akame

執筆活動休止中m(__)m

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  • 空想絵日記⚡️season1

    毎日更新中‼️空想世界での出来事を日記に綴りました。シーズン1です⚡️どうぞよろしく。

最近の記事

"空想日記"⚡︎no.241

違うって? どういう事? 『ヴォキッ』 思考を巡らせている最中 骨が折れたような 鈍い音が聞こえた… 気づくと 琴葉さんの姿をした "何か"は… 紫麒様の背に跨がり その角の片方を へし折っていた… 一瞬の出来事だった。 紫麒『ヴゥッォォオオオオ〜〜〜〜〜!!!?』

    • "空想日記"⚡︎no.240

      紫麒『はっはっは… 下心が    見え見えだぞ。』 太樹『ははは… そんなんじゃないですよ。』 一筋縄では いかないようだ… 『ザッ』後方から音が… 振り返ると 岩樹から 琴葉さんが降りてきた。 太樹『琴葉さん!    おはようござ……ぃ あれっ?    ………琴葉さんの    呪力…… なんだか…    黒いような………!?』 紫麒『ヴォォォーーーーッ!!!』 紫麒様が

      • "空想日記"⚡︎no.239

        朝露で濡れる岩樹を 私は、 足を滑らせないよう 注意しながら降りた。 こちらに気付き 振り向いた紫麒様は 近くで見ると より一層 堂々たる風格を 漂わせていた。 私は 紫麒様のそばに 駆け寄り訪ねた。 太樹『紫麒様!    もしかして…    寝ずに、    番をしてくださったのですか?』 紫麒様『ふっ… そんな、まさか…     お前さん達の     いびきが     うるさくて 散歩して廻って     

        • "空想日記"⚡︎no.238

          『チュン、チュン、    チュンチュン……。』 山雀の鳴き声が 聞こえる…。 はっ!? どうやら 私はそのまま 眠ってしまっていたようだ。 皆も よほど疲れていたのか 雑魚寝ですやすや眠っていた。 あれっ? 紫麒様の姿がない。 私は立ち上がり 岩樹の登り口から 下を覗きみた。 すると、 そこには 通常の3倍の大きさはあろう 双角山鹿が 雄々しく 入口を護るかのように どっしりと構えていたのだ。 漂う呪力を見ずとも すぐにそれが 本来の姿の 紫麒様だと気付いた

        "空想日記"⚡︎no.241

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        • 空想絵日記⚡️season1
          19本

        記事

          "空想日記"⚡︎no.237

          紫麒『お前たちの    寿命など    知ったことか… 今、尚こうして    尻拭いを    させられている    私の身にもなれ…。』 爽一『尻拭い?』 紫麒『んっん…… いや、気にするな…。』 何やら引っかかる 物言いだ… どうやら、紫麒様は 何か大事な事を 隠しているように 私は思えた。 紫麒『とにかく、    お前達に教える事は何もない。        今日はもう    夜が深い… 今すぐ

          "空想日記"⚡︎no.237

          "空想日記"⚡︎no.236

          しばらくすると 紫麒様が 重い口を開いた。 紫麒『人間が呪力を    扱うのは    とても、危険な事だと… 私は知っている… 正直、 教える気はない    大人しく帰ってくれ…。』 険しい表情で 紫麒様は そう言い放った。 私は、この任務に 雷山の命運がかかっていると そう思っている。 訳もわからず 手ぶらで帰る訳には いかない… 私は必死に 紫麒様を説得した。 太樹『呪力の受け皿となる    蓮

          "空想日記"⚡︎no.236

          "空想日記"⚡︎no.235

          紫麒『……………… 呪力の本来の力……… お前達は    なぜ、その存在を知っている?』 何かまずい事を 言ってしまったのだろうか… 紫麒様の顔が 急に険しくなった。 太樹『……………… 黄龍様と    ……蒼琥様から    聞きました。』 紫麒『黄龍と蒼琥にも    会っているのか!?    つくづく不可思議な男だな…。    しかし、    あやつらめ… また、余計なこと

          "空想日記"⚡︎no.235

          "空想日記"⚡︎no.234

          しばらくすると 白影さん 爽一くん 琴葉さんの 雷停の効果も消え 体が動かせるようになった。 白影『太樹くん    不用意に何かに    触るのはダメだよ。 霧幻樹海には    他にも危険な生物が    生息している    もっと注意して    行動してくれ…。』 太樹『うっ…    すいません。    気をつけます…。』 すぐ横で 爽一くんも大きく頷く。 紫麒『彼の言う通りだ    ここ、霧幻樹海は    人里とは訳が違う    五体満足で

