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『子どものピンチにパパトラマン参上‼️』

私には2人子どもがいます。
どちらも男の子。
28歳と20歳。


長男が小学3年の頃の話。
ある夏の土曜日の昼に
マクドにハッピーセットを買いに行ったそうな。
(マンガ日本昔話かよ⁉️)


出掛けたと思ったら
真っ青な顔をした長男がすぐに戻ってきた。
今にも泣きそうな顔をして震えながら話す。

『あのな、あのな、自転車のカゴに千円入れて走ってたらヒラヒラと飛んで行ってん。それを拾おうとしたら前からきたオッチャンが拾って店に入って行ってん!』


ちょっと待て〜い!
自転車のカゴの中に千円札いれた⁇
そら千円札は飛んでいくやろーー
小学3年のアホさ加減に笑えるが
笑っている場合ではない。
子どもの千円をパクるオッチャンに
メラメラと怒りのボルテージはMAXに。

『なんやと‼️どこや?
すぐ行くぞ‼️案内せぇ』

小学3年の子どもからお金を取るとは
お天道さんが許してもこの俺が許さない!
(アンタ誰よ?)

嫁さんと母親は

『そんなん、ヤメトキて!』

と言うが、やめられない止まらない。


子どもは自転車に飛び乗り
私は後ろを走った。
すぐに着くと思ったら駅まで走った。
全速力で走ってかなり疲れた。
長男は

『この店や』

と定食屋さんの店を指指す。


私は息がきれてバテバテである。
長男のお金を返すように言っても
シラを切るかもしれない。
(子どもからお金を奪うくらいですから)
そうなったら揉めるかもしれない。
だが、こんなバテバテではヤヴァイぞ。


こんな時は空手の呼吸法『息吹』だ。

こんな感じです。

丹田にためた息を一気に吐き出して
荒くなった呼吸を整える方法です。
抜群の効果がありますよ。


当時の私は
フルコンタクト空手の試合にもガンガン出ている
現役バリバリの黒帯でした。
ベンチプレスで120キロを持ち上げる
ムキムキマン。古〜
(昭和お許しください)
子どもをプールに連れて行くと
坊主頭の高校球児が

『あの人見てみ!めちゃめちゃゴッツイ身体してるやん!』

と言われるくらいの身体つきでした。
ハイ!

実力行使も辞さないとの思いで
丹田に力を入れて店に入った。
長男に

『どこにおる?』

と聞くと
店の端っこでビール片手に
足を隣の椅子に片膝立てて座っている
いかにもイカついオッさんを指刺した。
親子丼にウドンもつけて豪勢だ。
定食屋さんで1人異彩を放っている。


行くっきゃない。

近くまでツカツカと歩き

『オッチャン!さっきうちの子どもがお金落としてん。そのお金知らん?』

と静かに聞いた。
ここポイントです。
喧嘩腰で行くと喧嘩腰で言葉が返るはず。


オッチャンは

『あーアレか、
 ボクのやったんか?』

と長男に向かって言った。
『ウン』
と長男がうなづくと
素直に千円札を
胸ポケットから素直に差し出した。


『オッチャンありがとう。
オッチャンに御礼言いなさい!』

と長男に促すと

『オッチャンありがとう』

と言ったら笑顔で手を挙げてくれた。

店から出てホッと一息ついた。
揉めなくて良かったと安堵した。
こちらの出方によっては
きっと揉めたであろう。


私の服装は
夏なのでノースリーブのTシャツ。
ムキムキの腕の盛り上がりもよくわかる。
身体の圧力もあったかな?
静かな口調で話したのも良かったのかも。


何より子どものピンチに
ウルトラマンのように飛び出して
問題を解決できて良かった〜♫
さしずめパパトラマンと言っていいだろう。


ちょっとは、
父親らしいことができたかな。
今ならまた違うアプローチになるなぁ。
体型からして威圧感はない。
足の裏が痛くて走れないし(涙)
若くて良かった。ウフ♫


うりもさんのこんな企画に乗ってみました。

あなたのつながり教えてくださ〜い。
『家族』について。


こんな感じでいいのかな。
私に似合わない話でしたね。
ヨロピクね。


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