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塩の振り方

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。

私は毎日ご飯を作っています。
メニューはマンネリ化しがちですが、お料理すること自体が楽しい。食材が変化していく過程が面白くて、飽きることがありません。

作るたびに思うのは、「タイミング」がとても大事だということです。
いつ調味料を入れるのか、火を止める、あるいは加熱する等、その時々で判断しなければならない。

その中でも私が大事だと考えているのは、「塩の振り方」です。

塩は、味つけに使われるだけではありません。
他にも色々な効果があるのです。

〇水分を出す
〇変色を防ぐ
〇色を鮮やかにする
〇保存性を高める
〇食材を引きしめる

この時に重要なのがタイミング。
食材ごとに使い分けが必要なのです。
ご紹介しますね。

1.お魚
調理をする前の大事な下ごしらえは、生臭さやアクを取ること。

焼き魚の場合、焼き始める15分前には塩を振って、出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取っておきましょう。
臭みが抜けて、身がきゅっと締まります。

煮魚の場合は、煮崩れを防ぐことが出来ます。
見た目も良くなるので、食欲が増すかもしれません。

2.お肉
こちらはお魚と逆です。
焼く直前に塩を振りましょう。

塩を振ってしばらく置くと水分が出てしまって、良いお肉も硬くなってしまうからです。

やはり、お肉料理は柔らかくてジューシーな方がいいですよね。
(口の中に入れた途端、じゅわわっと広がる肉汁は、想像しただけで嬉しくなってしまいます。→食いしん坊発言)

さっと塩を振って、香ばしく焼き上げて下さい。
おいしく頂きましょう。

3.お野菜
塩を少し入れたお湯で野菜を茹でると、繊維が柔らかくなって食材自体にほんのりと塩味がつきます。

また、塩を入れることで沸点が上がり、温度が下がらずに茹でられるので、時間の短縮にもなります。栄養分が逃げるのも抑えられますね。

茹でた後は氷水につけて、一気に温度を下げます。
氷水を用意するのが面倒な方は、冷たい水で代用して下さい。

「色止め」といって食材がくすまず、鮮やかに仕上げられます。

※番外編
切ると変色してしまうリンゴは、塩水につけると変色防止なります。ただ、塩味のリンゴになってしまうので、お弁当に入れる時だけです。

食材の味を左右する塩。
やはり、「天然の塩」をおすすめします。
自然の恵みを受けて作られた海塩や岩塩は、まろやかでおいしい。

塩によって味が違いますから、実際に味わってみて、自分の好みに合う塩を見つけて下さいね。

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