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【脳動脈瘤】どんな手術するのか書いた!

脳動脈瘤で絶賛入院中のあたしですが、手術についての説明を先日受けました。
かなりショッキングな内容だったのですが、こんな人もいるんだよーってことを知ってもらいたくて書こうと思います。
そしてショッキングな内容だっただけに逆にハイテンションでポップに書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。あと、説明の時に見せてもらったMRIやCTの画像も一緒に載せていくので、かなりグロテスクかと思います。苦手な方は見ないでください。それでは!




まずは、あたしの脳動脈瘤について!

画像1

こちらの画像をご覧ください。
ど素人でもココになんかあるな!?っていう感じの黒い影が、そう!これが脳動脈瘤です。
大きさは約3cm。目の玉と大体同じくらいだそうです。
ちなみにこの大きさだと1年以内に破裂する可能性は30%。
つまり手術しなければ3年以内にくも膜下出血になるでしょう、と説明を受けました。
えぇお願いですから早く手術お願いします!!(泣)


もっと詳しく形を見たものがこちらになります。

画像2

ひぇ!ってなる画像ですね、ごめんなさいね。
こちらは造影剤を流して撮影されたものになります。
つまり、血液が流れている部分が写しだされています。
なので下の画像でマークした部分は血栓ができて血液が流れていない部分になります。
なので実際の形は血栓の部分も含めてまん丸ってわけです!

画像3

大体の脳動脈瘤の形や位置を把握していただけたでしょうか??
あたしは先日手術の説明受けるまでこの画像見たことなかったんで、見てからすごく怖くなりました・・・。
では!手術のやり方見ていきましょー!!


手術するよー!!

では順を追って説明していきます。

動脈瘤を破裂させないためには動脈瘤に流れ込む血を止めなくてはならないのですが、あたしの動脈瘤は位置が悪く、普通に止めると脳に血液がいかなくなるらしいので、
動脈瘤に流れ込まないようにして、かつ血管の回り道を作る!というのが今回の手術の大まかな内容です。

なので、血管の回り道を作る(バイパス術)から先に行います。

下の画像がまたグロテスクなのですが・・・

画像4

まず頭の皮膚を切ります。そしてこのマークされている頭蓋骨と皮膚の間にある動脈をチョキっと切ります(このチョキっとはマジで先生がそう言ってました・・・おちゃめ!)
バイパス用にその血管を大事に取っておきます。

画像5

そしてこの4箇所の丸の部分をドリルで穴を開けます!
そしてパカッと頭蓋骨を開けて、先ほど取っておいた血管を縫って繋げます!すると素敵!血管の回り道ができましたね!!!!


そしてその作業が終わり次第、

太ももの動脈からカテーテルを入れて下の画像のように動脈瘤内にコイルを詰めます!(チタンだってさ!チタンは磁石に反応しない金属らしいよ!)これにより完全に止血します。

画像6

でもコイルだけだと完全に止血するのは難しいかもということで
できれば画像の白いマーク部分のようにクリップを挟みたいらしいのですが、
血管が硬くなっていたりすると無理だそうで
「えー、開けてみてね、挟めそうだったら挟んどきます。」
ってまるでなんかのサービスみたいに先生に言われました!こわいっ☆

そしてあとは、頭蓋骨を元に戻し(チタンのネジで留めるらしいよっ)、皮膚を縫ってフィニッシュ!!みたいな感じです!

スムーズにいけば10時間!!




術後の心配事

手術後に後遺症が残る可能性はかなり低いと言われましたが、
術中の脳動脈瘤の破裂や、血栓が飛散することによって起こる脳梗塞など、命に危険がある可能性は10%ほどと聞きました。
そうなるかは神のみぞ知るという感じなのですが、あたしが今リアルにビビってるのは

先生「えー、術後ね、1日くらいは頭から管が出ている状態になります。えー、そちらの管をですね、勝手に抜かないように、手足を拘束させていただく場合がございます。」


ぎょええええええええええ!
抜きません!絶対に抜きません!!!泣
頭から管が出てるってなんですか!?!?!


っていうのがあたしの一番の心配事でございます。。。

それでは、あたしが生きて帰れるように皆様お祈りください。

アーメン!!!!!!!!!



最後に真面目に・・・

今回この記事を書くのに当たって、とても迷いました。
画像を載せてもいいものか・・・こんなに細かく書いていいものか・・・。
ですが、やはり自分がこの病気を患って、情報が少なくとても不安だったこと、
同じ病気になった人に少しでも先が見えて安心して欲しいことを目的に
病名を公表したこともあり、出来る限りの情報を出したいなと思い書きました。
ショッキングな内容だと気分を害された方には大変申し訳ないです。

ですが、誰かの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!



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