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夏のおもいで短歌


最近秋が近づいてきた気配を、端々で感じています。さみしいね。(暑いの嫌いだけど)



夏の思い出を、ここにいくつか残しておきます。








・みつ豆と ガラスの街の涼しさや

 お盆中みた 満ちたる幻


暑い中に見た宝石




・読み返す もらった手紙 この先も

 生きていくのに充分だった






・光さす 窓辺で手紙を書く静けさ

 1人でもずっとふたりの気持ち





・永遠は 幼きまぼろし 全てには

 終わりがあると知って本番






・おまもりに 誰にも言えない君をもつ

 正しさはないただの激薬






・別れた日 7月の夜 知らない駅

 振り返らずにホームで泣いた








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