ぽえ@亀戸シーシャEighty

1986年1月生まれ。東京都亀戸でシーシャ(水タバコ)の楽しめるカフェを経営しています。

ぽえ@亀戸シーシャEighty

1986年1月生まれ。東京都亀戸でシーシャ(水タバコ)の楽しめるカフェを経営しています。

最近の記事

私の思考の弱いところ

だいぶ久しぶりの記事になってしまいました。 今回の記事は幼少期の記憶とそこから繋がる今の思考についてです。 別に1番じゃないくていい 私は子供の頃から「そこそこはいけるけど1番にはなれない人間」でした。 学力テスト、絵のコンクール、テニスのトーナメント…なんでも1番はとったことがありません。 でもクラスや学年で3番から7番ぐらいの、結構いいところにはいられるのです。 恐らくあと一歩の努力や、競争心が足りないのでは?と自分では分析しています。 私は一人っ子で、幼少期から

    • 亀戸のお店は失敗?

      先日Twitterの個人アカウントでもちらっと書いたのですが、もし私が「利益」「儲け」を重視していたなら、亀戸に今の店舗を設けたのは失敗だったでしょう。 儲けを求めるのなら、今のようにゆったりとした座席配置ではなくもう少し席を詰め込み、亀戸という下町ではなく都心や飲み屋街に出し、稼働率を上げた方が確実にいいです。 実際に今勢いよくチェーン展開しているお店は、人の多い街にソファもみっちり置いてお店をつくられています。 でもそうしなかった理由は、私のやりたかったこととは異な

      • 番外編「わたしの好きな味、香り」

        こんにちは、ご無沙汰しております、ぽえです。 今日は完全なる私の好みの味や香りの話の話です。 まず、皆様ご存知と思いますが私はTrifectaの「ラベンダーミント」というフレーバーが一番好きです。 実はこれには運命的な出会いがありました。 初めて吸ったシーシャミックスがラベンダーミント+ピーチだったのです。ほどなくしてお家シーシャも始めたのですが、知人に最初に貰ったフレーバーも、偶然ですがラベンダーミントでした。 ラベンダーミントは火加減で甘くすることも出来る、酸味を出す

        • いくつになっても遅いということはない

          突拍子もないタイトルを付けてしまいました。 久しぶりのnote更新です。 私自身が中度(重度なのでしょうか?)の精神疾患を寛解し30を過ぎ、シーシャと言う新たな趣味を見つけ、のめりこみやがてその業界のプレイヤーになり、仕舞いには開業しオーナー兼プレイヤーをしているという経歴を度々発信しているからなのでしょうか。 「年齢を気にしていましたがスタッフ募集への応募の決心がつきました」 「精神疾患の過去がありましたがシーシャ屋さんになりたいので頑張ります」 「同じ女性として開業へ

        私の思考の弱いところ

          番外編、結婚について

          ご存知の方がほとんどと思いますが、私は恋人であるハルに店長を任せ、一緒に働いています。 以前は一緒に暮らしていたこともあるし、現在ハルは私の自宅の裏に住んでいて、食事などは共にしています。 パートナーだと思っています。 でも結婚はしていません。 今日はなぜ結婚していないのかについて書きたいと思います。 実は以前には「結婚してないからちゃんとしていない」「カップルでお店に立っているのが気持ち悪い」と言われたり、SNSに陰口のように書かれたこともあります。 2点目は個人の

          番外編、結婚について

          病気からの復活、開業に向けての借金

          以前の記事でも書きましたが、私は20代の頃ひどい精神疾患(統合失調症)を抱えていました。 当然、仕事も就いて辞めての繰り返し。無職だった期間も非常に長くあります。 ではなぜ今こうして回復し、自分のお店を開き、今なんとか一年以上続けることが出来ているのか。 単純に、年齢を重ねて”病むエネルギー”が無くなってしまった説もあります。 本やネットでの知識なのですが、統合失調症は10歳代後半から20歳代の、活動エネルギーに満ち溢れている時期に発症して急性期になるパターンが多いそ

          病気からの復活、開業に向けての借金

          亀戸シーシャEightyの内装コンセプト

          亀戸シーシャEightyと言えば、ブルーの壁紙にブルーのソファ、そして額に飾られた絵が特徴的です。 私がなぜそのような内装コンセプトにしたのか。 「青」と言う色は心を落ち着ける作用があるそうですが、それは一番ではありません。 Eightyにいらしたお客様に、ちょっと特別だけどいつもの場所に帰ってきた!と思ってほしかったからです。 ちょっと特別な場所と言えば自分の家ではありません。しかしいつもの場所と言えば家です。つまり仲良しのお友達の部屋なのではないでしょうか。 そ

          亀戸シーシャEightyの内装コンセプト

          亀戸の物件に決めた理由

          物件を探し始めた当初は、実は亀戸という地は候補ではありませんでした。 当初は錦糸町、門前仲町あたりのエリアで探していたのです。 亀戸の地に馴染みがなかったわけではありません。 現在は無くなってしまいましたが、以前は亀戸駅の目の前には大きな布地屋さんがあり、裁縫の教師をしていた祖母と幼少の頃から度々買い物に亀戸には訪れていました。 でもなんとなく繁華街だから…一日の乗降者数が多いから…という理由で錦糸町や門前仲町がいいなと最初は思っていたのです。 物件を探す際、ネット

