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株式会社クリーク・アンド・リバー社でXR事業の責任者をしています。 #XR(VR.AR.MR) #メタバース #日本美術史 #絵巻 #仏像 #現代アート #読書 #編み物 #MBA

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最近の記事

【読書記録】組織の壁を越える「バウンダリー・スパニング」6つの実践

▼読了図書 『組織の壁を越える「バウンダリー・スパニング」6つの実践』 ▼内容概要&感想 VUCAの時代、リーダーには異なる情報や人材をうまく統合することで無限の可能性や優れた効果を生み出すことが求められる。 そのためには、組織の壁を越えて、相互協力やつながりを重視するアプローチが必要である、というのが本書の前提となっています。 "企業や政府、組織、コミュニティが現状の課題を解決し、新たな機会を実現するためには、リーダーは集団の境界やアイデンティティを越えて考え、行動

    • 【読書記録】戦国ベンチャーズ

      ▼読了図書 『戦国ベンチャーズ』北野唯我 ▼感想 お世話になっている方が書評を書かれていたので、購入。 https://globis.jp/article/56812 戦国時代や三国志の武将になぞらえながら、"強み"の類型ごとに必要な対応や成果に繋がる組み合わせを紹介してくれている本です。 ライトに組織論を書いている本ですね。ストレングスファインダーと連動しているのも面白かったです。 強み診断チャートのようなものがあって、自分ではあんまりしっくり来てないけど、戦国

      • 【読書会記録】孫子の兵法②

        先日より始めた、大学院の友人と、人生初の「読書会」。 「孫子の兵法」について下記の本をベースに読み進めています。 ▼読書中図書 『最高の戦略教科書 孫子』守屋淳 著  日本経済新聞出版 第2回目は 第二章:敵と味方の比べ方 第三章:戦いにおける二つの原則ー不敗と短期決戦 第十三章:そもそも戦略と戦術とは、どう違うのか 第十四章:試行錯誤ばかりしていたら心が折れそうなんですけど の4つの章を読みました。 (前半が原典解説、後半が応用方法の考え方が記載されているた

        • 【読書記録】パーソナルインパクト

          ▼読了図書 『パーソナルインパクト』 マーティンニューマン ▼感想 東京五輪招致のプレゼンテーションを指導した著者が、「出る杭は打たれる」文化に染まった恥ずかしがり屋の日本人に向けて、プレゼンの極意を書いた本です。 相手にいかに動いてもらうかということを学ぶ、「パワーと影響力」という大学院の授業で紹介されていたので読みました。 例えば「お・も・て・な・し」の神プレゼンが、いかにして生まれたか、またなぜそれが人々の心を動かしたのか、その舞台側がかなり具体的に記されてい

          【読書会記録】孫子の兵法①

          大学院の友人と、人生初の「読書会」なるものを始めました。 古典を学ぼうということで、記念すべき第一冊目は「孫子の兵法」。 下記の本をベースに読み進めることになりました。 ▼読書中図書 『最高の戦略教科書 孫子』守屋淳 著  日本経済新聞出版 ▼感想 読書会って面白いですね!! 方法はお互いに同じ章を読んできた上で、感想や意見を交換するというもの。一人で読むより圧倒的に理解が深まると感じています。 友人の目を借り、脳みそを借り、経験を借りることで、自分自身の視野が大き

          【読書会記録】孫子の兵法①

          【視聴記録】カムカムエヴリバディ

          数年ぶりにNHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』にハマっています。 ▼内容 本作は1925年から100年に亘り紡がれる親子三代のヒロインの物語。彼女たちがその時代時代の試練にぶちあたり、時に心が折れたり、周りに流されそうになりながらも、不器用に、ひたむきに、自分らしい生き方を見出していくストーリーです。 ▼あらすじ(公式ダイジェスト動画) ▼感想 最終回に向けて怒涛の展開を見せています。 今朝は、人生の壁にぶつかり、お互いの為に別れを選んだヒロインとその恋人に対し、

          【視聴記録】カムカムエヴリバディ

          【読書記録】99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ

          ▼読了図書 『99%の人がしていない たった1%のメンタルのコツ』河野英太郎 田中ウルヴェ京 ▼感想 帯に「めざせ、ビジネスアスリート!」って書いてあったので、北京五輪にあやかって、積読棚からピックアップして読みました。 最近、本当に痛感するのは、心身共に健康じゃないと、仕事も遊びも志もあったもんじゃないんですよね。文字通り、身体が資本、ゼッタイです。 この本は2017年発行なので(ずいぶん寝かせた)、瞑想とか呼吸法とか、今では市民権を得ているものがずいぶん登場しま

          【読書記録】99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ

          【展覧会記録】空也上人と六波羅蜜寺展

          ▼訪問した展覧会 特別展「空也上人と六波羅蜜寺展」 ▼感想 混む前に見たい!ということで、3/1に始まったばかりの上記展覧会に行ってきました。 東京国立博物館の本館特別5室で行われており、比較的小規模な展覧会ながら、陳列された彫刻群は見ごたえ十分で感動しきりでした! まず素晴らしかったのが、仏師の祖で、私が愛してやまない平等院鳳凰堂の阿弥陀如来様の作者でもある定朝作と伝えられる地蔵菩薩立像。 穏やかなお顔立ちと流麗な衣文が織りなす静謐なリズムにのっけから大興奮でし

