akkkkkkkkkke(あっけ)

京都を拠点に活動するバンド、カトキットvoあっけ 作詞・作曲・編曲 / 音楽に関するあ…

akkkkkkkkkke(あっけ)

京都を拠点に活動するバンド、カトキットvoあっけ 作詞・作曲・編曲 / 音楽に関するあれこれや、言葉に対するあれこれ/ 絡まった思考を解くためだけの文章/などなど好き勝手に使います

最近の記事

【手術後の経過】言葉が出なくなるの治りました!!

2ヶ月前に脳動脈瘤の手術を行い、(下の記事にどんな手術をしたのか詳しく書いてます) 簡潔にいうと頭を開けて脳の中を手術したんですが その後すぐに術後の経過みたいなの書こうと思ってたんですけど、 あまりに思い出したくないことばかりで書けずにいました・・・ が!!やっと書けました!(何度もすみません、それも下の記事) ところがあまりにも長く、かなりマニアックで暗い記事になったので、 かいつまんで皆さんに報告しときたいなぁと思うことだけこちらに書きます! 手術から2ヶ月が経

    • 【脳動脈瘤手術】を終えて身に起きたことを全て書きました(1万文字記事)

      2020年12月1日、脳動脈瘤手術を受けました。 手術内容については上の記事をご覧ください。 簡潔にいうと動脈瘤へのコイル術と、バイパス術の併用のものになります。 いつか普通に暮らせるのだろうか?頭のことを考えない日が来るのだろうか? そんな不安と共に術後を過ごされている方、 もしくは今から手術を受ける方。 そんな方のために書きました。 手術後の症状を箇条書きすると ・手術後すぐのあれこれ ・過灌流症候群(かかんりゅう症候群) ・言葉が出なくなる ・身体の片側の痺れ ・

      • 遺された言葉

        死ぬ気がないのでNO遺書で挑みます、と あたしは病気を公表した文面に、そう書いた。 遺書を用意するということは、 死の恐怖に屈することのような気がしたからだ。 結論から言うと、 あたしは遺書に対する捉え方をまるで間違えていたなと思う。 「頭の血管が膨らんでいます、血管が破裂すれば、死ぬか後遺症が残るかです。」 そんな状態を約1ヶ月過ごした。 ずっとこめかみに拳銃を当てられているような、 その引き金を引くのは神様のような、 その感覚は、まさに恐怖だった。 いつ死ぬか分

        • 【脳動脈瘤】どんな手術するのか書いた!

          脳動脈瘤で絶賛入院中のあたしですが、手術についての説明を先日受けました。 かなりショッキングな内容だったのですが、こんな人もいるんだよーってことを知ってもらいたくて書こうと思います。 そしてショッキングな内容だっただけに逆にハイテンションでポップに書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。あと、説明の時に見せてもらったMRIやCTの画像も一緒に載せていくので、かなりグロテスクかと思います。苦手な方は見ないでください。それでは! まずは、あたしの脳動脈瘤について!

        【手術後の経過】言葉が出なくなるの治りました!!

          【脳動脈瘤という病気と今の症状について】

          激しい頭痛をきっかけに入院して10日が経ち、 痛みが少し落ち着いてきたので、 「脳動脈瘤」という病気とあたしの今の状態について説明したいと思います。 長くなりますが、興味のある方だけご覧ください…! ・「脳動脈瘤」ってどういう病気?簡単にいうと、脳の血管の一部が膨れ上がり、そこに血が溜まっている状態です。膨れた部分が破れやすくなっており、破れると「くも膜下出血」という1/3の人が亡くなってしまう病気になります。 しかし、破れないと全く身体には問題がありません。 MRI検

          【脳動脈瘤という病気と今の症状について】

          ねぇ最低なままでいようね

          バンドやってる男性が周りに多いのですが、性的にだらしない人もやっぱり多くて、 その度に「バンドマンを好きになっちゃいけない」のワードが頭に浮かぶんですが、 あの人クソだったなーと思ってても、ツイッターとか見てて めちゃくちゃかっこいいライブ映像とか流れてきちゃったりしたら、 やっぱ魅力的だなぁ、と感じますよね。 だから恋しないように気をつけるというか、恋しちゃったら諦めましょうって感じですよね。 そのほうがしっくりくる。 「バンドマンを好きになっちゃいけない」じゃなくて 「バ

          ねぇ最低なままでいようね

          こびりついた言葉 #1

          その一節だけが妙に頭にこびりついて離れない時がある。 その一つを紹介したい。 あなたは いつでも希望なんです ずっと変わらずにいて 春のゆくえ / Sentimental boys この曲がどういう物語なのかとか、 このバンドについての情報とか そういうのまるで書く気がなくて申し訳ないんですけど、 もうそばに居ない人のことを想う時、 あたしはこの言葉を知っていることで とても健やかな気持ちになれる。 とても好きな曲。 https://music.apple.co

          こびりついた言葉 #1

          居場所

          居場所はどこにあるだろう。 それは家庭であったり、恋人であったり、 行きつけのお店であったりするのだろう。 ここに居たいと願うことや、 ここに居て欲しいと願われること、 そのどちらでもなく、 ここが私の居場所だ、と感じられる、 そんな場所は どこにあるんだろう。 坂本龍一の「/05」を聴きながら 江國香織の小説を読み、 暖かいカフェラテを飲む。 少し照明のおちた喫茶店ならどこでもいい。 現時点で私の居場所は、その時間の中にある。 そう認識している。

