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フリーライター/宣伝会議編集・ライター46期/ 広告代理店営業、大手劇団で舞台演出研究…

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フリーライター/宣伝会議編集・ライター46期/ 広告代理店営業、大手劇団で舞台演出研究生を経験しました。書くことが大好きです。 得意分野は恋愛コラム、社会問題など。地方自治体のお仕事実績有。お仕事募集中です!“クリエイターへのお問い合わせ”欄からお気軽にお問合せ下さい。

マガジン

  • 37.4°-世界は物語で出来ている【since2024】

    • 18本

    プロアマライターたちの記事まとめ【Amazonベストセラー1位獲得作家監修】

  • 46期マガジン

    • 81本

    宣伝会議 編集ライター養成講座46期の有志メンバーによるマガジンです。 【出題中のお題】 A. 好きな色について B. これって私だけ? C.フリーテーマ 上記3つから1つ選んで投稿。

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自己紹介。

記事を読んで下さった皆様、はじめまして。 ajiと申します。 noteを始めて数日ですが、自己紹介をして おりませんでした。申し訳ありません💦 私は産まれは神戸、育ちは東京、現在神奈川県に 住んでいます。女性です。 大学は国内私大をダブルスクールし、それぞれで 哲学と社会福祉を学びました。 社会福祉では児童福祉を専攻し、児童相談所の 相談員を目指し、児童相談所や養護施設で研修しました。あまりの現実の悲惨さや、行政支援の限界、当事者の子供への同情が過ぎてしまい、仕事として出来な

    • 豆ごはんLOVE(簡単レシピ付)

      私は豆が大好きで、カレーは豆カレー。ポークビーンズ、チリコンカン、豆スープ等もこよなく愛しており、冷蔵庫には豆腐や納豆を常備してます。お菓子は豆おかきやカルビーのミーノという豆スナックが大好き。豆愛が止まりません。 豆が旬を迎えるこの時期は、私にとって至福です。 必ず豆ご飯を作ります!!最高です!!写真は最近私が炊いた豆ご飯様です。プロ並の映えはありませんが、豆への愛を込めて作りました。 実は調理師免許を持っておりまして、簡単なレシピをご紹介します。一緒に豆を愛でて下さる方

      • こんな時は、空を見上げて。

        私、海の近くに住んでいます。 目の前は川で、ちょうど海と繋がる河口あたり。 自宅前には公園があって、窓から色んな景色を 見ています。マンションのわりと高い階なので、 いろんな物が良く見えます。 保育園の子供達がお散歩に来ていた時は、 可愛らしい声と、あっち行ったりこっち行ったり する小さな影が可愛らしくて、小さい子供の声が うるさいとクレームをつける方がようわからんなぁ と思ったり、公園で一人ランチをしていたサラリーマンの方が、いきなりトンビにランチを奪われ 「ヴァアァアー

        • 小説で行く心の旅④ 「桜の森の満開の下」坂口安吾

          「桜の花が咲くと(略)絶景だの春ランマンだのと浮かれて陽気になりますが、これは嘘です」 こんな驚きの言葉で始まる作品をご紹介します。 小説で行く心の旅、四回目は「堕落論」「信長」 などで有名な坂口安吾さんの「桜の森の満開の下」桜が見頃のこの時期、ぜひ楽しんで頂ければと思います。この作品は1947年に「肉体」に発表され、非常に面白い作品で野田秀樹さんはじめ多くの方が舞台化しています。 坂口安吾さんは、第21回~第31回芥川賞の選考委員を務め、第28回では松本清張さんを高く評価

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        記事

          小説で行く心の旅③ 「虫のいろいろ」尾崎一雄

          小説で行く心の旅、三回目は第5回芥川賞(1937年)を「暢気眼鏡(のんきめがね)」で受賞した 尾崎一雄さんの短編小説「虫のいろいろ」を ご紹介します。この作品は1948年に「新潮」に発表 されました。3月に入り啓蟄も過ぎ、虫が動き出す この時期に、ぜひご覧頂き楽しんで頂ければと思います。 ※「新潮」は新潮社が1905年に創刊した文芸誌 ※「尾崎一雄全集」3(筑摩書房1982年発売)より   【あらすじ】※ネタバレを含みます、ご注意ください。 長い闘病生活 主人公は48歳

