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新人賞の締め切りが迫り、爛れる生活。

そろそろ、生活が爛れる一歩手前になってきた。なんの話だ。新人文学賞の締め切りが一ヶ月を切ると、起こる現象です。朝、原稿。昼、ぐったり。夜、原稿できたりできなかったり。食事も摂ったり摂らなかったり。いや、「飯は食え」と思うんだけど。原稿に集中するこの時期は、食欲が減退するんです。鬱になっても、食べたくないときは多々あるけどね。はは。じゃなくて。


まあ、3週間近く原稿に目を向けることすらできなかったんだ。一昨日、やっと推敲する気になれた。ので、遅れを取り戻すように、ぼくの頭はぼくの手を急かす。


修正に使っている万年筆のインクが切れた。補充する。手が震える。そういえば、朝食を食べていない。最低限、頭を働かせるための糖分(黒砂糖、高たんぱくヨーグルトなど。)は摂っているんだけど。


「飯は食え」体が受け付けないときは、どうすればいいんですかね。そのせいで、夜にはほぼ動けない状態になるんだけど。全く以て厄介だ。


「なぜ、人は食事をしなければならないのか?」腹を盛大に鳴らしながら、至極どうでもいいことを考える。「食べなければ、生きられないからだろう。バカかお前」以上、ぼくとぼくによる問答です。


腹は空いているのに、食べられないとはこれ如何に。まあ、年中抱いている疑問だけど。拒食と過食をくり返している身にとっては。それはさておき。


去年もそうだった。日々極限状態でもの書きをしていた。(主に、公募の締め切り間近。)ぼくだって、本当は三食きちんと食べて、しっかりエネルギーを補給して、原稿に臨みたいよ。でも、体も頭も言うことを聞いてくれない。


「自分のことが一番わからない」とは、このことだよ。食欲がないときは、白湯をすすって、腹を温めることでごまかすぼくだよ。これだけでわりと気力が回復するよ。根本的な解決にはなってないけど。


寝起きがものすごくだるいのは、気圧のせいだけじゃあるまい。ええ、ろくに飯を食わないぼくのせいだとも。休憩なしの何時間のもの書きで、エネルギーを消費するくせに。消費した分を補給しない。ので、ますます消耗する。悪循環だ。体も頭も学習しない。それでも、原稿が最優先。長らく筆が止まっていた分、書くことを止められない。なんか、カッコつけているみたいだけど。


食欲がある人は、食べられるときに食べましょう。
さもなければ、もれなくぼくみたいになります。

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