          亀戸の物件に決めた理由

          番外編「病気のこと」

          学生時代から30代の初め頃まで、私はひどい精神疾患でした。 極度の不安感を常に抱え、10代は自傷行為に走り、心から死にたいと思っていたのです。 病院では幻覚や幻聴と言った一般的によく知られる陽性症状はほぼないものの、統合失調症と診断され、医師に勧められ取得した障害者手帳は2級でした。 Twitterを日頃から読んでくださっている方は既にご存知と思いますが、自殺未遂で救急搬送される常習犯でもありました。 強い抗精神薬を300錠以上ウォッカと一緒に飲んだ時は数日意識が戻ら

          番外編「病気のこと」

          嫌煙ブームに水たばこを選ぶ理由

          前回の記事でも触れましたが、日本の喫煙率は年々低下しています。 これは日本に限らず、恐らく世界中でも同じでしょう。 しかしシーシャ(水タバコ)文化はどんどん発展していき、ブームも拡大していっているように思えます。 そこで私はなぜ人々がシーシャに惹かれるのか考えました。 「フレーバーの種類が多く、組み合わせが無限大であること」 「コミュニケーションツールであること」 「現代人の求める第三の場所として適していること」 この三点が大きいのではないでしょうか。 組み合

          嫌煙ブームに水たばこを選ぶ理由

          シーシャの香り

          健康志向が高まり、タバコを吸わない人も増えています。 平成元年には男性の喫煙率は半数の50%を超えていたのに対し、令和の今、男性の喫煙率は27%かそれを下回る程度だそうです。 私も、紙巻のタバコ(ライターで火をつけるタバコ)は吸いません。 母や友人が喫煙者であることから吸ったことはあるけれど、習慣として吸っていたことはありません。 なぜ吸わないのかというと香りが嫌いだから。 髪や服、口につく香りがとても苦手だからです。 しかし法律上は同じタバコの括りでありながら、

          起業にあたってしたこと~健康編~

          話は少し戻りまして、Mr.Shishaでお世話になっていた時のことです。 私は深夜(というか明け方)までシフトに入って、始発で帰り、次の日当時のオープン時間である14時、つまり清掃などの準備をするため13時出勤というシフトにもよく入っていました。 Mr.Shishaは港区赤坂にあり、当時の自宅は東京の外れである江戸川区でした。 限られた睡眠時間、それでも体調を崩すわけにはいきません。 この頃読んでいた開業の本などには「体力を作るため走りこんだ!」「ジムに通った!」など

          起業にあたってしたこと~健康編~

          起業にあたってしたこと~SNS編~

          思いついたら即行動、そんな人間でも「よしお店をやるぞ!」と決断してもすぐには始めませんでした。 まず私は正社員で当時働いていた美容クリニックを退職し、以前からお世話になっていたゆきおさんの開いたシーシャカフェでアルバイトをさせてもらうことしました。(赤坂にあるBar Mr.Shishaというお店です) 飲食業に携わるのは学生時代のアルバイト以来ですし、精神力体力ともに必要と言われるシーシャ業界で当時は経験がありませんでしたから、まずはやってみなくてはと思ったのです。 店

          起業にあたってしたこと~SNS編~

          なぜ私が起業したのか

          なぜ私がシーシャ(水たばこ)カフェを自分で始めることにしたのか。 まず第一に、人のもとで働くよりも自分でする仕事が向いていると思ったから。 0から100まで自分でやりたい、把握したい、そんなタイプの私が決められたシステムの中で働くのは非常につらいことでした。決められた自分の役割だけをこなしていればいいというのは、性に合わないのです。 過去には商業施設のインフォメーション、健康食品会社の広報、百貨店の販売員、キャバクラにガールズバー。 何度も転職を繰り返しました。 そ

          なぜ私が起業したのか

          私とシーシャとの出会い2

          2度目のシーシャはそこから間もなくでした。 前記にも出てきた親友を含めた友人と5人で秋の芋&栗をテーマとしたビュッフェに行った帰りです。 「お腹いっぱいだね」「ゆっくりしたいね」とみんな。 「じゃあシーシャカフェに行ってみよう」 経験者が3人もいましたから(初シーシャの時実はもう1人友人がいました)、満場一致で決定。 連れて行ってくれた親友が行き慣れていて、比較的大人数でも入りやすい、そこで行くことになったのは明大前にあるGOONiesと言うお店でした。 こちらも

          私とシーシャとの出会い2

          私とシーシャとの出会い

          私が「シーシャ」と出会ったのは30歳を過ぎてからでした。 20代後半の頃アルバイトで仲良くなった年下の親友が連れて行ってくれたのです。 ある日いつものように新宿でランチをして、この後どうするか…その時に 「シーシャを吸ってお喋りしながらゆっくり過ごせるカフェ&バーみたいなところがあるから行こう」 そう誘ってくれたのです。 そして行き着いた先はNorthVillage新宿1号店。 ビルの4Fにありながらエレベーターも無く、途中には出会いバーのような怪しい店もあり少し

          私とシーシャとの出会い