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色魔術で走り出せ!(後篇)『片づくためのストーリー』★6★

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どんなに決意しても部屋や机の上が片づかない——そんな『いつまでも片づけられない派』のみなさまに伝わることを願ってファイナル、後篇を書きます。

まずいきなりクライマックスです。今回、私が人間としての一線を越え、AIの領域に踏み込めたと思えた瞬間がありました。

この並びを『きれい』と考えてはいけません。それは『整理整頓が普通にできる側』の考え方です。この先入観を捨てられないから、わたしたちは(1人称複数を勝手に使用)長年、『ちゃんと整理しなくちゃいけない』という呪縛に悩まされていたのです。

『片づくためのストーリー』的視点、色魔術の観点から言えば、上の写真の状態は『ストーリーが始まっていない状態』、つまり本たちの物語がない与えられたルールに逆らえない状態なのです。

それぞれの本にはもっとふさわしい場所、すなわち、自分の色を発揮できる場所があるのです。本のことを想うのなら、そこで新しく独自の『片づくためのストーリー』を編んで欲しい。もう一度、上の写真を見てください。1冊1冊が体を寄せ合い、萎縮しているように見えませんか?

この一見そろっているように見える配列に『否』を唱えることができるか。そこが最大のポイントなのです。その一線を越えることが出来れば、片づけの呪縛から自由になれる。

そして——

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