私の思考の弱いところ
だいぶ久しぶりの記事になってしまいました。
今回の記事は幼少期の記憶とそこから繋がる今の思考についてです。
別に1番じゃないくていい
私は子供の頃から「そこそこはいけるけど1番にはなれない人間」でした。
学力テスト、絵のコンクール、テニスのトーナメント…なんでも1番はとったことがありません。
でもクラスや学年で3番から7番ぐらいの、結構いいところにはいられるのです。
恐らくあと一歩の努力や、競争心が足りないのでは?と自分では分析しています。
私は一人っ子で、幼少期から祖母や伯母にめちゃくちゃに甘やかされて育ちました。
頑張らないと、勝たないと取られてしまうおもちゃや満足に食べられないおやつなんて考えたこともなかったのです。
失敗しても負けても、心の底から悔しいと思うことが今でもほぼないのですが、どんな私でも可愛がってくれた祖母が今の私を作り上げたような気がします。
どうせまた手に入る
それに加えて私には執着心がありません。
小学生の頃クラスの体の大きい意地悪な女の子に、水族館で祖母に買って貰ったイルカの鳴き声が出るボールペンを無理に奪われたことがあります。
普通の子供なら泣きながら「返してよ!」と言うでしょう。
しかしその時の私は「また買ってもらえるから別にいいや」と思いました。
これは恋愛についてもそうです。
最初はラブラブでもなんとなく違うな…と思うと「捨てられる前に捨てちゃおう!次いこう!」と自分から別れを切り出すことが非常に多いパターンでした。
今私は経営者ですから、本当は血気盛んに闘争心をメラメラ燃やした方がいいのでしょう。(熱いメラメラ人間が苦手な人もいますから、「東京で、日本で一番のシーシャ屋になる!」とか大きな野望を抱いて日々発信しないところが好きなところ、と思ってお店に通ってくださる方もいると思いますが)
売上を伸ばすなら、ある程度はメラメラする方がいいような気がします。
でも前述のような育ち方をしてしまったので、私にはどうしてもそのスイッチが入らないのです。入らないどころか兼ね備えていないのかもしれません。
売上がよくない日が続くときは「このままお店潰れちゃうかな~」と考えることはあります。
しかし前述のような思考の私は「でも潰れたら潰れたで、やりたければまたお金貯めるなり借りたりしていつかやればいいか!」といつも思ってしまうのでした。
おしまい。
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