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富山県在住。40代女性。共働きで小学生男子2人の子育て中。 好きなこと:日本の伝統文化…

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富山県在住。40代女性。共働きで小学生男子2人の子育て中。 好きなこと:日本の伝統文化(茶道・香道をお稽古中) 心を整えるツールとして、茶道を広めていくべく模索中です。

記事一覧

<日本人として生きる>

第三十四候【桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)】  7/22〜7/27頃   二十四節気の『大暑』は、一年で最も暑さが厳しく感じられる頃です。 年々、気温が上昇している…

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1日前

<限られた時間を楽しむ>

第三十三候【鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)】  7/17〜7/21頃   七十二候は『小暑』の末候、「鷹乃学習」に入っています。 5〜6月に孵化した鷹のヒナが、巣立ち…

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6日前
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<限られた時間を生きる>

第三十二候【蓮始華(はすはじめてひらく)】  7/12〜7/16頃   七十二候は『小暑』の次候、「蓮始華」に変わりました。 ハスの花が開き始める頃です。 ハスは、薄明かり…

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13日前
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<ことば集め>

第三十一候【温風至(あつかぜいたる)】  7/7〜7/11頃   二十四節気は『夏至』から『小暑』に変わりました。 梅雨も終わりを告げ、本格的な暑さが始まる頃です。 『小…

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2週間前
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<のこり半分>

第三十候【半夏生(はんげしょうず)】  7/1〜7/6頃    季節は『夏至』の末候に入りました。「半夏」が生えはじめる頃です。 「半夏」は、あまり馴染みのない植物です…

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3週間前
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<いずれあやめか杜若>

第二十九候【菖蒲華(あやめはなさく)】 『夏至』の次候 6/26〜6/30頃   菖蒲は「あやめ」とも「しょうぶ」とも読むことができますが、いずれのことでしょうか? 姿かた…

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3週間前
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<マイノリティとマジョリティ>

第二十八候【乃東枯(なつかれくさかるる)】 『夏至』の初候 6/21〜6/25頃 二十四節気は夏至に入りました。 「夏に至る」という通り、暑さは日に日に増していきますが、…

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1か月前

<いいあんばい>

第二十七候【梅子黄(うめのみきばむ)】 『芒種』の末候 6/16〜6/20頃 青々と大きく実った梅の実が、黄色く色づき始める頃になりました。 梅は、古くから日本人にとって…

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1か月前
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〈知るって大切〉

第二十六候【腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)】 『芒種』の次候 6/10〜6/15頃 腐ったように湿った草から、成虫となった蛍が淡い光を放ちながら飛び交う様子を表…

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1か月前
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<Let's challenge!!>

第二十五候【蟷螂生(かまきりしょうず)】 『芒種』の初候 6/5〜6/9頃 二十四節気は『小満』から『芒種』に移り変わりました。 「芒(のぎ)」は、麦や稲などイネ科植物の…

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1か月前
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<“あなたのため”?>

第二十四候【麦秋至(むぎのときいたる)】 『小満』の末候 5/31〜6/4頃 初冬に蒔かれた麦が小麦色に熟す頃になりました。 麦が収穫期を迎えたこの時期を「麦の秋・麦秋(…

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1か月前
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<変化する>

第二十三候【紅花栄(べにばなさかう)】 『小満』の次候 5/26〜5/30頃 “紅花が一面に咲く頃“という言葉です。 紅花は、花からは染料、種からは紅花油、花を乾燥させ…

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1か月前
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<歴史の中に>

第二十二候【蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)】 『小満』の初候 5/20〜5/25頃 二十四節気は、立夏から小満へと移り変わりました。 立夏から始まった夏が、さらに夏…

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2か月前
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<今しかない!>

第二十一候【竹笋生(たけのこしょうず)】 『立夏』の末候 5/15〜5/20頃 「竹笋生」は、筍が顔を出す頃ということですが、 もう筍の時期は終わりでは??? と思いませ…

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2か月前
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第二十候【蚯蚓出(みみずいずる)】

『立夏』の次候 5/10〜5/14頃 冬眠していたミミズが地上に現れ始める頃です。 ミミズには目がなく、光を感知して暗がりに進む性質があります。 そのことから「目見えず」…

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2か月前
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第十九候【蛙始鳴(かわずはじめてなく)】

『立夏』の初候 5/5〜5/9頃 季節は、二十四節気の『立夏』に入りました。 今日は『立夏』の名の通り、全国で真夏日になりました。 『立夏』は春分と夏至のちょうど中間…

