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「子どもに関心がない親」ってどういうこと?

みなさんこんばんは!

4月がもう終わります。。都内ではまた緊急事態宣言が出てしまいましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 健康管理には十分気をつけていきたいですね。

さて、今回は私が最近考えていた「子どもに関心がない親」について書いていこうと思います!(なんでそんなこと急に思ったんだと思うかもしれませんが・・)

こないだ、閉店8時頃にマックに行って仕事終わり少し勉強していたのですが、近くのやせ細った男の子が周りを気にする様子もなく、ずーっと携帯をいじっていたんです。全く子どもらしくないような気がしてしまいました。

今の子だと、もしかしたらそんな光景当たり前なのかもしれませんが、なんとなく近くで感じる空気感でちょっと違うなと感じていました。もしかしたら何か家に帰りたくない事情でもあるのかなぁと。

もし、その子の親がその子に関心がなくてお金だけ渡して全くご飯を作らない親だとしたら、、?「子どもに関心がない親ってなんでなんだろう」と、ぼんやり考えていたので記事にしてみようと思いました。

短めですが、最後まで見ていただけると嬉しいです✨

育児に興味がない「ネグレスト」の実態

「ネグレスト」とは、食事を与えない、不潔にする、病気やケガをしても病院に連れて行かないなど、育児放棄や育児怠慢と言われる児童虐待をすることです。また、衣食住を与えなかったり、子どもに対して愛情や関心を示さなかったり、学校に入学させなかったり教育を払わなかったりする事なども挙げられます。

厚生労働省によると、平成30年までの10年間でネグレストに関する相談は2倍に増え、また、虐待の相談件数は10万件増えています。児童虐待の防止に関する法律もできましたが、今もなお増加傾向にあることがわかっています。

ネグレストにより、子どもの好奇心や学習意欲の低下、愛着障害や情緒が不安定になることへと繋がります。そのほかにも、必要である教育を受けさせないことで言語発達の遅れや学力が定着しない可能性があるだけでなく、大人になってからもそのような影響でネグレストの経験がトラウマになり、長い間苦しむことにもなります。

精神的に自分を追い込んでしまう子ども少なくありません。家族からさえ愛されなかったら、社会に出ても自信を失い、他人との接し方や人間関係に悩む子も多いのが現状にあります。

「親が子どもに関心を持たない」ってどゆこと?

、、タイトルのまんまなんですが、親が子どもに関心がないのはなぜ?というのが私の最大の疑問です。

私の母親と色々と話して感じたのですが、親が子どもに関心がないというには、親となるお母さんやお父さんが育ってきた背景が理由にあると思います。

例えば、施設育ちの女性や男性が子どもを育てることに対してどうしていいかわからず育児放棄してしまったり、自分の生活リズムを中心にしているために子育てに意識が向かなかったりすることです。

また、親が小さいころ虐待にあっていたため、自分が満たされることをしていたいという欲求が優先されていることや、環境の変化で精神疾患を持ち他人のことに注意があたらないことなども考えられます。

ですがその逆もあります。例えば、施設育ちで社会に出た女性に子どもが生まれて、「自分は親から大切にされなかったからこの子には愛情を注いであげよう」と思う方もいます。良きパートナーに恵まれ、これまでの生活とは全く異なる新しい環境を手に入れ良い暮らしをしている人も中にはいます。

子どもは何も悪くなく、むしろはしゃいで自由に動いているのが仕事です。どれだけ親が子どもの気持ちを理解してあげられるかの前に、どれだけ親が自分以外の命を大切にできるかという話になってくると思います。

「子どもに関心のない親なんて最低だ」と咎める前に、親となるお母さんとお父さんの育った背景を理解する必要はあるし、さらにさかのぼると、その親の親(おじいちゃんとおばあちゃん)の生き方や育て方に問題があるとも言えると思います。

さいごに

育児放棄や育児怠慢から「ネグレスト」になる親の実態について知り、またどうして自分の子どもに関心が無いのか、根本的な理由について少し考えてみました。

こうして生きている間にも、多くの子どもが複雑な家庭環境にいて生活して、悩みや人間関係を打ち明ける身近な人がいない子もいるのではないでしょうか。また、親自身も、自分の子どもに対してどのように教育していいのか悩んでいる人もいると思います。

親だって誰かの子どもだし、子どもと同じで一人の人間として理解しないといけいないことが大前提にあります。そうなると、親が悪いとかを話す以前に、人間の倫理観や正義感のはなしになってきますね。

あのマクドナルドにいた男の子、ちゃんと帰れたのかな....気になります。

自分のことだけでなく、もう一歩先、誰かのために考えられる人が増えますように。

最後までお読みいただきありがとうございました😊

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