          小説で行く心の旅③ 「虫のいろいろ」尾崎一雄

          パンク鮨のおじょう。

          「イカした店員さん」のお題で記事を書く事になり 真っ先に思い出した人がいます。私が「パンク鮨」 と呼ぶ「鮨いわじ」の店員さん。この人を置いて、 私の中でイカす店員さんはいないと思ってます。 イギリス帰り、赤坂仕込みの店主 「鮨いわじ」。閉店してかなり経ちますが、 恵比寿にクールな鮨屋がありました。恵比寿駅西口近くにある、静かなエリアの雑居ビル2階。小さい 看板が出ている位の隠れ家的な店でした。 カウンター6席とテーブル2つの小ぢんまりした店。落とした照明にジャズが流れる大

          パンク鮨のおじょう。

          小説で行く心の旅②「東京都同情塔」九段理江

          小説で行く心の旅、二回目は第170回芥川賞 受賞作 AIを使用し話題となっている九段理江さんの作品 「東京都同情塔」をご紹介します。 ※「文藝春秋」三月特別号(令和6年2月9日発売)  より この作品は今年1月17日に受賞が発表されました。 前回ご紹介した戦後作品から約80年進み、現代の小説をご紹介します。1947年に野間宏さんが発表した「顔の中の赤い月」とは世の中が随分変わっています。もしよろしければ、そちらもご覧頂いて時代の流れを感じて頂けると嬉しいです。 【あらすじ

          小説で行く心の旅②「東京都同情塔」九段理江

          裸で踊ろう。〜私の転職記〜

          「では、私に続いて踊ってください」 広告代理店を約8年間勤務して転職。新しい職場の 初日は、こんな衝撃的な一言で始まった。 広告の仕事をしている最中、ひょんな事から舞台演出の魅力に取り憑かれ、演出家になりたいと心から 願うようになった私は、退職し暫く独学で舞台演出の勉強をした。そして大手老舗劇団の演出部の入団試験を受け合格。合格者説明会で言われたのは、 「演出部に入られた方は、演技部の方(俳優)と  一年間同じ訓練を受け、舞台にも出て頂きます」 その瞬間、頭が真っ白になった

          裸で踊ろう。〜私の転職記〜

          小説で行く心の旅①  「顔の中の赤い月」野間宏

          小説で行く心の旅、第一回目は野間宏さん (1915年〜91年)の短編小説 「顔の中の赤い月」をご紹介します。 ※「日本近代短編小説選/昭和篇2」岩波文庫より 野間宏さんは京都大学仏文科卒の作家で、 反戦運動を行なっていました。第二次世界大戦中、 フィリピンに派兵されています。 この作品は1947年「綜合文化」に掲載されました。扱う言葉が難しい所もありますが、短編なので読み易いと思います。 〜あらすじ〜※あらすじはネタバレを含みますのでご注意下さい。 主人公が、赤い月の戦

          小説で行く心の旅①  「顔の中の赤い月」野間宏

          「小説で行く心の旅」行きませんか?

          今年から、小説講座に通う事になりました。 私自身に書きたい事があり、一から勉強して 小説を書いてみたいと思いました。 講師の先生は、芥川賞作家を輩出した大ベテラン。 気持ちも引き締まります。 課題として、数多くの小説を読むことになり、 自分の勉強の為にも、個人的な感想を含みますが 課題小説をご紹介したいと思います。 不定期な投稿になりますが、月2回は投稿を 目標にしたいです。 何作品か読みましたが、どれも昔の難しい言葉を 使っており、その意味を調べるだけでも大変です。 で

          「小説で行く心の旅」行きませんか?

