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7/31

5:45起床。

天気は晴れ。
今日と昨日を繰り返して。
昨日と明日を繰り返して。
その結果が、今日だ。

ライフ イズ ビューティフルには、ほど遠い。

朝、1袋と3錠。
昼、1袋と1錠。
夕、1袋と6錠。
就寝前、1錠。
あ、1袋っていうのは漢方薬の小袋のことね。

僕は、1人でしっかり生きている気になっているけど、
実際は、これだけの薬に支えられてようやく立っている状態だ。
いざこうして文字にしてみると、
わかっていたはずなのに、自分でもおっかなびっくりしているところだ。

僕が服用している薬は、9種類。
(頓服薬も合わせると、10種類)
その内、2種類はその他の薬の副作用を抑えるものだ。
残り7種類は……まあ、ほとんどが精神的安定を図るためのものだ。

しょっちゅう調整しているから、
種類が1増えたり1減ったりはしているものの、
どちらにせよ、僕がそれらを服用している事実は変わらない。

もう、1年になるのか。
かかりつけのクリニックに通うようになったのは。
そして、それ相応の薬を処方されるようになったのは。

最初は、9種類もなかった。
けれど、
当時の僕があまりにも不安定だったり、
自分が障害者であることが発覚したり、
そんなこんなで、種類は増えに増えていったのだった。

ん?
そのことについて、思うことはないか?

別に。

だって、薬とはもう長い付き合いだもの。

食事前に飲む。
食事後に飲む。
寝る前に飲む。
僕にとって、薬は食事と同列の存在だ。

とはいえ、そんな僕でもマナーは守る。

ファミレスにいったときとか、公共の場では飲まないようにしている。

ちょっと前までは、人目を気にすることなんて無かったけど、
でも、よくよく考えてみると、
周りの人は、僕が何の薬を飲んでいるのかを知らない。
僕がその薬を常用しているなんて、はたして何人が思うだろうか。

要は、
「風邪引いている人(例えばね)が、近くにいる」
そんな風に思う人の方が、多いってこと。

それに気付いてからは、人前で薬を飲むことはなくなった。

ただし、身内は別だ。

うちでパートナーとごはんを食べているときは、気にせず飲んでいる。
最初はそのことについて気にしていたんだけど、
パートナーの方は全く気にしていなかったので、僕もそうすることにした。
いちいちこそこそするのは大変だから、とてもありがたいと思っている。

でも……今のところはパートナーだけか。
うちの母さんは、たとえ外じゃなくて実家でもそれを許さないから。
まあいいか、そのことは。

たぶん、薬が無くなることはない。
これから先も、ずっと。
でも、それはきっと悪いことじゃない。
僕が、生きていくのに必要なら。

だからこの先も、
よろしく頼むよ、相棒。

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