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グッとnote。(2019年から)

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自分が読んでグッときたnoteを綴るマガジン。こころを元気にしたり、何かのヒントになるかも。10個以上「スキ」がついた自分のnoteも綴じます。なんというか“GOODなnote”
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2019年7月の記事一覧

「アイデア出ないね、お茶でも行こうか」のスタンスで|クリエイティブユニット『TENT』治田将之・青木亮作

こんにちは。美濃加茂茶舗です。 このマガジンは、「違いを面白がる人」や「本物をわかろうとする人」を大事にしているわたしたちが、読者のみなさんと一緒に「本物」を考えていくメディアです。 第三弾の今回は、数々のプロダクトを世に送り出してきたクリエイティブユニット、TENTのお二人にお話を伺いました。 〈今回の「本物を知る人」〉 TENT 2011年に青木亮作さん(左)と治田将之さん(右)により結成されたクリエイティブユニット。 高層ビルのような固定された強さではなく、テント

日々の対話が、歩む道を照らしてくれる

こんにちは。長田(@SsfRn)です。 ここ最近、僕より若い方々から相談を受けたり、お話させていただく機会が増えてきました。 その時に共通して話になるのが 「どうすれば、自分という核が持てますか?」 というもの。 どうやら、僕がフリーランスで生きていることや、自分の価値観をSNSでさらけ出していることから、そういうご質問をいただくことに繋がっているみたいです。 この質問をする気持ちは、僕自身めちゃくちゃ理解できて、それこそ数年前の僕を見ているようなんですよね。

「大丈夫」をきみに

何歳になったって、不安ってものは付いて回る。 不安は心を怯えさせ、体を疲労で満たしていく。心のことなのになんで体も重たくなるのか不思議だ。 打ち合わせの帰り際、「不安はないんですか?」と会議で色々英断していく僕を隣で見ていたデザイナーが質問してきた。その決定が100%正しいような自信を感じると。正直、それができるなら今のところ僕は億万長者だ。未来が見えてるに近い。でも、それは僕にはできない。 仕事柄いろいろ決める席に座るようになってしまった。 とはいえ、昔から小さなチーム

闘アレ生活(1) 〜食物アレルギーと闘う日々を書いていきます

アレルギーと闘う(闘病ならぬ闘アレ)と決めて、2週間が経った。 一年半前のある夜にイタリアン・レストランで食べた鯖によって、突然何の前触れもなくアニサキス・アレルギーになり、アナフィラキシー・ショックで死の寸前まで行った。 このことは、今後「アニサキスという寄生虫が存在しうるすべての食材」を避けて生きないと、死ぬ可能性がある、ということを意味する。 それ以来「魚介類全般」口にしていない。 アニサキスは海の魚すべてに存在する可能性がある寄生虫だからだ。 参照: 「アニサ

繋がりすぎるのも考えものである。

いまとっても繋がりやすい社会になったように思う。 わたしはtwitterが大好きで、ツイートを通じて意気投合した人とゆるく楽しく繋がり合っている。 嬉しいことに、そうやって知り合った人たちと直接会う機会もあるし、まだ会ったことはないけれど、できるなら会ってじっくり話をしたいな、と思う人もたくさん。 オンラインというバーチャルな世界をきっかけに、オフラインでの知人がとても増えて、おかげで実現したこともたくさんある。そういう背景もあって、私は物理や時間的な制約を乗り越えられる

SNS時代のマーケティングフレームワーク「DRESS」とは?

マーケティングやビジネスに関わる方なら、みんな「AIDMA」や「AISAS」をご存知だと思います。 AIDMAとは、消費者が購買を決定プロセスのことです。これは ・製品の存在を知る(Attention) ・興味をもつ(Interest) ・欲しいと思う(Desire) ・記憶する(Memory) ・購買する(Action) の頭文字をとったものです。Wikipediaによると AIDMAとは1920年代にアメリカ合衆国の販売・広告の実務書の著作者であったサミュエル・ロ

わたしがコピーライターになるまで

異業種未経験から、コピーライターへ。ちょうど2年前に転職した。わたしの場合、成功していないし、かっこいいサクセスストーリーではないけど、なんとかコピーライターに「なる」ことはできた。 異業種からコピーライターを目指すひとのために、noteを書いてみようと思う。 客観的に考えて、わたしの場合は転職活動の前に『朝日広告賞』の公募で、準朝日広告賞をもらえたことが大きいと思う。 3〜4年くらい前かな(全体的に記憶が曖昧)、ちょうど半年に及ぶ宣伝会議のコピーライター養成講座の基礎コ

