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【真相検証】フェルゼンとマリー・アントワネットの出会い

Akiko Nishimoto lit.link(リットリンク)

みなさん、こんにちは!

一昨日、YouTube『ベルサイユのばらを旅する』シリーズのPart7をアップしました!

過去のベルばら関連のYouTubeも含めて、ご覧になって頂けると嬉しいです。

さて、YouTube『ベルサイユのばらを旅する』シリーズも、自分が思っていた以上に回を重ねることになり、どの回(Part)のYouTube動画で話したのか、定かではないのですが💦、フェルゼンとマリー・アントワネットが初めて出会ったのは、1774年1月30日のオペラ座での仮面舞踏会ではなかった可能性がある、ことを話しました。

今回は、それについてもう少しだけ詳しく書いてみたいと思います。

原作のベルばらでは、フェルゼンとマリー・アントワネットの出会いは、1774年1月30日のオペラ座での仮面舞踏会です↓

でも、それは違うようで、YouTubeでも紹介していますが、それには次の2点の理由があります。

1点目:ベルサイユ宮殿の公式HPには、2人が初めて出会ったのは、1774年ベルサイユ宮殿内にあるロイヤル・オペラ・ハウスの仮面舞踏会だ、という記載がある。

このHPを見る限り、パリのオペラ座で出会ったのではなさそうです。

2点目:私がYouTubeで何度か紹介した本『マリー・アントワネットの暗号』によると、2人が初めて出会ったのは、1773年11月19日のベルサイユ宮殿だという。

『マリー・アントワネットの暗号』より

この本によると、原作やベルサイユ宮殿の公式HPよりも1年早く(1774年ではなく1773年)2人は会っている!!ということになります。

そして、この本によると、その後も(1774年1月30日まで)フェルゼンはちょくちょくアントワネット主催の舞踏会に顔を出しています。

以上の結果から、2人が初めて会ったのは、1773年11月~1774年初めにかけてのどこかの日だったんじゃないかと思います。

私は、個人的に『マリー・アントワネットの暗号』に記載されている日付が正しいような気がしているんですが・・・。

そして!私、あることにふと気づいたんです。

原作で描かれている1774年1月30日のオペラ座での仮面舞踏会は、2人が初めて出会った日ではなく、2人が初めて会話を交わした日なのではないかと!!

私、この考えについてはほとんど確信に近い程、そうなんじゃないかと思っています。

2人が初めて出会った日(1773年それとも1774年?)と場所(パリのオペラ座、それともベルサイユ宮殿?)は、今まで私が読んだ本や資料では、今の段階で確信が持てる答えは出せないのですが、2人が初めて言葉を交わしたのは、1774年1月30日のオペラ座での仮面舞踏会だったのでは、と推察しています。

そして、ベルばらファンの皆さんをはじめ、以下のことが気になったことはありませんか?

フェルゼンは、マリー・アントワネットと出会って以来、彼女が処刑されるまでの約20年間の間で、いつ彼女を好きになったのか?

原作では、1774年1月30日のオペラ座での仮面舞踏会で出会ってから、フェルゼンはマリー・アントワネット一筋ですが、史実ではどうだったのか?

私は個人的に、2人の距離が近くなったのは、フェルゼンがアメリカ独立戦争から帰ってきてから、そして相思相愛になったのはフランス革命が始まる頃だった(王室が危なくなってきた時から)のではないかと推察しています。

そして、マリー・アントワネットのほうが最初フェルゼンのことを好きになり、フェルゼンはその後、彼女を愛するようになったのでは⁉と、いろんな本を読んで思うようになりました。

また、この2人の関係も記事に出来れば、次回以降に書きたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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