マイナス感情処理!お手本にすべきは子ども!
過去のエピソードをうじうじと悩んでしまう事、ないでしょうか?
現在、保育園のコミュニケーション改善、チームビルドに携わらせてもらっているなかで、園の子どもに触れる機会があり、
過去のエピソードをうじうじと悩まずに、
とてもキレイに感情処理をしたケースを見させてもらって、
私にはかなり衝撃的!!なものだったので、シェアさせていただきます。
内容としては・・・・
Aちゃんがとても気に入って遊んでいたおもちゃが壊れてしまい
壊れた箇所に突起があったため
ケガにつながる可能性が高いので、私がおもちゃを受け取りました。
Aちゃんはとにかく奇声を上げてギャンギャン泣いて、
遊ぶことができずに悲しい気持ち
満足できない気持ちを、身体全体を使って
で表現していました。
『遊びたかったね、残念だね』と私が背中や手足をさすって
5分くらい経った頃。。。
フッと、次の楽しみにスイッチ!
(!?!?!?)
今まで泣いていたのが嘘かのように、
今度はボールを集めはじめました。
脳科学の点からは、内的な変化としてとても細かい動きがあったのだろうと
推測しますが、専門ではないので書きませんが、
とにかく、“悲しい気持ち”、“満足できない気持ち”、“残念な気持ち”を受け止め、悲しむだけ悲しみ、次の“ボール遊び”という興味がある方向に移行していったという流れがとてもきれいだった為に、
私は感動を覚えてしまった!
大人の私たちにも、悲しい・残念なこと・満足できない出来事は
周囲で起こっていて、
Aちゃんの様に “泣く”“奇声を発する”というような行動を
取らないで済むことが多く、過ぎ去っていることが多いでしょう。
“悲しい気持ち”、“満足できない気持ち”、“残念な気持ち”を
感じたのち、
『他の楽しみや可能性がある』と過去の経験から予測したり、
感情処理をサッと終わらせ、思考をすることで
さらなる意欲や可能性がある方向に内的エネルギーの舵を切るという力を
経験や、知識を通して、備えてきているためです。
とはいえ、過去をうじうじと悩んでしまう!?
いっぽうで、過去の出来事に囚われて、うじうじと悩んでしまう事、
ないでしょうか?
マイナス感情の処理が上手いというよりも、
マイナス感情を感じないように抑え込んで、
『しょうがない』『こんなものだ』と感情処理をせずに、
すぐに思考をし、その後もなし崩し的に、
日々の生活に戻っていってしまう。
喜怒哀楽に優劣はない!にもかかわらず、マイナス感情を嫌って、
感じないように、すぐに“大人な対応” “社会性” “べき論”の方向性で
物事を評価し、マイナス感情をなかったことにする。
そしてマイナス感情を感じるだろう無意識的に予測が出来る機会を
ことごとく嫌い、怖がり、避けて、その感情を感じないようにする。
感じそうな時は、行動を起こさない。
その感情を感じるような機会があったら、他者や周囲のせいにし、
自分の感情処理のへたくそさに目を向けることはなく、
ずっと感情処理ができないまま過ごしていく。
そうすると、過去はずっと過去のまま。
乗り越えられないまま、例えば
・仕事で意欲を失う
・復職の目途を立てられない
・苦手な人間関係を避ける
・引きこもる
・今の現状に満足できず、より良い外の世界を追い求める
など。
そういった悩みを抱え続けることになってしまいます。
意識的にも、無意識的にも。
感情処理は、とても大切な技術のひとつ。
興味があれば、体験お待ちしています。お申し込みは以下から。
https://eymentallab.com/motasala/
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