湯浅 亜木

カサネル合同会社(東京と地域を繋ぐ)/ソトイク・プロジェクト(育児者支援) 東京都出身…

湯浅 亜木

カサネル合同会社(東京と地域を繋ぐ)/ソトイク・プロジェクト(育児者支援) 東京都出身、長野県塩尻市在住。銀座OLから突如縁もゆかりもなかった地方移住をした私が日々の思いつきや偏愛、思考などを毎週書き留めています。書いていきそうなテーマ:地方移住・子育て・自営業・偏愛・趣味など

マガジン

  • アート鑑賞入門ー感覚を言語化する実践型トレーニング

    従来の価値観が大きく変わり”正解”のない時代、アートを通じた「感覚を言語化」する能力の重要性が増している。感性やフィーリングなんてふわっとしたものではなく、きちんとトレーニングすれば身につく応用力のある力はビジネスにもプライベートにも生きるはず。 このマガジンでは、東京藝術大学を卒業し一般企業でのビジネスマンを経由して、地方独立した湯浅が、『Description』という手法を使用した実践的なアート鑑賞の仕方やアートに対して思うこと、ビジネスへのアート思考の活かし方などを書いていきます。

  • 商業施設オタクのフードマーケット見聞録

    デパ地下・スーパー・コンビニ・飲食店などフードマーケット情報を深掘りし、世の中の変化や流行を独断と偏見で切り取る記事をまとめています。

  • 夫婦で長野に移住した話

    結婚と同時に血縁のない長野県塩尻市に移住した、東京出身の私たちの暮らしのリアルです。

最近の記事

【育児・家事】イライラが止まらない自分を俯瞰したら少し心が落ち着いた話

毎日毎日、イライラが止まりません。本当に本当に些細なことで、震えるほどイライラしてしまう。過ぎ去ったことを思い出してまたイライラ。そのイライラを旦那さんにぶつけて、その事にまたイライラ。頭では、イライラしたってしょうがないし、そんな瑣末な事に気を取られている方が時間の無駄、とわかってはいるものの、どうにもこうにも止まらない。 これって私だけ?いや、きっとみんなもそうだ!ちょっと一旦落ち着いてイライラに振り回されず自分を見つめ直してみよう。何か少しは解決の糸口があるかもしれない

    • 【アート鑑賞入門】「アートは”感じたまま”に楽しめばいい。」の嘘 #8

      毎週投稿といいながら、2週間近くインフルエンザでダウンしてしまい先週投稿できませんでした…。みなさま健康第一で…。 久しぶりの投稿は節々の痛みに耐えながら考えていたこと、ちょっとアートの話でもしようと思います。(今”アート鑑賞入門講座”を作りたいと考えていて、その一部でもあります。) 実践的でない美術教育 小学校・中学・高校と図画工作や美術という科目として私たちは結構長い間美術の授業を受けていますが、それでも「私アートとかよくわからないから〜」という日本人はめちゃめちゃ多

      • 【子育て・趣味】テレビゲームは悪なのか?ーFinal Fantasy Ⅶ が私に教えてくれたこと #7

        子育て、とくに小学生以降のお子さんを持つ方にとって、「ゲーム」は「YOUTUBE」とならぶ2大巨塔となっていることかと思います。特に自分自身がゲームをしないお父さんお母さんなら尚更「無駄な時間を過ごして…」と訝しく思われることでしょう。しかし、ゲームにもいいところはあって、むしろ子供にとっていい影響があることだってあるんじゃないか。今回はそんな話。 私はゲームが好きです。 私はテレビゲームが好きです。初めてスーパーファミコンの《スーパードンキコング》を買ってもらったのが小

        • 【2024バレンタインデー】商業施設オタクが感じた最近のスイーツトレンド: #6

          本日、2024年2月15日、昨日はバレンタインデーでしたね。バレンタインデーといえば、クリスマス・年末年始に続く下期最大の大商戦。10年以上フードマーケットの最前で仕事をしてきた自称”商業施設オタク”の私が、今年のバレンタインデーの売り場を見ていて気になったことをつらつら書きますよ。数年サボっていたので、超最新という感じでは無いので悪しからず。 ▼過去のフードマッケット系の記事はこちらのマガジンに▼ そもそもバレンタイン商戦とは。 日本でのバレンタイン自体は一説には19