          【展覧会記録】空也上人と六波羅蜜寺展

          【読書記録】永遠の詩

          ▼読了図書 『永遠の詩』茨木のり子 茨木のり子さんの詩集を買いました。 反戦やコロナの世情の中で、心に響く言葉が沢山ありました。 1926年生まれで、終戦の1945年には19歳。虐げられた青春を生きなくてはならなかった世代で、誰もが荒み、萎縮していきていた時に、自分や他人を勇気づける詩を書いた人です。 紡がれる詩の一編一編から、自立した一人の女性としての凛とした佇まいが伝わってきます。同時代に生きていたら、ゼッタイ尊敬していたと思います。 ”自分の感受性くらい 自

          【読書記録】永遠の詩

          【読書記録】アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術

          ▼読了図書 『アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術』 エイミーウィテカー ハーパー ▼感想 こういっては何なのですが、感性や情緒といったものに価値を見出す仕事がしたいと言いながら、とはいえ「アート」と「ビジネス」は縁遠いもの(儲からないもの)と思っていた私です。 本作は「アート=自分発で問いを生み、新しい価値を作りだし、コンテクストを創ること」と広義に捉え、ビジネスにこのスタンスを持ち込もうという内容のものでした。 生み出された瞬間から完璧なものはあ

          【読書記録】アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術

          【読書記録】完売画家

          ▼読了図書 『完売画家』 中島健太 CCCメディアハウス ▼感想 画家やアートは魔法でも使う特別なものと思われがちだけど、そんなことはない。 作り手視点で言えば、どうなりたいかというビジョンと、そこに向けた地道かつ持続的な努力、そしてプロとして生きていくための戦略が必要。 見る人の視点で言えば、「自分はこの作品が好き」と言えるものが1つでもあればOK。 「絵描きは食えない」は、業界と本人の刷り込みであるという観点から、いかにして著者が"完売画家"として今を生きてい

          【読書記録】完売画家

          【読書記録】生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

          ▼読了図書 『生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの』 ▼感想 2016年時点で既に謳われていた「働き方改革」に際し、生産性を上げるとはどういうことかを元マッキンゼー人事の観点から著した本です。 今読むと働き方改革について「かなり古いこと言っているなー」と感じる部分があり、コロナの影響等で大きく世の中が変わったんだということに思い至ります。 この本を読んでいた少し前、2名で100名くらいの専門職を採用するという業務に携わっていたのですが、文中に出てくる「量を

          【読書記録】生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

          【展覧会記録】よみがえる正倉院宝物 再現模造にみる天平の技

          ▼訪問した展覧会 『よみがえる正倉院宝物 再現模造にみる天平の技』 ▼感想 宮内庁正倉院事務所が明治時代から作り続けている正倉院正倉の宝物の精緻な模造の展覧会。メインビジュアルにもなっている五弦琵琶の模造が見たくて訪問しました。 模造と言えど、侮る事なかれ。人間国宝に指定されるような当代技術の最高峰を極めた職人と、1300年前の工法や彩色を解き明かすハイテクが掛け合わさって、聖武天皇が愛蔵していた当時のままの姿を再現しているという大変貴重な品々が展示されていました。

          【展覧会記録】よみがえる正倉院宝物 再現模造にみる天平の技

          【読書記録】両利きの経営

          ▼読了図書 『両利きの経営 「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く」』 東洋経済新報社 ▼内容概略 言わずと知れた『両利きの経営。』 当社は2月末が決算期で、事業計画時等は良く「両利きの経営ってことだよね」という話になるので、久しぶりに開いてみました。 私は読むときに付箋を気になった所に貼りながら読むのですが、本が分厚くて全部再読するのが面倒な時は付箋の前後を中心に読んだりします。 今回もその読み方で再読しました。 最近受けている経営学の授業において、企業の中でイノベ

          【読書記録】両利きの経営

          【読書記録】仕事に効く教養としての「世界史」

          ▼読了図書 『仕事に効く教養としての「世界史」』 出口治明 祥伝社 ▼内容紹介 文系まっしぐらで今まで生きてきた私ですが、主に「カタカナが覚えられない」という理由で、高校でも大学でも日本史専攻でした。 でも最近、同じ時代に世界では何がどんな原理で起きてたんだ??みたいな歴史の見方をするのが凄く面白いことに気づき、そんなニーズに応えてくれたのがこの本です。 まあ、歴史の話なので、"諸説あり"が前提だとは思うのですが、今のニュースの見え方なんかも変わってきて興味深いです

          【読書記録】仕事に効く教養としての「世界史」

          【展覧会記録】Chim↑Pom展:ハッピースプリング

          ▼訪問展覧会 Chim↑Pom展:ハッピースプリング@森美術館 ▼参考/展覧会解説記事 (作品画像等) ▼感想①:ちゃんと衝撃を受けられた事に安心 私にとって、展覧会とは”自分のアンテナの感度”を確かめる場所だと思っています。 美術史を勉強していた大学時代、Chim↑Pomさんをはじめ、ラディカルな表現をするアーティスト・作品たちと沢山触れる環境に身を置き、日々様々な刺激を受けていました。 ところが社会人になってから十数年、気づけば見に行く展覧会は大型美術館で行わ

          【展覧会記録】Chim↑Pom展:ハッピースプリング