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宣伝会議 編集・ライター養成講座46期を終えて。

宣伝会議 編集・ライター講座46期

半年ほど投稿しておりませんでしたが
その間、書く仕事を本格的にしたいと思い
宣伝会議の編集・ライター養成講座に通っていました。無事、7月に46期として卒業しました。

感想としては、講座に通って本当に良かった。
第一線で活躍するプロの講師陣に、心構えや
実際の書き方など、沢山教わりました。
そして何より同期の仲間に知り合えた事。
いろんな考えを持つ素敵な方々でした。

同期の方々とnoteを通じ書く事を続けて
行く事になり、投稿を再開しました。
よろしくお願い致します。

書く仕事をしたいと思ったのは

書く仕事をしたいと思ったのは、思い返せば
劇団で舞台演出の仕事をして「書くこと」と
「言葉」の楽しさを知った時です。

劇団で前説さんの台本を書き、初めて書く仕事をしました。広告代理店から転職したばかりの素人。
それは厳しいダメ出しを頂きました。何度も修正を加え、私の書いた言葉が実際に観客の方々の前で役者さんに語られた時、言葉が命を得た感じがして感動しました。

誰かに読み聞かれ、自分の言葉に命が与えられる。
自分の考えや想いを共有してもらえる、
書く仕事とは、そんな仕事ではないかと思います。誰かを素敵な気持ちに出来たら最高ですね。

劇団では沢山の戯曲に出会いました。
特に印象深かったのは、文学座の創設者で劇作家の
岸田國士(きしだくにお)さんの作品。
1990年代初期から中期にかけて活躍した方です。
この方の戯曲は書く言葉、語られる言葉が美しくて有名です。古き良き日本人の奥ゆかしさや優しさ、
面白さが表れています。年代的に古く
「さふいふ(そういう)」とか
「したまへ(したまえ)」とか
表記されたままの台本を扱いました。
2000年代に10代の役者さんに、読み方を教えるのは大変でしたが、100年近く経って台詞として語られた時、日本人ってこんなに綺麗に話せるのかと感動しました。ネットスラングが飛び交う現代に、
必要な存在のような気がします。

余談ですが、岸田さんの戯曲は「細君(さいくん)」という言葉をよく使います。これは今の
「奥さん」という意味。何か素敵な表現ですね。

私のお勧めは「紙風船」。結婚一年目の夫婦が
たわいもない会話をする一幕劇ですが、
とても素敵です。一部ご紹介します。

夫 おれたちは、これで、
  うまく行つてる方ぢやないかなあ。
妻 もう少しつていふ処ね。
夫 金かい。
妻 さうぢやないのよ。
 (長い沈黙)
夫 犬でも飼はうか。
妻 小鳥の方がよかない。

古き良き日本人の会話を楽しみたい方は、
ぜひ一度ご覧になってみて下さい。

書く仕事、これから

46期を卒業したものの、書く仕事をどうするか。
これから考えて行こうと思います。
頑張った人に送られる、金の鉛筆は1本頂きました。
この鉛筆を胸に書く事と向き合って行きたいです。

ご興味持って頂いた方、お仕事のご依頼お待ちして
おります!得意分野は恋愛コラム、随筆です。

※実際の私を知る方もこちらを見て下さる事になり、都合により過去の投稿を一部削除しました。
削除記事にコメント下さった方、スキして下さった方、フォロワーの方、申し訳ありません。

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