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"空想日記"⚡︎no.226

すると


目の前に……


見知らぬ男が立っていた。


謎の男
『ほう………
    雷停(らいてい)を
    受けても動けるか…!?』


突然、音も無く
あらわれた男に
私は驚きのあまり声も出ない…。

誰なんだ……!?
気味が悪い………
らいてい??
何を言ってるのかも
分からない……。


謎の男
『ほぅ…ほぅ……小童……
 内から強い力を感じるな……

    ふむ…ふむ…
    "加護"を受けているのか……

    それも
    ただの加護じゃない…

    ごちゃごちゃしていて
    わかりづらいが………これは………

    むっむっ…………!!?

    やはり、生きてたのか…………。


 しかしまぁ…
    何でまた
 こんな腑抜けた小童に………

    彼女達の考える事は
 何千年経ってもわからんなぁ……

    なんだか…
    関わるとめんどくさそうだ……。』

独り言のように
ぶつぶつ喋っている
その男を
よく見ると
目の
瞳孔が……
横長に伸びているのに気付いた。

うっ……
やはり得体が知れない……。

















    


     


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