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深層強化学習トレーディング①:準備編

深層強化学習トレーディング①:準備編

こんにちは、magito(@regolith1223)です。約1年ぶりのnote投稿になります。今回は「深層強化学習のトレーディングへの応用」というテーマについて、筆者がこれまで調査・検証してきた内容をまとめて紹介したいと思います。

パート①では、本稿のキーワードである「深層強化学習」について平易に説明したのち、トレーディングに応用するうえでの利点や課題について考えます。パート②では、先行研究を

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トレーディングの統計モデリング

トレーディングの統計モデリング

0.はじめに(1)トレーディングスタイルと統計モデリング
トレーディングのスタイルには様々な定義があります。その中でも定性的な判断に基づくジャッジメンタル運用(いわゆる裁量)と、定量的な判断に基づくクオンツ運用(システムトレーディングもこれに含みます)は、とても対照的なスタイルだと思います。
クオンツ運用ではモデルに基づいたトレーディングを行います。これには様々なモデルが存在しますが、本noteの

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成行逆張bot for bitFlyer

成行逆張bot for bitFlyer

どうも。kapipara180です。

今日はtwitterでぼちぼち経過報告をしている成行逆張りbot for bitFlyerの紹介です。

pine script

期間:8/5~8/13(8日間)
レバレッジ:4倍
足:1分

日次損益

※上記日時損益は全日分ではないです。pineでドローダウンした日はちょっと傷心したのでスクショを取り忘れました;

botの概要bitFlyer向けの成

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VPINによるパンプ検出と仮想通貨トレードへの応用(第二回)

VPINによるパンプ検出と仮想通貨トレードへの応用(第二回)

こんにちは、Hohetoです。
前回のnoteでは、相場の暴騰・暴落を検出する「VPIN」という指標について解説しました。

第二回目となる今回のnoteでは、VPINの具体的な計算方法や特徴について詳しく解説します。

VPINの計算方法

図1.VPINの考え方

前回のおさらいです。VPINは以下の流れで計算します。

①約定量を、Buy約定とSell約定を判別できる状態でリアルタイムに
 

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VPINによるパンプ検出と仮想通貨トレードへの応用(全3回くらい予定)

VPINによるパンプ検出と仮想通貨トレードへの応用(全3回くらい予定)

(トップ画像 via)

こんにちは、Hohetoです。
今回のnoteでは、相場の暴騰・暴落を検出する「VPIN」という指標について解説します。

そもそもビットコインでは、「シンプソンズ・チャート」や「Pump & Dump」と呼ばれるような上下に激しく価格を振るような価格操縦行為が日常的に行われています。

図1. bitFlyer FXBTC/JPY 1時間足(2018年末ごろ)via T

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FShares DEX

FShares DEX

FShares(エフシェアーズ)とは?

FShares DEXとは、中国の優秀なエンジニアチームが開発したブロックチェーン上に存在する分散型取引所です。中央集権型の取引所だと、ハッキングを受けて取引所のコインが数十億単位で盗まれる事例などが過去に何度も起きています(例:コインチェックなど)。権力者や管理者に資産を奪われる可能性や、取引量の水増しや改算などによって不正が行われる確率が極めて高くなる

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EMA+MACD

EMA+MACD

指数平滑移動平均線(EMA)

指数平滑移動平均線(EMA)とは、移動平均線(MA)の一種でExponential Moving Averageの略称です。単純移動平均(SMA)は、過去の価格全てを足して均等に割ったものに対し、EMAは過去の価格帯よりも直近の価格に比重を置いて算出されています。25日(EMA)あれば、過去25日前のレートよりも直近のレートにより重みを置くイメージで、75日(EMA

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ライントレード

ライントレード

このnoteの内容に関しては、チャート分析を初歩から学びたい方に対しトレンドライン等についてより詳しく解説していきます。初回にも述べたように、チャート分析で一番重要なのは株価や為替レート、仮想通貨などの方向性から相場を読み取ることです。トレンドラインを引くことで、現在の相場が上昇傾向なのか下降傾向にあるのかを判断することが可能です。

「過去→現在に至る値動き」から「チャートの右側の方向性」を事前

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【python】Bitflyer用マーチンゲール投資bot

詳細は下記ブログ内に記載しております。

pythonのソースコードは下記の通りです。

# coding: utf-8import ccxtimport timeimport math# マーケットproduct = "FX_BTC_JPY"def order_limit(bitflyer,price,side,size): try: order_id = bitflyer.

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Quoinex(Liquid)向けのmmbotを作ったよ!pythonのソースコード

Quoinex(Liquid)向けのmmbotを作ったよ!pythonのソースコード

かぴぱら(@kapipara180)です。

今回はQuoinex向けのmmbotを作成しました!
皆さんQuoinexはご存知ですか?簡単にスペックを説明すると、

・最大レバレッジ25倍
・追証あり
・ユーザーサポート悪い(QAの回答がすごくいい加減)
・APIレスポンス悪い(ordersendしてから1.0秒ぐらい待たないと戻りが来ない)
・レバレッジ取引手数料0(何気に珍しい!他にはbit

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テクニカル分析と、もっと向き合う

テクニカル分析と、もっと向き合う

何かを書こうという気があるうちに続けて書いて行こうと思います。

前回のNOTE、こんな感じで終わってたんですが↓↓

ここをどう分けて並べようかな~って悩んでます。

現在のBTCに限っては売買サイン足りえるもの
orファンダメンタル的なもの
or予想値を図示しているもの
or…

という区分けか

トレンド判断を示すもの
or価格帯域を示すもの

っていうのもあるし
または、

ローソク足の形

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最強のマルチタイムフレーム移動平均線乱用術

最強のマルチタイムフレーム移動平均線乱用術



メインウィンドウでの自分の主力が移動平均線です。なぜか一番多くの人が見ている指標だから。その中でも自分はかなりの数の移動平均線を使います。複数の時間枠、複数の移動平均線をつかうことによって、それらが重複した時に、強力な支持線、抵抗線ができます。

例えば上記の画像ような感じです。

3つの時間枠で長期移動平均線が重なったことにより、ここが抵抗線となり大幅下落しました。このような感じで移動平均線

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テクニカル分析と向き合う

テクニカル分析と向き合う

少し前までの2カ月くらいBTCFX自体をお休みしていたのもあって
久しぶりのNOTEです。

さて、今回は表題の通り。

FXと向き合う事約1年の中で、どうしても避けて通る事ができなかったのが、この「テクニカル分析」です。僕は最初っから場所を選ばずバカにしてましたが、僕がバカにしてたのはあくまで『テクニカル分析で未来の価格を予想する事によって直接リターンが得られると信じている人』です。仮にそれが可

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端数をエッジに利益を得たbotの考え方

3/29までのビットフライヤーには、

・小数点以下0.51円以上の利益を1円の利益として扱う
・小数点以下-0.50円までの損失を0円(損失なし)として扱う
→すなわち、小数点以下の損益をround処理によって扱う

という仕様が存在していました。

※3/30現在、本仕様は小数点以下も適切に管理されるよう修正済みのようです。

ここ1週間ほどのbotterのTLにおいて本仕様を利用したロジック

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