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うれいのひとみ 〜解決の実〜
あるところに、一人の役者さんがいました。
彼はみめうるわしく、おしばいをする時はいつも主役でした。
彼のひとみは、まるで魔法の力をもっているようでした。
彼に見つめられると、たちどころに恋におちてしまうのです。
それは、女の人にかぎったことではありません。
男の人でさえ、とりこにしてしまうのでした。
彼の友だちの役者さんたちは、彼をうらやみまし
In Padisum 〜 イン パラディズム
物語をつづる若き友に捧ぐ
1.
ここしばらく、初夏の陽気が続いている。
湿度はまだ低い。
日中は急に暑くなったりするけど、夕方になると、風が渡って気持ちがいい。
私は近頃、この公園のベンチで過ごすのが好き。
林は木々が生い茂る、鳥のサンクチュアリだ。
おしゃべりな鳥たちが、さえずりを交わす。
『ききみみずきん』を持っていたら、何て言ってるのか、わかるかな。
ベンチの前には
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目の前に現れたのは、あの少年!?
「つつじの海」完結
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子どもが生まれ、楽しく過ごしていた。ある日、息子の匠が、メガネをかけることになった。
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さき子の心には、いつもあの少年がいる。
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ついに、夢であの少年と会えた!この気持ちは何?
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もう一度、あの少年に会いたいのにな。
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家族の呼ぶ声にほっとする。けれど、うしろを振り返ると、少年はもういなかった。
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さき子は、少年とつつじの茂みの陰で、空色の昆虫を見つける。