亀戸のお店は失敗?

先日Twitterの個人アカウントでもちらっと書いたのですが、もし私が「利益」「儲け」を重視していたなら、亀戸に今の店舗を設けたのは失敗だったでしょう。

儲けを求めるのなら、今のようにゆったりとした座席配置ではなくもう少し席を詰め込み、亀戸という下町ではなく都心や飲み屋街に出し、稼働率を上げた方が確実にいいです。

実際に今勢いよくチェーン展開しているお店は、人の多い街にソファもみっちり置いてお店をつくられています。

でもそうしなかった理由は、私のやりたかったこととは異なるからです。

私は一人一人のお客様とシーシャのカウンセリングだったり炭交換や調整と言ったメンテナンスは勿論、それ以外の面でも綿密なコミュニケーションがとりたいと思っていました。

シーシャ屋に来てぽつんと独りぼっちになるようなお店にしたくなかったのです。(そういうお店も好きです。私自身も誰ともしゃべりたくないけどシーシャは吸いたいという気分の時もありますから、そういう時はそれが適したお店に行きます。)

実際、多くのリピーターさんとは悩みだったり、色々と深い会話をしています。
「最近気分が落ち込みがちだから話を聞いてほしくてEighty-80-に来た」そう言って私に会いに来てくださる方も多くいらっしゃいます。


勿論、亀戸という東京の僻地に店を持ってしまったばかりに、正直利益はあまり上がっていません。
でも大切なお客様が沢山います。

とても今が幸せです。

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