        【育児・家事】イライラが止まらない自分を俯瞰したら少し心が落ち着いた話

        • 【アート鑑賞入門】「アートは”感じたまま”に楽しめばいい。」の嘘 #8

        • 【子育て・趣味】テレビゲームは悪なのか?ーFinal Fantasy Ⅶ が私に教えてくれたこと #7

        • 【2024バレンタインデー】商業施設オタクが感じた最近のスイーツトレンド: #6

        マガジン

        • アート鑑賞入門ー感覚を言語化する実践型トレーニング
          1本
        • 商業施設オタクのフードマーケット見聞録
          6本
        • 夫婦で長野に移住した話
          10本

        記事

          【移住】知らなかった冬の常識TOP5 #5

          昨日今日(2024年2月5日、6日)、関東甲信越では大雪警報が出まして、都内でもかなりの積雪になったそうで…みなさん大変でしたね。私の移住先の塩尻市でも20cmほどの積雪になりました。4年前に移住して、ここまでの雪は初めてでした。 東北や北陸ほどではないものの、移住当初は信州の冬に結構驚くことが多々ありました。タイムリーなので、東京からの移住者である私が感じた”冬の常識”をお伝えします。これから雪の降る地域への移住を検討されている方の、初めての冬を迎える方のご参考になれば!

          【移住】知らなかった冬の常識TOP5 #5

          【移住・子育て】文化的体験の地域格差について #4

          先日、LOCAL NIGHT NIPPON(日本の地域を楽しく語るポッドキャスト番組)に出演した際に、こんなコメントをいただきました。 わかる〜!!実は私も東京で美術館やギャラリーなどに子供の頃からよく連れて行ってもらっており、そんな影響もあり大学は東京芸術大学で美術史を専攻し、当時は毎日美術館かギャラリーに足を運んでいました。実は美術教育、特に鑑賞教育と呼ばれる分野を勉強していたりしたこともあり、子供ができたらたくさん美術館に連れて行ってあげたいな、演劇やコンサートなどに

          【移住・子育て】文化的体験の地域格差について #4

          平等院鳳凰堂とディズニーランドはほぼ同じと言って差し支えない①【私の偏愛】#3

          学生時代にハマって研究していた”平等院鳳凰堂”。かつて年パスを購入し毎週で通っていた”ディズニーランド”。平安時代の寺院と現代のテーマパーク。どちらも私が好きな場所。どちらも私にとってはほぼ同じなの、という話。 とにかく平等院鳳凰堂がヤバいんだ、 10円玉の裏側、修学旅行の定番、京都宇治平等院。かつて私が芸大の2年生だったころに大ハマりした推し寺である。恐れ多くも、芸大の教授陣を前に世界遺産平等院鳳凰堂を背に、自らの平等院への想いをつらつらと述べたくらいだから若いって怖い

          平等院鳳凰堂とディズニーランドはほぼ同じと言って差し支えない①【私の偏愛】#3

          【子育て】子育てにYouTubeは悪なのか?をYouTubeを見続ける息子を、見続けて考えた#2

          子育てにつきまとう『YouTube問題』。 ずっと動画を見せているのは悪影響?いや、むしろ集中力がついて良い?動画を見せることで親が楽になるならOK?動画に子守りをさせるのは育児放棄?まぁいろいろいわれますが… YouTubeを観る我が息子を観察しつつ、子育てへの向き合い方について考えたことがあったのでシェアします。 ”なんとなく悪そう”で避けてきたYouTube 前提として…我が家にはテレビがなく、リビングにある2台のモニターでYouTubeを見ています。私たち夫婦も自

          【子育て】子育てにYouTubeは悪なのか?をYouTubeを見続ける息子を、見続けて考えた#2

          移住家族の憂鬱_防災への備え編 #1

          ”地方移住”。みんな良い話、ばっかりじゃない?実際、困ることとか、大変なこと、絶対あるでしょ?? はい、あります。 というのが今週のおはなし。 基本的には幸せだけど… コロナ禍も経て都市での暮らしから地方での新しいライフスタイルに挑戦したい、そんな方も増えてきたように思います。私たち家族も4年前に東京から長野県塩尻市に移住して楽しく暮らしています。(移住までの経緯は過去投稿に載せていますので気になる方はどうぞ)基本的には、本当に幸せに、充実した日々を過ごしています。そう、

          移住家族の憂鬱_防災への備え編 #1

          地域に根を張って暮らす働く【2023年今年の漢字一字】

          新年明けましておめでとうございます。 毎年年始に前年の日々を漢字一字で振り返り、新年の抱負を語る今年の漢字一字。今年も乱筆にて失礼いたします。 2023年の漢字は「組」 2023年を振り返るにうっかり「忙」を選んでしまいそうなほど、日々時間に追われ、とにかく1日1日、1分1秒も余裕がない日々でした。ただ自信を持って言えるのは、「やりたいことしかやらなかった」ということです。仕事も活動もやりたくないことは本当に一切やらなかったし、関わりたくない人とは本当に一切接しなかった。

