▼読了図書
『永遠の詩』茨木のり子
茨木のり子さんの詩集を買いました。
反戦やコロナの世情の中で、心に響く言葉が沢山ありました。
1926年生まれで、終戦の1945年には19歳。虐げられた青春を生きなくてはならなかった世代で、誰もが荒み、萎縮していきていた時に、自分や他人を勇気づける詩を書いた人です。
紡がれる詩の一編一編から、自立した一人の女性としての凛とした佇まいが伝わってきます。同時代に生きていたら、ゼッタイ尊敬していたと思います。
”自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ"
肝に銘じて、強くしなやかに生きていきたいものです。