嫌煙ブームに水たばこを選ぶ理由

前回の記事でも触れましたが、日本の喫煙率は年々低下しています。

これは日本に限らず、恐らく世界中でも同じでしょう。

しかしシーシャ(水タバコ)文化はどんどん発展していき、ブームも拡大していっているように思えます。

そこで私はなぜ人々がシーシャに惹かれるのか考えました。

「フレーバーの種類が多く、組み合わせが無限大であること」

「コミュニケーションツールであること」

「現代人の求める第三の場所として適していること」

この三点が大きいのではないでしょうか。

組み合わせが無限大であることは、それだけ多くの人の好みに寄り添うことができます。私もスイカやメロンは苦手ですから、もしシーシャにスイカとメロンのフレーバーしかなければ、"ハマる"ことはなかったでしょう。

そしてコミュニケーションツールであること。友達や恋人とシーシャを吸えば、自然と会話も弾みますし、吸う瞬間に会話に絶妙な「間」が生まれます。一人でシーシャカフェに行っても、店員さんと10分~20分に一回の炭交換の際に、という程よい距離感でコミュニケーションをとることが出来ます。

また様々な書物やメディアによく出てくる言葉である「第三の場(サードプレイス)」として適していること。(これは自宅シーシャではなくシーシャカフェ、シーシャバーに行った際に限ったことになるかもしれません)

サードプレイスは家庭(第一の場)でも職場(第二の場)でもない、居心地のいい居場所の意味です。これは私は食事を主にする場所(レストランなど)ではなかなかなるのが難しいと思っています。(もちろん行きつけのレストランが私のサードプレイス!という方もいるとは思いますが)

食事は生きていく上で必要不可欠です。

しかしシーシャは生きていく上で(生命を維持する上で)必要ではありません。

どちらかと言うと無駄です。

そんな無駄を楽しむ余裕と場所、それがまさに人間の求めるものなのではないでしょうか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?