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魂が人の心を動かす
3年ぶりの開催となった「あっぱれ祭り」。
地元ではかなり大きな規模のイベント。「大きな規模のイベント」と言いながら、地元民の僕は一度も行ったことがなかった。「あっぱれ祭りの時期か」となんとなく思うぐらいの存在。
たまたま友達が滋賀に遊びに来ており、あっぱれ祭りを見に行くことに。
駐車場に車を停め、歩いた瞬間に分かる参加者の熱気。会場まで歩いていくと、かなりの参加者がいた。
目を引いたのがメインステージで踊るよさこいグループ。中でも「すげえ!」と思わされたチームはこちら。
※別のイベントの様子
「北海道大学 縁(えん)」。よさこい界隈ではかなり有名なチームらしい。最初は何気なく見ていたけど、時間が経つに連れてグッと引き込まれた。
「なんじゃこりゃ。すげえ!かっけえ!」
具体的な説明がいらないぐらいカッコよかった。
僕がここまで心を動かされたのは、「縁」のみなさんの熱量を感じられたから。「やってやるんだ。自分たちのパフォーマンスを見てくれ」。実際にはどう思っているか分からないけど、とんでもない熱量をぶつけられた感覚があった。
上手く踊るとか綺麗に見えるとかではなくて。溢れんばかりの熱量は見ている人に伝わるんだなと。
アーティストのライブが盛り上がるのも熱量が伝わるから。同じ歌でも直接聞くのと、何か媒体を通して聞くのでは伝わり方が全く違う。間違いなくリアルの価値がある。
いろんなことを考えて行動に移すことも大事。ただ、人としては「熱量をぶつける」ぐらいの行動を起こすことも大事なんだなと学んだ。
綺麗な言葉を並べるよりも、熱量を込めた短い言葉の方が伝わることもある。人間は感情で動く生き物だからこそ。
「縁」のみなさんだけでなく、他の参加者の熱量もすごかった。「なんで前から参加しなかったんだ」と思うぐらい、もっと早くイベントに出会っておけばよかった。
あっぱれ祭りは毎年開催されるイベント。来年こそは予定を確保して必ず参加しようと思う。
たくさんの人を熱狂させるイベントが地元であることに誇りを感じた1日だった。
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