事を書くのが億劫になっていく。


短期的に注目度を高めるのであれば、記事をバズらせる方がいいし、1記事に120%以上の力を込めて書いた方がいい。太く短く、的な感じ。

一方、長期的に情報発信をしたいのであれば、バズらせない方が精神的に楽。もちろん、結果的にバズるのは嬉しいことだし、適当に記事を書けということではない。あくまでも「バズることを意識しすぎると、継続しにくいですよ〜」という話。


他のnoterさんのように、センス溢れる文章を書けるわけではないし、一気に話題になるような文章を書けるわけではない。それは重々承知の上でnoteをやっている。

だからこそ、僕は僕なりの戦い方で取り組もうと思う。継続できることが僕の強み。毎日コツコツと、自分の言葉で紡いでいくこと。

ありがたいことに、note経由で仕事のお話や相談されることが増えてきた。記事単位で見れば何万人に見てもらっているわけではなくても、情報を届けたい人にピンポイントで届いているんだなと。僕らしいやり方だなと思う。


情報発信の世界は「太く短く」よりも「細く長く」の方が、大きな成果を得られる。やめなければいつか報われる世界。

周りの声や世間の流れに惑わされることなく、自分がやるべきことを淡々とやれるようにしていきたい。



▼▼おばた・プロフィール▼▼


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