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これからどんな関係性を築いていこうか。


関係性という言葉に、励まされた。

この記事を書いてみて、自分を好きになることは選んでいけそうだと、改めて感じることができた。

自己肯定感について考える機会ができたので、引用させてもらった。

まずこの機会をもらえた三浦さんに感謝したい。

※これからの文章は僕自身の解釈なので、もし良ければこんな視点もあるんだと思って読んでいただけたらと思います。

自己肯定感は関係性の中で。

記事の中に、以下のような文章がある。

つまり「自己肯定感が低いわたし」なのではなく「わたしの自己肯定感を下げる場」があるということ。「わたしの中」ではなくて、「わたし」と「場」の関係性の中に、自己肯定感は存在する。

僕はこの文章にとても共感をするし、確かにな〜と思う。

つまるところ、「わたし」とその「場」の関係性の中に自己肯定感は存在するのであって、決して自己肯定感が低い自分は、100%自分がわるいわけではないと言ってくれているみたいだ。

勇気が出るような文章だなと感じる。

そして、場をつくる者として、少しでも双方にとって「より良い場」をつくりたいと感じる。


自分のことが好きだと思える人。

僕が影響を受けた本の中に平野啓一郎さんの「私とは何か」がある。

この本は「私とは何か」という問いに対して、“分人主義”という概念を唱えている。

概念の詳しい情報については、本で見てほしいと思う中で、僕が解釈した意味としては、人は出会う人や場面、SNSのアカウントなど、その時々で相手側に見せる顔が変わる。

つまり、性格が変わる。

身近な人には気を許せる分、怒ることも増えるかもしれない。もしかしたら「はじめまして」の人には、笑顔で振る舞うことが多いのかもしれない。

場面や話す相手によって、「私」があり、いくつかの自分もすべて「私」なのであると。

この本を読んで、僕は心が少し軽くなった。

人前で見せる自分と、一人でいる時の自分は違う。人によっても態度は変わるし、どれが本当の自分なのだろうと悩む。

でも、全て自分なのだと、スッと心に入ってきた。

そして、僕は以下のYoutubeで、そのことについてさらに考えるようになった。

しおさんという、好きなYoutuberの方が、質問コーナーで平野さんの本を引用してお話しをしていた。

それぞれの人に見える顔はちがう。ノリやテンション、話し方や振る舞いもちがう。

でもそれはとても自然なことで、その見せている割合によって人の性格は変わっていく。誰とどのくらい会うかによって自分の性格はつくられている。...

この人と会っている時の自分はすごく好きだけど、この人と会っている時の自分はなんだか自分のことを好きになれないよなとか、ちがうなとか色々あると思う。

自分が好きだと思う人とたくさん会うと、自分が好きだと思う性格がどんどん広がっていくと思う。すると、本当に自分のことが好きになっていく。...

上記のyoutubeから引用

これは僕も本当にそうだなあと思う。

自分が好きだなと思える人と長くいることやその人が連れてきたご縁を大切にすることが、巡り巡って、自分のことを好きになれるきっかけになる。

だから性格は選べるわけで、そうやって僕たちは「私」と「あなた」や「場」との関係性を手繰り寄せあっているのだ。

自分から変わることは大切な中で、出会う人との割合を変えることも、一つ、自分を好きになる方法としてありなのだと思う。

長期的にみて、僕はこのしおさんの言っていることが本当に大事なのだと、僕と同じ悩みをもっているあなたに伝えたい。


これからどんな関係性を築いていこうか。

僕は最近、久しぶりに大学の友達と電話をした。その友達は社会人として立派にやっているみたいだったが、声に張りがない。

少ししんどそうな気がした。

そして、話をきいてみると、やはりしんどかったらしく悩んでいた原因は人間関係だった。どうしても自分を認められないらしい。

僕はその人の仕事ぶりを見ていないし、見ていない人からの「大丈夫」にそこまで大きな力はないのかもしれない。

でも僕たちは昔話に花を咲かせながら、これからの自分たちの話を定期的にしていこうと約束した。

これから僕たちはどんな人になっていくのだろうなあ。

そう言う友達を見て、あなたはきっと大丈夫だよ。と心からそう思った。

20230923-森本瑛

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