ラフマル配信後記#101:岩本 淳兵さん
地域と東京を繋ぐライブ配信番組『ラフに〇〇語らせて(通称ラフマル)』配信後記をお届けします。
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今回のゲストは、株式会社カントリーワークス代表で「TENAR(テナール)」というモバイルハウスを使った宿泊事業を展開している岩本淳兵さん(通称“JP”)がゲスト。「ホテル×アウトドア」という新たな宿泊体験を生み出す「TENAR(テナール)」で、人材を募集しているそうです。「TENAR(テナール)」を始めた経緯や想い、今後の展開を伺いました。
POINT① TENAR(テナール)ってどんな事業?
“環境負荷の少ない社会を作る”“田舎の付加価値向上”がテーマだという岩本さん。TENARはそんな課題解決にも繋がる“モバイルハウスを使った宿泊・販売事業”です。既存のリゾートホテルの空いた敷地に、専用キャビンを設置しホテルの一室としてアウトドアを楽しめる新しい宿泊の形。焚き火をしながらお酒を飲んだり、キャビンの中に設置されたプロジェクターでシアターを楽しんだり、窓から眺める自然の景色を楽しんだり、ホテルのトイレやお風呂、レストランなどは通常のホテル客と同様に利用ができるため安心してアウトドアを楽しめます。ホテル事業者にとってもイニシャルコストが少なく、新たなサービス・客室を提供できます。さらに岩本さんによれば、通常の建築などとは異なり土地に負荷をかけることなく設置ができるモバイルハウスは環境負荷も少ないそう。まさに三方よしの事業です。
POINT② “ドラえもん”から“モバイルハウス”へ 岩本さんのこれまで
岩本さんの人生の目標は、「生涯を通じて日本のCO2排出量を1%削減する」こと!その想いは中学生の頃から抱いていたそうで、きっかけはドラえもんの映画だったといいます(詳しくはアーカイブで!)。北海道での大学生時代は再生可能エネルギーに関心をもち、中でも風力発電に大きな可能性を感じたそうです。「地域風力発電会社を作りたい」という想いに端を発し、農家の人材不足、人材の住宅不足、空き家問題、など多くの地域課題に直面してきた岩本さんは、ひとつの課題解決の姿として“モバイルハウス”に到達しました。容易に移動可能なモバイルハウスは、空き家にならず、設置・解体が容易であることから、リデュース・リユース・リサイクルが可能な環境負荷の少ない仕組みといえます。“環境負荷の少ない社会を作る”という岩本さんのミッションが一貫して貫かれていることがうかがえます。
POINT③ TENAR(テナール)人材募集!
テナール事業は現在長野県内(白馬・安曇野・大町)三ヶ所のホテル事業者と連携していますが、県外からのオファーもくるようになり、将来的にはキャビン100台40フィールドまで拡大を目標としています。そこで!岩本さんとともに事業を育ててくれる事業マネージャーを募集しています!特に宿泊事業に関心があり、テナール利用者の顧客満足度を高める”こだわり”を発揮できる方を求めているそう。様々な観光地や宿泊施設に行く仕事なので、旅行好き、運転好きにはおすすめ。モバイルハウスを活用して持続可能な観光地をつくりたい方は、ぜひ下記のnoteの記事もご覧になってください。
地域には実に多くの課題が転がっており、ひとつの課題を解決しようとすれば芋づる式に課題が出てくるのが常です…。岩本さんのお話を伺っていると、そうした地域課題の多くは地球全体の環境問題にもつながっていると気がつきます。“環境負荷の少ない社会をつくる”というミッションのもとに多様な地域課題に向き合う岩本さんの言葉は、むしろ明るく、地域課題をマイナスとしてだけでなく、環境問題を解決するヒントのように捉えているようにも伺えました。岩本さんと一緒に未来をつくりたい!そんなふうに思われた方は、まずは問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
ご視聴・コメントいただいた皆様ありがとうございました!
(アシスタント 湯浅亜木)
▼過去に二拠点居住がらみの記事も書いています。こちらもご覧いただけたら嬉しいです。
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