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声をかけられたあの日から、僕の人生が大きく広がった話。

こんばんは!
キャリア選択インタビュー第8弾として、様々な分野で行動している学生や社会人の方にキャリアをどのように選んだのか、をインタビューしました!

「PORTAL」ー “キャリア選択に私らしさを”


今日の発信者は、山梨大学教育学部2年の後藤大地君です。

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後藤君は山梨大学2年生でありながら、学生団体fabulousfabula(通称大学生図鑑)の代表をしており、Teach for JapanやTeacher Aideなどの様々な団体に所属しながら活動している行動派大学生です。

今日は教育を中心に様々な行動をしている後藤君のこれまでと現在とこれからのキャリア観をインタビューを通して深掘りました!

行動派大学生が語るキャリア観とは?

ぜひ最後までご覧ください🙌

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あの一言から始まった。
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──それでは、まず後藤君の中高生lifeから聞いていきたいと思います。

後藤:はい!自分は中高を通して学校の中心を担う役割が多かったように思います。中一の時の担任に”学級委員長やってみないか?”と言われた日から、学級委員長を務めたり、生徒会本部に入ったり、副会長をしたりなどしていました。

 それまでは学級委員長をする勇気はなかったと思うのですが、中一の時に言われた一言のおかげで、中学校、高校、大学と主体的に人をまとめる役割を担うようになったんだと思います。

──リーダーとしてどんな経験をしましたか??

 僕がまとめる経験で1番印象に残っているのは、学校の教育目標を変えるとなった時に生徒主体で変えていくことになり、生徒先生外部の人含めて600人規模のイベントをリーダーとしてまとめた経験です。

 最初変わることを嫌っていた同級生たちに、僕たちは粘り強くイベントや取り組みを続けていたのですが、段々と生徒たちが主体的になり、変えていく側として熱量高く活動する姿を見て、人を変えていく活動の楽しさに初めて気づきました。この経験は今でも大切な原体験になっています。

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なぜ僕が山梨大学に進学したのか。
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──なるほど。ちなみに当時なりたい職業はありましたか?

 はい、ありました。自分は医者か先生になりたかったです。理由は、医者も先生も人の人生を大きく左右する職種だと思っていて、そんな職業に当時は憧れを持っていました。

 結局、医者は理系教科が苦手すぎてなることをやめちゃうんですが、先生になるという想いは当時から変わっていません。子供の人柄や個性、性格、自己肯定感などに、良いにも悪いにも影響を与える職業が先生だと思っているので、先生になることを中心に大学進学しようと決めていました。

──大学進学はどうやって決めたんですか?

 自分は高校一年からずっと志望校のところに”東京学芸大学”と書いているような高校生でした。先生になるのならという思いで志望校はぶれず、受験勉強も東京学芸大学、もしくは地元の山梨大学の2択でした。

 親に迷惑をかけたくない思いから国公立を探し出したのですが、東京学芸大学は全学部教育関係なので、すごく面白い環境だろうなと感じていました。ですが、最終的には苦手だった数学が災いして直前で山梨大学を受験することにしました。

 僕の中では山梨の教員になりたかったので、いろいろ考えた結果地元である山梨大学に進学することに決めました。もう一つ山梨大学に決めた要因があって、伊藤謝恩育英財団って知ってますか??

──知らないです。

 イトーヨーカドーがやっている奨学金の団体で、選ばれると奨学金を頂けるんです。そして、全国の選ばれた人たちとコミュニティーを築けるんですが、その環境を捨てたくないなと思い、山梨大学に進学しました。大学進学に関しては後悔はないですね。

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可能性が広がった2月1日。
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──大学に入ってみて2年経ったと思いますが、心境の変化はありましたか?

 ありましたね。今でも強烈に覚えている日があって。。大学1年生の時の2月1日に初めて教育系のイベントに飛び込みました。そのイベントは木村彰宏さんという方がスピーカーをしていたのですが、僕は何のために教員になるのだろうと考え出したんです。

 60歳まで教員をやるイメージが自分にはできなくて、中高の時は教育といえば教員か塾の先生しか思いつかなかったのですが、イベントに参加してみて教育という分野には様々な団体やキャリアがあることを知りました。

夢や職業、キャリアなどは知らないと選べないので、この日は自分の可能性を大きく広げた、記憶に残る1日となりました。

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──そこからはどんな行動をしたんですか??

 2月1日からは自分が素晴らしいと思った団体や法人にとにかく関わろうと行動しました。例えば認定NPO法人Teach for Japanや、学生団体Teacher Aideなどの団体に携わりながら、山梨で活動をしていました。

 また、

 個人としては”素晴らしい物語”という意味を込めて、学生団体fabulous fabula(大学生図鑑)を作りました。この団体は僕を含めて5人で活動しているのですが、教育課程の人たちの中に”何となく教員”と言っている人がいて、その人たちに僕が2月1日に体験したような”きっかけ”を与えられたらと思います。

 教育に携わる人がいれば子供が変わり、子供が変われば社会が変わると思うので、これからこの活動を盛り上げていきたいと思います。

 詳細はこれから発信していくnoteをみて欲しいです!!

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山梨への願い。
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──これからのやりたいことを教えてください!

 自分として最終的には、山梨の子供たちのために教育事業を起こしたいという想いがあります。山梨は僕が育ってきた町ですし、自分の可能性を大きく広げてくれた町でもあるので、貢献したいと思っています。

 キャリアの入り口で言うと、現在はキャリア選択肢が多すぎて決めれていないというのが現状です。早めに自分で事業を作るのか、居場所を作るのか、誘われているプロジェクトに入るのか、公教育の分野に飛び込むのかなどこれからの自分には様々なキャリアの入り口があると思いますが、結局”山梨の子供たちのために”というところは変わっていないので、そこだけはぶれないですね。

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──最後に、キャリア選択に悩んでいる僕たちにメッセージをお願いします!

もっと願いや想いを持った人が増えてくれたらと思います。子供のころは無邪気にシンプルに”なりたいもの”や”やりたいこと”を口に出していたのが、大人になるにつれて「でもな」や「やっぱり」などの言葉を使いながら自分に言い訳をしていくことがあると思うんです。

シンプルに自分は何をしたいのか。そのために自分がいま行える選択は何なのか、をしっかり自問自答しながら、目的を持ったより豊かなキャリア選択ができることを願っています。

自分はそういった悩みを持っている人たちの伴走者として、これからも教育に関わっていきます!!

──後藤君、インタビューありがとうございました!!

後藤大地君のtwitter📃

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<執筆、森本瑛/AkiMorimoto>
現在大学4回生で来年から小学校の先生になる22歳。教育をより豊かなものにすべく、一般社団法人ハッシャダイソーシャルに関わりながら、noteで発信活動を行なっている。
座右の銘は、「意思があるところに道は開ける」

森本瑛/Aki MorimotoのTwitter.✍️

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