          "空想日記"⚡︎no.234

          "空想日記"⚡︎no.233

          天音『うっ… ふぅ〜    あぁ〜 びっくりした〜。』 先程まで 痙攣して倒れていた 天音が 突然ムクッと起き上がった。 私は天音の そばに駆け寄った。 太樹『よかった〜!!    気がついたみたいだね。    大丈夫?』 天音『あに様… 大丈夫だよ…あまね… 意識はずっとあったの…。』 太樹『えっ、    そうなのか!?』 紫麒『そりゃ、そうだ。    "雷停"はあ

          "空想日記"⚡︎no.233

          "空想日記"⚡︎no.232

          太樹『………!!?    そ、そんな目が    私に宿っているなんて…!?』 紫麒『最近…    新たな蓮器が    満たされたりしなかったか?』 太樹『!!!    はい……… 2つ目のハスが    最近、浮かび上がりました。』 紫麒『な、何っ!!!?    2つ目だと!?    そんな… 2つ目で仙麗の瞳が開いたというのか……。 3つ目が開くときは    一体何が………

          "空想日記"⚡︎no.232

          "空想日記"⚡︎no.231

          紫麒『むっ…むっ… ん〜〜〜 こ、これは…凄い…!!!』 食い入るように ギョロっと覗かせた 紫麒様の目は 集中しているせいか 瞬きを繰り返すうちに また横長の瞳孔へと形を 戻していた… 紫麒『小童…    お前さんの名は?』 太樹『私は…    空晴太樹(くぜたいじゅ) といいます。』 紫麒『そうか、    空晴の血筋から出たか…。    太樹よ… お前は…    "

          "空想日記"⚡︎no.231

          "空想日記"⚡︎no.230

          謎の男 『…………  そうか… やはり気付いてしまったか…  そうだ! 私が、霧幻樹海の杜人  伍神"紫麒"!!  私の偉大さに気付くとは  うむっ…  なかなか見処のある  小童だな!!』 正直、ぶつくさ呟いていた 話の内容から推測しただけなのだが… 気付いてもらえた事に 紫麒様は喜んでいるようだった。 太樹『………………… でも、    呪力をほとんど    纏っていなかったので… 本当にそうなの

          "空想日記"⚡︎no.230

          "空想日記"⚡︎no.229

          首鬼!? 私はその名を聞き 身震いした… あの、人の頭部を好んで 喰らう堕鬼を 捕らえようとしている!? 誰もその姿を見た事がいないのに!? 謎の男 『あやつは今、  樹海に潜んでおる…  なかなか尻尾を  掴ませない  狡猾な鬼だよ…。 これ以上 私の"領域"で  好き勝手に  させて置くわけには  いかないからな…。』 ……………… そうか… やはり、この方は… 太樹『あの、 もしや…    貴方は伍神"紫麒"様で

          "空想日記"⚡︎no.229

          "空想日記"⚡︎no.228

          太樹『…仕掛けた!?    その蝶は…    これは…    あなたの仕業ですか!?』 謎の男 『ん〜…… そうと言えば  そうだが… 違うと言えば……違う…かな……。』 太樹『…どっちなんですか!?    皆を… 仲間を… 元に戻してください!!!』 謎の男 『…………………。  そう、大きな声を出すな  まぁ、見た目はあれだが、    動きを封じられているだけだ… しばらくすれば

          "空想日記"⚡︎no.228

          "空想日記"⚡︎no.227

          太樹『その目…… まるで、牛や鹿のような… ………しか……!?』 まさか… この人は…!? 謎の男 『目?  あぁ、  またやっちまったか…  どうも  "擬人変化"は苦手だな…。』 そう言い 男が瞬きをすると 瞳孔は 丸へと形を変えた。 謎の男 『小童、  よく見てるな…!!  それにしても  まいったな… せっかく仕掛けた  雷蝶がこれじゃなぁ………。』 !!!!!!?!?? 目の前で喋っていた

          "空想日記"⚡︎no.227

          "空想日記"⚡︎no.226

          すると 目の前に…… 見知らぬ男が立っていた。 謎の男 『ほう……… 雷停(らいてい)を 受けても動けるか…!?』 突然、音も無く あらわれた男に 私は驚きのあまり声も出ない…。 誰なんだ……!? 気味が悪い……… らいてい?? 何を言ってるのかも 分からない……。 謎の男 『ほぅ…ほぅ……小童……  内から強い力を感じるな…… ふむ…ふむ… "加護"を受けているのか…… それも ただの加護じゃない…

          "空想日記"⚡︎no.226