見出し画像

子どもたちの学びのために「本」を世界中に届ける

今回の内容はちょっと短めです。なんで私が本を好きになったのかという話と、海外発のNPOの活動について。

読書が好きな人はもちろん、教育支援を行っている人や学生、子育て真っ最中の方々など誰でも読んでみてください!

ここで結局何を言いたいかというと、「生まれた環境問わず、本によって人間の感性と教養が磨かれる」という事を言いたく書いています。

なぜそう言えるか?ここからは、私の経験と考え、そして、世界に本を届ける活動に全力を注ぐ人を紹介し、共鳴した話について書いていきます。

私の本との出会い・好きになったきっかけ

幼少期を振り返るいいきっかけにもなるので、私が本に興味を持ち始めたきっかけについて、ずらずらと書いていきます!(少し長いです)

私の生まれは宮城県仙台市で、普通の一般家庭の中で育ちました。おばあちゃんとおじいちゃんが仙台にいて、小さい頃はよく遊びに行っていました。

おじいちゃんは高尚な人で、とても勉強熱心。家に遊びにいくといつも本を読んでいて、昔から愛用しているワープロで俳句を作っていたり、時間があれば旧友に会いにいったりしているのを見ていました。

「よく本を読むんだよ」と小さい頃に言われていて、当時の私は、青い森文庫のはやみねかおるシリーズにどハマりしていきました。

画像1

これです。載せる必要ないけど調べたら懐かしすぎて載せたくなりました。笑 この本はシリーズの中でも分厚くて、かなり苦戦した気がする....懐かしい!!

話がちょっとずれましたが、本の楽しさを知っていくようになったころ、自分でストーリーを作って漫画を何冊も描くようになったり、オリジナルの日記を作ったりするようになりました。きっと文字や絵に対して、この時から少しずつ興味を持ち始めたと思います。

本に対して、毎日何かを読んでるほどの愛があるわけではありませんが、その後も本への興味や関心が薄れることがありませんでした。

あるとき、また仙台でおじいちゃんに会って「おじいちゃんのおすすめの本ある?」って聞いたら、ゴソゴソと奥の本棚から夏目漱石の『こころ』を取り出し、「人生に刻みたい一冊だよ」と言ってそのまま私にくれたんです。はやみねかおるシリーズから、夏目漱石シリーズに好みが移りました。笑

大学に入ってからも、教授にもおすすめの本を教えてもらいに研究室に行ったこともあり、やっぱり本が好きな気持ちが変わることはありませんでした。

いい本に出会うためには、たくさんの本を読まなければいけないよ。貪るように読んでいきなさい。」と言われたことは、とても心に残っています。

おじいちゃんも教授も、私の人生にヒントをくれるような言葉をかけてくれんだなと、今になって思います。2人の出会いには感謝です。

世界の子どもたちに本を届ける活動

画像3

子どもたちに教育という生涯にわたる贈り物をすることにより、世界中の人々が自分たちの力を存分に発揮できる日が来る」これは、NPO 「room to read」のジョン・ウッドが掲げたビジョンです。

room to readは、すべての子どもに教育を届けるため、図書館や図書室の設置や学校建設、女子教育支援をしています。現在は10ヶ国以上の国々に活動を広げています。

マイクロソフトの幹部だったジョン・ウッドは、1ヶ月の休暇でネパールの図書館を訪れたとき、本が数冊しかなかったことや人々の貧困を目の当たりにしたそうです。そして現地で出会った学校の校長先生に「あなたはきっと、本を持って帰ってきてくださると信じている」と言われたことが、創設のきっかけのようです。

1万5000室以上の図書館や図書室を設置、 2万人以上の女子生徒に教育機会を提供。しかも、アメリカ最大の評価機関チャリティ・ナビゲーターの最高評価を、7年連続で獲得しているNPO法人なんです。

学校の新校舎350万円、図書館200万円、図書室50万円 、現地語図書タイトル150 万円で、スポンサーとして支援することができ、建設前、建物に寄贈プレートを設置、完成後には訪問することができます!


もちろんBook to Readだけでなく、他の企業や国際団体なども、本によって教育をもたらす子どもへの支援として様々な活動を行っています。今回は、その中でも特に彼のミッションに共感したのでここで少し紹介しました!

お読みいただきありがとうございました!













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?