今日の召し上がれ
〜ふたつのドライフルーツ、
ふたつのナッツのヌガーグラッセ〜
ドライフルーツはサンザシ、クランベリーをリキュールに漬け込みました。ナッツはアーモンド、カシューナッツをキャラメルに絡めます。
しっとりとしたドライフルーツと、香ばしいナッツをふわふわのアイスケーキに合わせてみました。
写真ではさっぱりとしたカシスのシャーベットを添えていますが、もちろんそのままでも美味しく召し上がっていただけます。
また、コーヒーゼリーやチョコレートクッキーなどと一緒に食べても美味しいですね。
サンザシの花言葉
希望、新しい光
クランベリーの花言葉
心を癒す、天真爛漫
アーモンドの花言葉
希望、優しい愛情
カシューは種が果実の外にある珍しい植物です。花言葉を探し出す事は出来ませんでしたが、カシューナッツにはこんな言い伝えがあるそうです。
〜良い出来事は全て神様の贈り物〜
大昔の事、森で大きなお祭りがありました。鳥も昆虫も含めた森の全ての動物たちが集まりました。とても楽しいお祭りで、みんなみんな幸せでした。
カシューの種は近くにいたので、その騒ぎに気が付きました。
当時、種はまだ果物の中にありました。
「外の騒ぎは何だろう?」と、中にいる種は思いました。
「ああ、もしこの暗い部屋から出られたらなあ…」
外では賑やかなお祭りは続いています。
何が起きているのか知りたい種は外に出る事を願い、祈り続けました。
「この暗いところから出られたらいいのになあ…」
すると、そこへ妖精がたまたま通りかかりました。彼女もお祭りに参加する為に、森へ行く途中だったのです。
彼女が休憩をしていると、悲しそうな声が聞こえてきました。そう、種の声です。
「ああ、情け深い妖精様、私をここから出してください。どうか私を出してください!」
種は一生懸命頼みました。
妖精はかわいそうに思い、彼女の繊細な指でやさしく触ると、種は一瞬のうちに外側に出ていました。
妖精に感謝を述べてから、種は言いました。
「ああ、世界はこんなに美しいところだったんだ。」
そして周りをもう一度見回して言いました。
「美しい妖精様。私はこの外側の素晴らしい世界に住みたいのです。どうか、私を二度と暗い今までの生活に戻さないでください。」
妖精はかわいそうに思い、もう一度願いを聞きいてあげる事にしました。何と種は幸せな事でしょう。妖精と種はお祭りを楽しみました。
しかし、お祭りが終わると森にはまた大へんな静けさが戻りました。
だんだんと、動物たちはそれぞれの家に帰り、鳥や昆虫は休みました。
しばらくすると、曇った空が暗さを帯びてきました。強い風が吹き、土砂降りの雨になりました。雷まで鳴っています。
種はだんだん怖くなってきました。冷たく暗い夜になり、とうとう種は我慢できなくなってしまいました。
種はまた妖精を呼びました。
「ああ、情け深い妖精様!」
種は泣きながら頼みました。
「どうぞ私の願いを聞いてください。私の部屋に返してください。外はとっても恐ろしいのです。」
しかし、妖精の声は聞こえません。辺りを見回しても妖精は見当たりません。妖精は消えてしまったのです。
しばらくすると、突風と共に妖精が現れて、泣いている種に言いました。
「私はあなたを部屋には戻しません。私はあなたに教えたいのです。あなたの持っているもので満足しなさい。神様があなたにくださるものは、何でも感謝しなさい。」
言い終わると妖精は種を残して去って行きました。
その時から、カシューの種は果物の外側に残っているのです。
戦後70年と言われながら、まだまだ世界中では紛争や抗争が絶えません。災害や公害もあります。
世界の平和と安寧を祈念して作ったデザートです。
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