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今、幸せを見つけた

こんにちは、心の修復作業中の愛音です。

仕事を休んで一週間、心の変化の様子を書き残します。

・動けない、着替えられない

14日は眠れませんでした。
2時過ぎ、3時近くまで寝たい寝たいと言いながら眠れない…
ようやく眠れて、目が覚めると体が怠い、起き上がろうとも思えない。
もういいや、起きているけど起き上がり活動することはあっさりと諦めました。テレビをつけるけど別に見たいわけじゃない。寂しいから音が欲しかっただけです。

3日間はパジャマで過ごしました。着替えることが出来ない。え、服着るだけじゃん!と思うでしょうが…服を選んでパジャマを脱いで別の服を着る、この動作がとにかく面倒、そんな気力はありませんでした。
父は私がパジャマでリビングにいることで精神状態を把握してたと思います。着替えてないということは気力がない時だな、と。言わなくても通じるあたりがありがたかったです。

・食欲が戻る

ずっと食欲がありませんでした。文字通り「食」への「欲」がなかったんです。
食べて美味しいとか、これが食べたいとかなくて、機械的に目の前のご飯を口に入れる噛む、飲み込む、噛む、飲み込む、の繰り返し動作をしていました。食事すら普通にというか、今までどおりにならなかったんです。
でも仕事を忘れる生活をしていたら「寒いから温かいスープ食べたいな、どうせなら野菜沢山入れたミネストローネとか!」自分でこれが食べたいから!という気持ちで料理を作ったのは久しぶりでした。出来上がったミネストローネは野菜たっぷりで、温かくて、美味しかったです!

・掃除をする

ふと自分の部屋が荒れていることに気づきました。着替えは出来るようにはなったけど、パジャマは脱ぎっぱなしで着た服はタンスに戻さずにこれも脱ぎっぱなしでした。
服が畳まれずに散乱というか、ちょっとした山?になっている。よくよく見ると床にはゴミも…。
「部屋の掃除したのはいつだっけ?」
以前なら仕事が休みの日と日曜に掃除機をかけるのに最近全くしていない。部屋が汚れていても気にしない、気にできない、この状態は喜ばしいことではないです。状態が悪いと身の回りに気が回りません。まさにその状態!!

まずちょっとした山になっていた洋服をきちんと畳んでタンスに戻しました。次に掃除機を持ってきて部屋を綺麗にしました。窓を開けて空気の入れ替えもついでにしちゃいました。

・ルームフレグランス

掃除の続きなのですが、ルームフレグランスを交換しました。これはもう何か月も交換していなく、空っぽの瓶にスティックが刺さっているだけの状態…もちろん、香りなんてしません。これも別にいいやー、とも思えず無関心で過ごしていました。
前は瓶が空っぽになりそうだと次はどの香りのものを買おう!とわくわくする私が、なにも思わず過ごしていたんです。関心を持てなくなるのは本当に怖いです。生きる気力が削りに削られていました。

ちなみに今回は柑橘系のものを買いましたよ。柑橘系は元気をもらえる香りだから、今の私にはこれしかないと思ったんです。

・見えてきたもの

一週間の前半はなにも出来ない日々なのに、それに対して「どうしよう!」という焦りもなく「しょうがないじゃん」と開き直るわけでもなく、ただベッドに横になるか、リビングでふらふらしてるか。気力が全くない。
人って気力、パワーがないと生きることも適当になります。そこに精神状態が悪いのが重なると自分に興味もないため適当なことにも、無気力なことにも気づけません。部屋に脱ぎ散らかした服が重なってもなにも思いませんでした。
でもちょっとずつでも元気になると「部屋汚い!とりあえず服だけでも畳もうよ!ほら、頑張れ私!!」見えるものが増えてきます。見えるものが増えると心の調子も見えてきて、自分へ優しくなります。私の場合柑橘系の香りでも自分を癒すことにしました。

・今、幸せ

きっとこの状態は幸せなんだと思う。
パジャマから着替えて、ご飯を食べて、掃除をして、漫画を読んだりして優しい時間を与えています。だから振り返ると反省します。なんで私はあそこまで自分を追い込んで、楽しくない生き方して、それで仕事してたの?一緒に働いていた方にも、利用者さんにも申し訳ない支援員でした。
心に余裕がないのに、意地になって仕事しても、それは仕事をしたと言えるのか?うん、違うと思う。少なくとも私がなりたい支援員でもピアサポーターでもないです。

心壊れてもうダメだと思ったけど、壊れたところから立ち上がって、様々なことに気づけた。そして幸せにも出会えた。
もう少ししたら職場復帰できるので、復帰した際は職員の方々に心から謝罪とお礼をします。そしてまた、私らしく利用者さんと関わっていきます。

*愛音*

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