見出し画像

<日本人として生きる>

第三十四候【桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)】  7/22〜7/27頃
 
二十四節気の『大暑』は、一年で最も暑さが厳しく感じられる頃です。
年々、気温が上昇している近年。
できる対策をしっかりとして、体調管理に努めていきたいですね。

七十二候は『大暑』の初候、「桐始結花」に入っています。
5月ごろに薄紫色の花を咲かせた桐は、盛夏をを迎える今頃に卵型の実を結びます。
それと同時に翌年のための蕾もつけ始めます。
「結花」というのは、ここからきているのかも知れません。
桐は成長スピードが早く、15年〜20年で木材として使用できる状態になります。
10メートル以上と高い木の上に花が咲くため、私たちが目にする機会はあまりありません。
古来より高貴な木とされ、天皇家や日本政府の紋章や500円硬貨の意匠にも取り入れられています。

七十二候について調べると、改めて日本の四季の移り変わりと、その変化を具に感じ取ってきた日本人の感性の豊かさに気付かされます。
日本人として生まれたのだから、日本の素晴らしいところをもっと知って、日本人であることに誇りを持って生きていきたいなと思います。

今日は、土用の丑の日。
美味しいもの食べて、暑い夏を乗り切りましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?