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イキタシル詩

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イキタシルシ
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#詩

命の音(クソッタレの戯言)

最近、どうも凹み気味
特に何か、あるわけちゃうけど
家ない女性がバス停で撲殺された事件を知って
より一層、なんか。。

邪魔だったから。。。

世の中からはみ出した身としては 
ウチもか? と勘ぐる

同時に知らんことをいいことにごきげん気取るウチに凹む

キラキラのSNSの投稿が胸にザラザラ
ざらついたコンクリートで
ガリっと擦ったヒジの擦り傷のようにヒリリ

人生の素敵を無理に切り取って
ねぇ

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山と海と山颪

山と海と山颪

のぼるのぼるのぼるのは
だれのだれのだれのため

とおくみえるそのやまは
いつかいつかのみちしるべ

ぼくのとなりでねむるのは
むくないのりのほととぎす

ほーほほーほといなないて
せかいにあさをつげてゆく

もぐるもぐるもぐるのは
だれのだれのだれのため

ざざーんとよせるしろなみに
とわのこきゅうをよんでいる

ぼくのこころにともるのは
きみがのこしたひがひとつ

くるるくるるとまわっては

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いのちたたえて

どろのうみに のみこまれて

あんたのすがおが わからない

どろのみずを のみすぎて

あんたのこえが きこえない

ねぇ だれもいないせかいで

あたいと あんたが ふたりやったら

あんたは あたいの

こんな あたいの

こころを あけて ふかく いっしょに 

もぐってくれるかな

あんたに ふりかかる すべてに

なすすべも なく うちふるえるしかないあたいを

あんたは ゆるしてくれ

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うちはそれですこしねむれる

いくえにも おりかさなる げきれつな いかり と おそれに

おしつぶされそうになりながら 

おのれの ちいささと ふかくにも とどまる うれいのなかで

うち は あんたを いま おおごえで よび そして まっすぐに うちぬきたい

いつも にげられることを おそれるがゆえに

にげて にげて にげまどって

いったい なにから にげてるのかも わからないぐらい

にげてきたくせに

また に

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いきができるときをゆめに

いきてく なみだのとばりのなかで

こころから わらうことよりも 

こころから なけることなんかを

こころの  どこかで しんしんと

もとめてる うちが いる

とほうもない みらいの ゆめを えがくことよりも

きょうの やつの おなかのいたみが そっときえることのほうが

うちにとっては たいせつやもん

ずいぶんまえに した やくそくを まもるために

めのまえの いまを しらんぷりし

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ちるはなのいま

だれかの しあわせに

こころ  うばわれて

じぶんの あしもとが

なんだか おぼつかなくおもえたり

だれかの ふしあわせに

こころ  うばわれて

じぶんの いきがいを

みつけたように みまちごうたり

そうして ぼくは

ひと と じぶんを

はかりながら いきてるけれど

それは きっと ひとに ちかづきたいからだ

すこしでも ひと とよばれるものに

ちかづきたいからなのだ

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ぼくのダイアモンド

ぼくのダイアモンド

だらだらと たれながす 

くりかえす おうとのみそぎ

そのなかに ひとつ ひかりをみつけた

いつか だれかが 

きまぐれの おなさけで

ぼうしに なげこんだ ダイアモンド

わけも わからず

それは ぼくのだ ぼくのだーーーと

あわてて そこに あった 

ヒリヒリする ウォットカで

のどの おくふかくに 

ながしこんだ あの ダイアモンド

あれは いつだ

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つきのはざまに

つきに おどらされ

なみに のみこまれ

はなに みりょうされ

ここに なみだする

つきに みちびかれ

みちに まよわされ

ゆめに みやぶられ

こいに こだまする

こいする こころが 

しめつける むねの

ぎゅっとする おくに ぼくをひきよせる

きみに とどくかな

こんなまっしろな

まっしろな よるのそらに

きみに うつるかな

なみに ゆらゆらと うく かもめのように

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つきときみのそばに

あたしとしたことが

わかったようなかおをしながら

どこにいるのか はたしているのかどうかすら わからないものと

めんとむかってたいじして ぎゅっとするのか はっとするのか

とうぜんのことながら とうぜんのけつまつとして

なにをいきまいて そんなところでうろうろしてるんでしょうか

あなたのことを すてきね なんておもってほしいのでしょうけど

そんなかんたんに あなたのてのひらで くるく

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ゆくみち

ぼくのゆくみちは はてしなくとおい

いのちを そのいのちとして とおとぶこと

ひびのくらしの さまつなことを だいじにだいじにすること

よきこととおもってことをなさないこと

ひととともに ていねいに あるくこと

つちとともに ていねいに そだつこと

ことばでひとにえいきょうをあたえず

せなかでひととともにあれるように

みずからきちんとはらをすえて そらをみすえて

ちにあしをめりこ

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しばられる

書いたことひとつ

いったことひとつ に

チカラをあたえて そこにとどまり とまどってしまう わたしがいる

ちいさなちいさな

このよになげかけた はもんのひろがりを

いつもいつまでも きにしてしまうのだ

だとしたら かかなきゃいい いわなきゃいい みなきゃいい しらなきゃいい

でも かかずにいられない いわずにいられない みずにいられない しらずにいられない

この なんともいえない 

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がわ

あちらがわ こちらがわ

みるがわ やるがわ

うるがわ かうがわ

するがわ されるがわ

がわ が あんまり すきくない

おなじ じくうを きょうゆうしているのならば

いき と おなじで すってはく はいてすう

どちらにも なれるし どちらでもあるし

どちらでも ないし どちらとか そんなんに わかれないよね

おれのは おまえの

おまえのは おれの

そうやって みんなで みんなの

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いきるようにいきる

なんとはなしに ひっきりなしに

どこまでも どこまでも つきぬけて

はしりまくったあげくに

そっとたちどまって

それにきづかない みんなが

はしりつづけていくうしろすがたを

とおく ちいさくなっていく うしろすがたを 

みるのが すき

そこにたちつくして

わたしだけが とりのこされていってるかのように

おもって ちょっとさみしくなったところに

ふと あたりをみわたせば 

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しんぷる

つながってる

つながってる

つながってるというよりひとつ

ぼくらはひとつ そしてすべてだ

かけひきやおちるおとされる

うらぎりやだましだまされる

そんなちんぷなものたちに

ぼくらのまじりけのない

じゅんすいな

だいすきをけがされてなるものか

であいあいしすきだとおもう

わけなんてわかんない いみなんてしらない

たがいになぜかすきだとおもう

それでそれだけでなにがいけない

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