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たくさんの方のおかげでワクチン3回目接種にたどり着けた今週

日本を発つ前、9月に接種した2回目のワクチン。

韓国では防疫パスなる制度があって、来月には切れてしまうから、学校が休みな今月のうちに接種しようと計画して2ヶ月。

ちなみに防疫パスが切れると、飲食店への入店すら危うくなる。


ネットで調べたり、各所に電話したりした結果、やっと接種できたワクチン。

貴重な経験だったから、残しておこうと思う。


接種をすると選択したこと


韓国人の中には、大統領選を前に、ワクチンを接種しないと選択している人もいるようだと聞いた。

というのも、韓国ではワクチン接種に懐疑的な意見もあるらしい。そして、大統領が変われば防疫パスのようなルールも変わるのではとの意見があるそう。

と言いつつ、自分で調べたことではないからこのあたりはあまり書かない。


一方で私は、この国にとっては外国人。何かあった時に一番守られない類の人間だし、満足に言葉が話せないから自分でなんとかすることもできない。

だから私は、いまのルールに則ってワクチン接種をすることにした。


韓国でのワクチン接種にリスクがあると言われても、防疫パスが切れてから2ヶ月間の生活を犠牲にするよりはいいと思った。

それに、日本に帰国してからドイツに発つまでの間に、日本で接種ができるともわからない。

リスクや時間を考慮したら、私は韓国でのワクチン接種が一番だと思った。


長かった道のり


とは言っても、外国でのワクチン接種は私にとってすごくハードルが高かった。

まずは本人認証がされた電話番号が必要。と、気づくまでにも時間がかかった。

もともと持っていた番号では本人認証ができず、半年しか韓国にいないのに番号を変えた。

(問い合わせるまで教えてくれない業者にも少し怒りが湧いた。韓国に行く方はお気をつけください。私はここに乗り換えた。)


その後、日本から持ってきたワクチンパスポートを持って保健所に。

地味にアクセスが悪いのと、うっかり元本を持たずに急いで行ってしまったからこれも苦労した。

近くにあった外国人カウンターのおじさまが、データをメールで受け取って印刷してくれて助かった。


接種登録ができたと喜んで、やっとやっと接種予約をしようとしたら、対象ではないと表示された。

どんなに調べても必要な手段は踏んでいるし、防疫パスも発行できて手元にある。なのに、なぜか予約ができない。

カカオトークの当日予約ページならできるのでは? と友達と話して、当日まで待ってみた。なぜなら、予約をしたら取り消せない仕様で試せなかったから。


仕事の都合上この日しかないという日の朝に予約をしようとしたら、やっぱり対象ではないと表示される。

表示される番号に電話をしたけど、外国人用番号はなかなか繋がらない。

30分かけ続けてやっと繋がり、日本語の通訳の方を介して話した結果、ここではどうしようもないとわかった。


教えてもらった番号(おそらく区役所)にかけ直した。この時点で、この日最初の仕事の時間が迫っていて焦る。

日本語が話せる方に直接繋がり、事情を伝えて予約係の方と繋いでもらう。

余談だけど、どちらも予約担当の方と通訳の方と私の3名で電話ができるようになっていて、母国語で話せることに心から安心した。ありがとう韓国。


なんだかんだとまた説明をして、私は今日接種がしたいけど自分では予約ができなかったと言ったら、「いま登録をし直したからやってみて」と言われた。

急いでカカオの予約ページを進めてみたら予約ができた。仕事が始まる数分前。

ありがとうございました〜〜〜감사합니다~~~っと最大限の感謝を伝えて電話を切り、仕事に向かったのだった。


異国でのワクチン接種


そんなこんなで、なんとか無事にワクチン接種ができた。そしていまは副反応と闘い中。

日本でも難しいのによくやったねと母に褒めてもらった。嬉しい。私もよくやったと思う。


途中で電話番号を変えたからいけなかったのかとか、でも接種登録は新しい番号でやったし防疫パスも持っているのにとか、原因がわからなくてやきもきした期間が長かった。

そして何より、正しい手順を踏んでいるのに「接種の権利がない」と表示されるのは辛かった。なんだか個人的に否定されているような感じがして。


でも、これを経験したから、異国で生きることへの自信が湧いた私もいる。

今回は通訳の方に助けてもらったからコミュニケーションが取れたのは間違いない。でも、調べて粘れば解決できると体験したから。

この体験が、この先も私に勇気をくれる気がする。


副反応も今日で終わるといいな。

ここ最近はパソコンと向き合いっぱなしの日々だったけど、昨日は座るのも辛かったので寝るかテレビを見るかして過ごした。

今日1日体を労わって、明日からの仕事に備えようと思う。


7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️