今回のテーマ 「士業の理想の姿」を実現するために必要な4つの条件として、既にお伝えしたテーマの中からいくつかの話をセレクトして少し深掘りをしています。 今回は、仕事を効率化するためのメモ活用の中のスケジューリングについてです。 現在担当している全ての仕事を把握する 既にお伝えしているとおり、これをメモ活用と言って良いのかどうか分かりませんが、私は、仕事のスケジューリングをメモ用紙やA4の白紙のコピー用紙に書き出すことで行っています。 最初に、自分が現在担当している全ての
以前、「士業の理想の姿」を実現するために必要な4つの条件の2つ目、「②仕事を効率化すること」のうち、「時間の作り方」についてお話しました。 今回は、上記記事でご紹介した早起きと細切れ時間の活用について深堀りします。 既にお伝えしているとおり、時間が足りないと、今後のことを考えられない、事務所経営のことを考えられない、新しい分野の勉強ができないなど、日々の業務に追われて、現在の環境変化についていけず、現状維持すらままならなくなります。 早起きについて 早起きについては、
「士業の理想の姿」を実現するために必要な4つの条件として、既にお伝えしたテーマの中からいくつかの話をセレクトして少し深掘りをしています。 今回は、選ばれる士業になるための情報発信についてです。 適切な情報発信の3つのポイント 繰り返しになりますが、士業の中には、「良いサービスさえ提供していれば、自ずと顧客や他士業から選んでもらえる」と考えている方がまだ多いように思います。 しかし、それは、はっきりと言って幻想です。 いくら提供しているサービスの差別化ができ、セルフブランデ
今回のテーマ 「士業の理想の姿」を実現するために必要な4つの条件として、既にお伝えしたテーマの中からいくつかの話をセレクトして少し深掘りをしています。 今回は、選ばれる士業になるためのセルフブランディングについてです。 付加価値を高める必要性 士業は、提供するサービスの内容はもちろんですが、その提供者である士業自身も自分の価値を高めて、顧客や顧客を紹介してくれる他士業から選んでもらわなくてはなりません。 そのためには、自分自身の付加価値をどのようにして高めていくのかとい
今回のテーマ 「士業の理想の姿」を実現するために必要な4つの条件として、既にお伝えしたテーマの中からいくつかの話をセレクトして少し深掘りをしていきます。 今回は、選ばれる士業になるための差別化についてです。 主たるサービスについての差別化としては、①専門分野での特化と②ターゲットとする顧客の属性での特化が考えられます。 このうちの専門分野での特化に属することになると思われますが、現場での「経験知」を有しているということも差別化のための一要素となります。 ここで言う「経
振り返り 「士業の理想の姿」を実現するために必要な4つの条件 ①顧客と他士業から「選ばれる士業」になること ②仕事を効率化すること ③セルフマネジメントを行うこと ④チームを作ること 今回は、4つ目の条件である「チームを作ること」のうち、「経営戦略の士業チームを作り、活用する具体的方法」について解説をします。 士業経営の特殊性 士業は、資格を持ち、その資格に基づくサービスを提供するサービス業の一種ですが、他のサービス業とは異なる点が少なくありません。 まずは、費
振り返り 「士業の理想の姿」を実現するために必要な4つの条件 ①顧客と他士業から「選ばれる士業」になること ②仕事を効率化すること ③セルフマネジメントを行うこと ④チームを作ること 今回は、4つ目の条件である「チームを作ること」のうち、「事件処理の士業チームを作り、活用する具体的方法」について解説をします。 士業チームで事件処理を始めた理由 私は、事務所内の複数の弁護士とチームを組むのとほぼ同時期に、事件処理を共同でやってくれる他士業の先生方に声をかけ、事件を受
振り返り 「士業の理想の姿」を実現するために必要な4つの条件 ①顧客と他士業から「選ばれる士業」になること ②仕事を効率化すること ③セルフマネジメントを行うこと ④チームを作ること 前回から、4つ目の条件である「チームを作ること」に入りました。 今回は、その中の「事務所チーム(組織化)を作る具体的方法」について解説をします。 チーム化・組織化のメルクマール 前回お話したように、私は、独立後は最低限のスタッフで、その後事務所内の複数の弁護士とチームを組み、現在では