          今年やりたい10のこと。

          2024年、始まりましたね。 お正月から大きな地震があったり、 飛行機の事故があったり。 大変な年明けとなりました。 被害に遭われた方々には、 心よりお見舞い申し上げます。 心身ともにご回復されます事を 心よりお祈り申し上げます。 今年やりたい10のこと、毎日を大切に。 人生、本当に何が起きるかわからない。 1日1日を大切に過ごして行きたいです。 そこで、今年やりたい10の事を考えました。 1. 12時迄に寝る習慣を作る どうしても、夜更かし気味なので、12時ま

          今年やりたい10のこと。

          精神科医Tomyさんにアドバイス頂いて考えたこと。

          もう今年も残すところあとわずか。 私の今年一年を振り返りました。 ライターについて一から学ぶ、という 新しい事にチャレンジし、努力の結果 お仕事も頂きました。 その後カレーを追求しまくる学校に行き、 新たなチャレンジも生まれました。 素敵な仲間が出来、 知らない事を知り、 新しい事に挑戦する。 とても充実した一年でした。 その一方で、長年信用していた方に がっかりする様な事をされ、 プライベートでは悩み続けた一年でした。 精神科医Tomyさんに相談して そんな中、精

          精神科医Tomyさんにアドバイス頂いて考えたこと。

          過去の告白。 〜言うアナタ、言われるワタシ〜

          もうすぐクリスマス。 私は昔、クリスマスイブに生まれて初めて プロポーズをして頂いた経験があります。 それは人生最高の瞬間でした。 でも数時間後、一気に奈落の底へ落ちました。 人生のフリーフォールを一日で経験しました。 街がクリスマス模様に変わるこの時期に、 そんなお話をしてみたくなりました。 生まれて初めてのプロポーズ お付き合いして2年くらい経った大好きな彼。 クリスマスイブに都内のオシャレなレストランで 食事をした後、素敵なイルミネーションを見ながら ベンチに座っ

          過去の告白。 〜言うアナタ、言われるワタシ〜

          同窓会エレジー(哀歌)。

          最近、同窓会がありました。 十数年会っていない大学のサークルの仲間達と。 たまたま私がメンバーの1人と再会し、久しぶりに みんなで集まろうとグループLINEを作成。 日程を調整し、何とか実現しました。 予定を決めるやり取りの中で、女性陣は自分の 見た目の変化を気にしているコメントが多かった。「だいぶ外見が変わったから、わかってもらえるかしら」と。その気持ち、わかります。。。 久しく会っていない間に、自分の外見に自信が なくなってしまったら、気になりますよね、 女性なら尚更。

          同窓会エレジー(哀歌)。

          今の時代にラブレター。

          今の時代、コミュニケーションツールは山ほど あります。LINE、ショートメール、Facebookの MessengerなどSNSコミュニケーションツール、 メール。 ネットを見ると気になる相手の既読スルー、 未読スルーに関するお悩み相談を沢山見かけます。 気持ちの伝え方が簡単便利になった分、相手が 読んだかもすぐわかってしまい、お悩みも増える。 簡単だけど悩ましい時代だと思います。既読スルー 未読スルー心理を解説するyoutuberの方も沢山います。 でもスルーはやっぱり良く

          今の時代にラブレター。

          恵比寿の屋台が、真っ二つになった夜。

          随分昔の話です。 昔、東京都内には沢山の屋台がありました。 といっても戦時中じゃないです。 2,000年代のお話です。 当時は赤提灯と、ビニールシートで 囲まれた屋台が都内の道路脇に点在しており、 仕事帰りにふら〜っと入れる気軽さから、 よく行きました。 ビニールシートをくぐって、席が空いてたら 座る。入り口と座席の境目がなく、いきなり座って、いきなり飲んでさっさと帰る。そんな気軽さも好きでした。そしてすごく安かった。 仕事エリアという事もあり、私は恵比寿の屋台 によく行

          恵比寿の屋台が、真っ二つになった夜。