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【読書記録】両利きの経営

▼読了図書

『両利きの経営 「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く」』 東洋経済新報社


▼内容概略

言わずと知れた『両利きの経営。』

当社は2月末が決算期で、事業計画時等は良く「両利きの経営ってことだよね」という話になるので、久しぶりに開いてみました。

私は読むときに付箋を気になった所に貼りながら読むのですが、本が分厚くて全部再読するのが面倒な時は付箋の前後を中心に読んだりします。
今回もその読み方で再読しました。

最近受けている経営学の授業において、企業の中でイノベーションを起こすためには、既存事業を上手に"忘却"し、市場に商材を投下しながらPDCAを回して"学習”し、どうしても足りないリソースや経験は、既存事業から"借用"するべし、と学びました。

本作はそんな「忘却・学習・借用」を切り口を変えて記載している内容が結構あるなと感じました。

私自身、新しいマーケットに対する事業を担当しているので、改めて頭の中に叩き込みながら、柔よく剛を制すような、そんなリーダーになりたいなと思いました。

▼グッときたフレーズ

・マネジメントは確実に列車を定期運行させるのに対し、リーダーシップは適切な目的地に列車を確実に向かわせる

・明確な戦略的意図、経営陣の保護や支援、対象を絞って統合された適切な組織アーキテクチャー、共通の組織アイデンティティが揃わなければ、両利きの経営を成功させるのは難しい。

・両利きの経営の成功にかかわるリーダーシップの原則は次のとおりだ~中略~④「一貫して矛盾する」リーダーシップ行動を実践する ※既存事業と新規事業で評価ポイントを変える等


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