振り返り 「士業の理想の姿」を実現するために必要な4つの条件 ①顧客と他士業から「選ばれる士業」になること ②仕事を効率化すること ③セルフマネジメントを行うこと ④チームを作ること 今回から、4つ目の条件である「チームを作ること」に入ります。 そして今回は、総論として「3種類のチームを作ること」について解説をします。 チームを作る意義 前回までは、自分自身がどのようにすべきか、どのように行動するべきかという話がメインでした。 そして、これらは単独でも行うことが
振り返り 「士業の理想の姿」を実現するために必要な4つの条件 ①顧客と他士業から「選ばれる士業」になること ②仕事を効率化すること ③セルフマネジメントを行うこと ④チームを作ること 前々回から、3つ目の条件である「セルフマネジメントを行うこと」に入りました。 今回は、その中の「行動を管理する具体的方法」について解説をします。 セルフマネジメントとは? 「自らの生き方やライフスタイルを決定し、これを実現するために自分自身を管理すること」です。 自分の思うように人
振り返り 「士業の理想の姿」を実現するために必要な4つの条件 ①顧客と他士業から「選ばれる士業」になること ②仕事を効率化すること ③セルフマネジメントを行うこと ④チームを作ること 前回から、3つ目の条件である「セルフマネジメントを行うこと」に入りました。 今回は、その中の「意思決定を管理する具体的方法」について解説をします。 セルフマネジメントとは? 「自らの生き方やライフスタイルを決定し、これを実現するために自分自身を管理すること」です。 自分の思うように
振り返り 「士業の理想の姿」を実現するために必要な4つの条件 ①顧客と他士業から「選ばれる士業」になること ②仕事を効率化すること ③セルフマネジメントを行うこと ④チームを作ること 今回からは、3つ目の条件である「セルフマネジメントを行うこと」に入ります。 今回は、その中の「モチベーション管理する具体的方法」について解説をします。 セルフマネジメントとは? 「自らの生き方やライフスタイルを決定し、これを実現するために自分自身を管理すること」です。 自分の思う
士業の多くは集客で苦労している私の考える士業の理想の姿とは、自分の望むような内容の仕事を、自分の望むようなやり方ですることができて、しかも自分が望む収入を得ることができている状態です。 そして、やりようによっては、誰でもこの士業の理想の姿を実現することができると考えています。 私は、Twitterで士業の理想の姿を実現するために役立つ情報(自己啓発系、事務所経営系、仕事術系など)を発信しています。 この発信を本格的に始めたのが、2020年11月9日で、それから本日(2022
振り返り 「士業の理想の姿」を実現するために必要な4つの条件 ①顧客と他士業から「選ばれる士業」になること ②仕事を効率化すること ③セルフマネジメントを行うこと ④チームを作ること 前々回から、2つ目の条件である「仕事を効率化すること」に入りました。 効率化の3つのポイント 1. 時間の作り方 2. メモ活用 3. スピードアップ(処理速度を上げる) 今回は、「スピードアップ」について解説をします。 今回の話しは、どうしても少し抽象的になってしまうかもしれ
はじめにここでは、相手を論破するためのテクニックといった、実際のビジネスシーンでは容易に使えない内容のものではなく、主張(利害)をことにする者が互いに譲歩をしながら、合意に辿り着くためのプロセスとしての交渉術をお伝えします。 また、弁護士ならではの具体的なクレーム対応の実践的なノウハウをお伝えします。 交渉とは?まずは、総論として、そもそも「交渉とは?」という話しから始めさせていただきます。 私たち弁護士は、日常的に相談者から法律相談を受け、限られた時間の中で、必要な情
巷には成功に関するビジネス書や自己啓発本が大量に出回っています。 かく言う私も、これらの書籍をかなり読みました。 その結果、辿り着いた答えはというと、結局これらの書籍が掲げている命題は当たり前のことにすぎないということ。 すなわち、「自らの考えを実行に移し、上手くいくまでやり続ければ上手くいく」、ただそれだけのことです。 もう少し、細分化して見ると、「まずは考える」ということですが、当然何か行動を起こすに当たっては、目標、見通し、段取りなど、何かしらを考えてからというのが通