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自分に期待する
この2ヶ月ほど、なんとなく仕事がうまくいかないと感じます。
いま私は20名ほどのチームのリーダー職を務めていて、リーダー職に就いたのはここ最近のことではありません。
リーダー職はかれこれ4年目、そのうちプレイヤーも兼ねていた期間は2年間ありました。
初めて現場を離れた去年は、苦しみながらも前進している感覚がありました。でも2年目である今年は、前進しているように感じられません。むしろ後退しているようにも感じます。
なぜこのように感じるのか。それは、自分に期待をしすぎているからではないか。
ふとこのように思ったので、紐解いてみたいと思います。
期待と反応
去年の私は自分に自信がなく、もちろん期待もしない期間でした。
メンバーの前でどう振る舞えば良いのかわからず戸惑い、またリーダー職ならではの孤独も味わい、だけどその中で「できたこと」に気づいて自分を褒められる時がありました。
自分を褒めるとは、そもそも自分に期待をしていなかったからできたのかもしれない。いま振り返ってみるとそのように思います。
ではいまはどうかというと、毎日あれもこれもできなかったと自責の念が襲ってきます。実際いまは業績も良くはないのですが、それ以上に自分を認められないことに苦しんでいます。
話を聞いてくれる人がいないわけではないけど、なんとなく誰かを頼ってはいけないように思っている。2年目なのだから、これくらいのことは自分で考えてやらないといけない。
そんなふうに思っているのだと思います。
自分にはもうできるはずだと期待をするから、できなかったことばかりが気になって苦しくなる。メンタルが万全でない状態で次の日を迎えて、またできなかったことに目がいく。
悪いループの中にいるのだなと感じます。
期待をしてはいけないのか
でもなんとなく、こうも思います。
いまの職場が2年目でペースがわかってきていて、かつ本業以外で自分にできることを見つけたから、自分に期待をしたくなっている時期なのではないか。
補足をすると、私は2ヶ月前から副業を始めました。それまでは本業以外で稼げるスキルなど持っていないと思っていたので、副業を始めたことは大きな自信になりました。
私は自分に自信がないと思っているけど、本当は自信がある自分も芽生えてきている。だから自分に期待をしたくなってみた結果、打ちのめされているのではないか。
だとしたら少し滑稽なのですが、でもそう思ってみたい自分がいます。
いつまで経っても自分のことはよくわからないなと思いますが、いまの私はきっと自分に期待したくなっていて、でも期待した結果は惨敗で、そこで苦しくなってもがいている。
こうして自分を客観的に見たら、なぐさめたい気持ちや少し甘やかしたい気持ちが湧きます。
これを読んでくださった方は、いまどんな時期を過ごしていますか。私のように、自分に期待しすぎて苦しくなっている方もいるのでしょうか。
苦しく感じるということは、自分に期待しないほうがいいのだろうと思いつつ、でもこのままもう少し期待をしてみたいと思う自分もいます。
苦しさは成長の途中にいることの証だと仮定したら、この苦しい時期を抜けた先には成長した私がいるのかもしれない。
こうしてポジティブに意味づけて、新たな自分を見てみたいと思います。
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