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2か月前
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<日本人として生きる>

<日本人として生きる>

第三十四候【桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)】  7/22〜7/27頃
 
二十四節気の『大暑』は、一年で最も暑さが厳しく感じられる頃です。
年々、気温が上昇している近年。
できる対策をしっかりとして、体調管理に努めていきたいですね。

七十二候は『大暑』の初候、「桐始結花」に入っています。
5月ごろに薄紫色の花を咲かせた桐は、盛夏をを迎える今頃に卵型の実を結びます。
それと同時に翌年のための

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<限られた時間を楽しむ>

<限られた時間を楽しむ>

第三十三候【鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)】  7/17〜7/21頃
 
七十二候は『小暑』の末候、「鷹乃学習」に入っています。
5〜6月に孵化した鷹のヒナが、巣立ちの準備をする頃です。
飛び方だけではなく、狩りの方法も覚え、独り立ちに備えます。
群れることなく、単独で狩りをして獲物を捕らえて生きていく鷹。
親の元を離れたら二度と会うことはありません。
鷹が親子で空を舞うのは、飛び方や狩りの

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<限られた時間を生きる>

<限られた時間を生きる>

第三十二候【蓮始華(はすはじめてひらく)】  7/12〜7/16頃
 
七十二候は『小暑』の次候、「蓮始華」に変わりました。
ハスの花が開き始める頃です。
ハスは、薄明かりの早朝から花が開き始め、昼過ぎには閉じてしまいます。
これを3〜4日間繰り返し、4日目頃には開いた花びらが1枚ずつ散っていき、昼にはすべて散ってしまいます。

「ハスは泥より出て泥に染まらず」とも言われるように、清らかな花は「天

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<ことば集め>

<ことば集め>

第三十一候【温風至(あつかぜいたる)】  7/7〜7/11頃
 
二十四節気は『夏至』から『小暑』に変わりました。
梅雨も終わりを告げ、本格的な暑さが始まる頃です。
『小暑』と次の『大暑』を合わせたおよそ1ヶ月を、1年で一番暑い期間として「暑中」と呼びます。
暑中お見舞いを送る時期ですね。

七十二候の方は、「温風至」。熱い風が吹く頃になりました。
「温風」は、梅雨明けの頃に吹く南風のことです。

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<のこり半分>

<のこり半分>

第三十候【半夏生(はんげしょうず)】  7/1〜7/6頃
 
 季節は『夏至』の末候に入りました。「半夏」が生えはじめる頃です。
「半夏」は、あまり馴染みのない植物ですが、サトイモ科のカラスビシャクという薬草です。
これとは別に「半夏生(ハンゲショウ)」という植物もあります。葉の半分が白く染まる特徴があることから「半化粧」とも書きます。
農家では、この日までに田植えを済ませる目安の日とされています

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<いずれあやめか杜若>

<いずれあやめか杜若>

第二十九候【菖蒲華(あやめはなさく)】
『夏至』の次候 6/26〜6/30頃
 
菖蒲は「あやめ」とも「しょうぶ」とも読むことができますが、いずれのことでしょうか?
姿かたちが非常に似ていて見分けがつきにくいアヤメ、カキツバタ、ハナショウブの3種ですが、それぞれ次のような特徴があります。
◉アヤメ…5月上旬に咲き始める
     水はけの良い草地に生える
     花弁のつけ根に、網目模様がある

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<マイノリティとマジョリティ>

<マイノリティとマジョリティ>

第二十八候【乃東枯(なつかれくさかるる)】
『夏至』の初候 6/21〜6/25頃

二十四節気は夏至に入りました。
「夏に至る」という通り、暑さは日に日に増していきますが、日照時間は冬に向かって少しずつ短くなっていきます。

七十二候のほうは、「乃東枯(なつかれくさかるる)」の5日間です。
「乃東(だいとう)」は、冬至に芽を出して夏至に枯れるウツボグサのことです。
ウツボグサは、日当たりの良い山野

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<いいあんばい>

<いいあんばい>

第二十七候【梅子黄(うめのみきばむ)】
『芒種』の末候 6/16〜6/20頃

青々と大きく実った梅の実が、黄色く色づき始める頃になりました。
梅は、古くから日本人にとって身近な植物です。花よりも実が万病に効くとされて、奈良時代に薬用植物として中国から伝わったと言われています。
“梅の実が熟す頃の雨”ということから「梅雨」と言われるようになったとも…
今年は、もう少しで梅雨入りでしょうか。