          カトキット活動休止について

          堅苦しい言葉は苦手なので、思っていることをそのまま書ければと思います。 突然の報告で驚かせてしまったでしょうか、薄々感づかれていたでしょうか。 どちらにせよ、悲しい気持ちにさせてしまったこと、ごめんなさい! カトキットを作ってメンバーチェンジもありましたが、今のメンバーで5年ほど活動してきました。 20代前半で始めたこのバンドは、初めての全国流通や、初めてのツアー、大きなフェス、サーキットライブ、ファンと呼ばれる人ができたりして・・・! そんな全てを3人で経験してきました

          カトキット活動休止について

          ポインセチア

          この世を知らない命に、 この世界にはクリスマスっていうのがあってね、 って、教えてあげたいって思った。 街は華やかで、世間はヘンテコで、 でも、人を想う気持ちだけはあたたかい。 形なんてなくていい、形式なんてどうでもいい、 想いを馳せるということは、ただ美しいと教えたい。 あなたも、君も、あの子も、 どこかで暖かい夜を、過ごしてくれていますように。 メリークリスマス!

          涙は血液から生成されるらしい

          時々、ほんっっっっっっとうにどうでもいい男と会いたくなる時がある。いつ消えてもいいけれど、いつでもそばにいてあげてもいいような、そんなどうでもいい人が、とても必要だったりする。 大切な人が多すぎる。傷つけたら、私が傷ついてしまうような、そんな大切な人が多すぎる。 今日は久しぶりに仕事をサボった。 ん、前もこの文章ブログに書いた気がするから久しぶりじゃ無いかも。笑 仕事は行かなかったけど、生きてるだけではなまるくださいーーみたいな日だったな。 頭ではわかっているけれど、心

          涙は血液から生成されるらしい

          ラストナンバー

          どうして手を繋いだか思い出せないくらい、引き寄せられるように、あまりにも当たり前のようにそうしたならば、きっと手を離す瞬間も当たり前のようにふと訪れる。 その覚悟を持って生きられないから、私たちは見事に傷ついてきたし、これからもきっとそうだ。 ラストナンバーはきっと予期せぬ曲だよ。私もあなたも。 目が疲れたならば目を閉じる。 耳が疲れたならば耳を休める。 心が疲れたならばきっと逃げるべきなんだ、 気持ちのいいところへ。 それが恋人だろうが仲間だろうが家族だろうが宗教だろう

          ラストナンバー

          MECA-MARY

          昨夜、初めてメカマリーというバンドを見たのですが、 (メカマリーとは正しく書くと「MECA-MARY」ライブハウス木屋町DEWEYの店長、牧野さんがやってるバンドで、8年前に活動休止らしい。昔は結構ブイブイいわしてたバンドと噂で聞いてた・・・本人もそれっぽいこと言ってた気がする・・・・) 曲がいいとか演奏が上手い!とかそんなことはオール無視して、音楽って最高かよ!!!って思わせてくれたそんなライブでした。 フロアの前方の方は当時からのファンだった人達ばかりで 「俺の青春ー

          狂わないように、壊さないように、

          久しぶりに小説を読んだ。 携帯の充電が底をつきそうで、仕方なく時間つぶしに持ち歩いていた小説を読んだ。 持ち歩いていたくせに開くことのなかったその本は、数ヶ月カバンの中にただ滞在していて、 そのことが逆に、よほど読むことを恐れていたんだろうなという証拠になった気がしている。 ひとしきり読んだ後の感情は、おおよそ予想していた通りで、 とても哀しくなったり虚しくなったりしている。 そういう内容のものではないのだけれど、 対になっているのだ。人の心を読むことと、自分の心を問うこと

          狂わないように、壊さないように、

          夏が終わる

          8月31日。 夏休みが終わるから、夏が終わる。 この歳になってもその感覚が拭えないのが不思議だ。 体調不良の時、親友が東京から会いに来てくれた。 東京からわざわざ京都に。 「今のあっけに会いたい」って言う、ただそれだけの理由で。 もうずっと化粧をする気にもなれなくて、髪も整えずに過ごしていたから、写真なんて撮る気になれなかったのに、 せっかくだから撮ろう!って言ってくれて、 大丈夫!可愛く加工するから!!っていう心強い言葉もくれて笑、記念に写真を撮った。 今日、たまたま

          謝罪と胸中と今後の話です

          ライブをキャンセルしてしまい、すみませんでした。 そして理由について不誠実なほど、説明ができなくてごめんなさい。 ごめんなさい、と思いつつ、なんでもかんでも話すのが正しいと思えず、今一番自分が正しいと思えるラインで彷徨っています。 とにかく、二度のライブキャンセルごめんなさい。 7月20日から復帰すると決めたのは、 正直、体調が良くなったからじゃありません。 休んでる間に思うことが色々あり、この決断に至りました。 シンプルに理由を説明すると、 あたしがこうして項垂れている

          謝罪と胸中と今後の話です