なぜ「まずい」という言葉が良くないのか、と7月24日の日記

僕、四国出身者なので、うどん文化圏で育ったんですね。中学の部活の帰りに、みんなで「100円うどん」を食べたりしてたんです。 →100円うどん、ほとんどの人が知らないですよね。立ち食い蕎麦屋みたいなお店があります。入り口に、うどんが一玉入った丼があって、それを手にとって、自分でそのうどんを、熱々のお湯の中で温めます。サーバーからおつゆを足して、必要な人は天ぷらなんかをのせます。最後にレジに行って、それを見せて「200円です」とかって言われて、支払って食べるってお店です。そのう

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見えない不自由があっても生きづらくない社会って実現できるのかしら

先日SNSを見てて 「明らかに妊婦さんが目の前に立ってるのに、優先席に座ってる若い人が無視して座り続けていた、そういうの許せない」 的な投稿を目にして、それがそこそこ発言力のある人のツイートで、また、その意見に賛成するこれまた発言力ある人たちのコメントがあり、それらを見ててちょっともやっとしたので書いておこうかな、と思って書いています。(わたしのTwitterとか見てる人は何度も言ってるからまたこの話か、て思うかもしれませんが) 不自由は必ずしも第三者から目に見えるわけ

noteの毎日更新、はじめました。

noteで本格的に情報発信を続けて、1年半が経った。書いたnoteは全部で220くらい。3日に1記事ペースで更新していることになる。 だけど今年の2,3月は忙しさもあり、なかなかnoteを書けない日が続いていた。書けないというよりも書きたいネタはあるんだけど、気持ちに余裕がなさすぎてなかなか筆が進まない。でも、月額有料マガジンを2つ開設(月4本ずつ)しているので、追い込まれてなんとか記事を捻り出している感じだった。(ちゃんと更新できていない日々が続いてごめんなさい。) で

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日本人のソフトウェア軽視と、7月19日の日記

伊藤祐二『VRインパクト』の最初のところを読んでいたら、こんなことが書いてありました。 アップル、オラクル、グーグル、セールスフォース・ドットコム、マイクロソフト、錚々たるソフトウェア企業のビッグネームである。 翻って、日本国内で創業したソフトウェア企業で、これらのビッグネームに比肩しうる企業があるだろうか? 答えは「否」だ。 この疑問に対して、「日本人は独創性に欠けている」とか「カリスマ性を備えた経営者がいない」という指摘があるが、それは違う。日本には優秀な技術者、経

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『ストーリーを売る』への僕の違和感

代表の池内です。 これからIKEUCHI ORGANICのnoteで、僕がどんなことを考えているのかを書き綴っていきます。 今回は、『ストーリーを売る』ということへの僕の違和感についてです。 最近、「モノを売るより、ストーリーを売れ」というようなことが、ビジネスやマーケティングの本によく掲載されています。ただ、こういった表現を目にするたびに、なんだかモヤモヤとしたものを感じるのです。 ストーリーを売ることがダメと言いたいわけではないのですが、とにかく、僕らは「違う」と

感動的なおいしさを作るために

独立して3ヶ月半。フリーの料理人をやめる。 理由は単純で、独学の限界を感じたからだ。 この3ヶ月間は、ほぼ休みなく、あらゆるところで料理を作って働いた。 ご家庭に行って、お家にある食材で作りおきを用意するサービスは、自分がこれまで家族や友達に振る舞っていたことがそのまま活かせて喜んでもらえる楽しい仕事だった。 ケータリングは、週1回ほどのペースで行った。最大で80名分の用意はしびれる体験だった。仕込みの量は大変だったが、やはり多くの方に美味しいと言ってもらえることで疲

また何処かで会えるといいな。そんなことを考えている

タイトルを見てミスチルの歌詞が浮かんだ方がいたら、僕はその人と一生友達になれるかもしれない。 僕がミスチルと出会ったのは小学校6年生の「物憂げな6月」だった。清涼飲料水のCMソングとしてテレビで流れた『innocent world』の、爽やかでいながら高揚するあのメロディに、思春期直前の「Children's World」にいた僕は一瞬で持っていかれた。 ちょうど4つ年上の姉もミスチルにはまってくれたおかげで、過去のアルバムを聴き漁りどっぷりミスチルにはまった僕は、以来2