とこ

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〈知るって大切〉

〈知るって大切〉

第二十六候【腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)】
『芒種』の次候 6/10〜6/15頃

腐ったように湿った草から、成虫となった蛍が淡い光を放ちながら飛び交う様子を表しています。
古くは、暑さに蒸れて腐った草や竹の根が蛍になると信じられていたそうです。

きれいな水と漆黒の闇がなければ生きられない、繊細なホタル。
1年近くを幼虫として過ごし、成虫として生きられるのは、わずか1〜2週間です。

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<Let's challenge!!>

<Let's challenge!!>

第二十五候【蟷螂生(かまきりしょうず)】
『芒種』の初候 6/5〜6/9頃

二十四節気は『小満』から『芒種』に移り変わりました。
「芒(のぎ)」は、麦や稲などイネ科植物の穂先にある針のような毛のことです。
『芒種』の時季は、この“芒”のある植物の種を蒔いたり、麦の刈入れや田植えを行う目安とされています。

七十二候のほうは「蟷螂生」に入りました。
秋に産みつけられた卵から、カマキリが生まれる頃で

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<“あなたのため”?>

<“あなたのため”?>

第二十四候【麦秋至(むぎのときいたる)】
『小満』の末候 5/31〜6/4頃

初冬に蒔かれた麦が小麦色に熟す頃になりました。
麦が収穫期を迎えたこの時期を「麦の秋・麦秋(ばくしゅう)」と言い、旧暦の4月の異名になっています。
これは、麦がたわわに実り、麦にとっての“収穫の秋”であることからの名付けられたようです。

麦は世界で最も収穫量の多い穀物です。
日本では弥生時代中期には、米の水田耕作とと

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<変化する>

<変化する>

第二十三候【紅花栄(べにばなさかう)】
『小満』の次候 5/26〜5/30頃

“紅花が一面に咲く頃“という言葉です。

紅花は、花からは染料、種からは紅花油、花を乾燥させると漢方薬ができます。
古代エジプトの時代から染料として使われていました。
日本では、奈良時代から栽培されており、身分が高い人の服を染める染料や、宮廷に仕える女性の化粧紅として使われました。
かつて日本でも盛んに栽培されいた紅花

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<歴史の中に>

<歴史の中に>

第二十二候【蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)】

『小満』の初候 5/20〜5/25頃

二十四節気は、立夏から小満へと移り変わりました。
立夏から始まった夏が、さらに夏らしくなってくるのが小満のころ。
本格的な梅雨を目前にして、先走るようにぐずつく天候が続く「梅雨の走り」がみられる頃でもあります。
梅雨対策も頭に入れておきたいですね。

七十二候の方は、「蚕起食桑」に入りました。
旧暦の4月は

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<今しかない!>

<今しかない!>

第二十一候【竹笋生(たけのこしょうず)】

『立夏』の末候 5/15〜5/20頃

「竹笋生」は、筍が顔を出す頃ということですが、
もう筍の時期は終わりでは???
と思いませんでしたか?
私たちがよく知っている筍は、中国原産の孟宗竹で、3月〜4月に出回ります。
一方、日本原産の真竹は、5月〜6月に旬を迎えます。
このことから、「竹笋生」は、真竹のことを指していると考えられます。

竹冠に旬という漢

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第二十候【蚯蚓出(みみずいずる)】

第二十候【蚯蚓出(みみずいずる)】

『立夏』の次候 5/10〜5/14頃

冬眠していたミミズが地上に現れ始める頃です。
ミミズには目がなく、光を感知して暗がりに進む性質があります。
そのことから「目見えず」→「みみず」になったと言われています。

ミミズが掘ったトンネルは、植物の成長に大切な空気や水の通り道になります。
そして、ミミズは落ち葉などの有機物を食べて、土の中に窒素やリンを含む栄養豊富なフンをします。これは、畑に肥料を撒

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第十九候【蛙始鳴(かわずはじめてなく)】

第十九候【蛙始鳴(かわずはじめてなく)】

『立夏』の初候 5/5〜5/9頃

季節は、二十四節気の『立夏』に入りました。
今日は『立夏』の名の通り、全国で真夏日になりました。

『立夏』は春分と夏至のちょうど中間にあたり、この日から立秋の前日までが夏季となります。
陽の光が1年で最も強く、「光の夏」とも呼ばれます。
「気温もさほど高くなく、一年で最も爽やかな季節」とれていますが、近年はこの頃から熱中症予防が盛んに呼びかけられるようになりま

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