          地域に根を張って暮らす働く【2023年今年の漢字一字】

          肩書きはもういらない。”わたしたち”として生きていく。【2022年漢字一字】

          遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。  毎年一年を振り返る漢字一字を選び、つらつら語っています。今年は子供が産まれて初めての1年でした。年末年始は去る年を振り返る余裕もなく慌ただしく過ごしていました。三が日も明けようやく落ち着きを取り戻し、子供が生まれて初の”お休み”をいただいて、東京で一人時間を満喫しながらテキストを書いています。 2022年の漢字は“初”  2022年、これほどまでに“初めて”という言葉を発した年はなかったように思います。「今日初めて

          肩書きはもういらない。”わたしたち”として生きていく。【2022年漢字一字】

          GARDEN-blooming in the soul

          2022年1月7日、吉祥寺スターパインズカフェで開催された、Yuuko Kader主催のベリーダンスショーの個人的な感想です。 (Yuuko Kader先生は私のベリーダンスの先生であり、本文で紹介しているDeskko!のみなさんは大切なチームメイトです!) 魂に咲いた花。  総勢37組のベリーダンサーが集まった壮大なハフラ。ショータイトルの通り37輪の花が咲き乱れるようで、まさに“百花繚乱”といった華やかさのあるショーでした。花たちは全てが自由で自信に満ちていて、その魂

          GARDEN-blooming in the soul

          子連れフリーランスが地域でHAPPYに生きる術【2021年漢字一字】

          新年、明けましておめでとうございます。 「昨年の振り返りを漢字一字で振り返りながら新年の抱負を語る」という文章を毎年書いて、今年で12年となりました。東京出身で2年前に縁もゆかりもない長野県塩尻市に移住した私たち夫婦。2020年は独立・結婚・移住・開業と怒涛の一年を過ごし、2021年は「少し腰を据えて…」なんて思ったのも束の間、年明け早々の妊娠発覚からの出産、育児のスタート。さらには、会社の創立もあり、引き続きの怒涛の一年となりました。  そんな私の今年の漢字一字は「共」

          子連れフリーランスが地域でHAPPYに生きる術【2021年漢字一字】

          ラフマル配信後記#101:岩本 淳兵さん

           地域と東京を繋ぐライブ配信番組『ラフに〇〇語らせて(通称ラフマル)』配信後記をお届けします。 ▼YOUTUBE LIVEはこちら▼ ▼facebook liveはこちら▼  今回のゲストは、株式会社カントリーワークス代表で「TENAR(テナール)」というモバイルハウスを使った宿泊事業を展開している岩本淳兵さん(通称“JP”)がゲスト。「ホテル×アウトドア」という新たな宿泊体験を生み出す「TENAR(テナール)」で、人材を募集しているそうです。「TENAR(テナール)」

          ラフマル配信後記#101:岩本 淳兵さん

          ラフマル配信後記#100:吉澤悠花さん

           地域と東京を繋ぐライブ配信番組『ラフに〇〇語らせて(通称ラフマル)』配信後記をお届けします。 ▼YOUTUBE LIVEはこちら▼ ▼facebook liveはこちら▼ https://fb.watch/8G0J3-slmx/  第100回目のゲストは、東京の大学院で学びながら、長野県塩尻市でのインターンをしている吉澤 悠花さん(通称“おからちゃん”)がゲスト。自身を“居心地クリエイター”と語るおからちゃんが考える“居心地”って?地域での暮らしって? POINT

          ラフマル配信後記#100:吉澤悠花さん

          先生、誘発入院ってすぐに産まれるんじゃないんすか!?【出産レポ:その2】

           41週0日で誘発入院した私の出産レポ。まさか、2本に分けるつもりは微塵もなかったのですが、明らかな長期戦となってしまったので第二弾。 〜前回まで〜 気合十分で臨んだ誘発入院。1日2日くらいで産めると思っていたものの、陣痛促進剤が効かず、まさかの4日目を迎える。一向に進まない陣痛、窓のない陣痛室での軟禁生活に、精神崩壊寸前まで追い込まれる。 ・5日目 一旦休憩5:00 枕が岩のようだ。起きる。昨日買ってきてもらったナンプレを薄暗い中でやる。寝れないし、気づくと涙が出てきて

          先生、誘発入院ってすぐに産まれるんじゃないんすか!?【出産レポ:その2】