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韓国留学の完了

ついにさっき、私は日本に帰ってきた。

ほんとうは成田で一泊して、明日のLCCで実家まで帰る予定だった。でも予想以上に疲れたから、今日のうちに家まで帰り着きたくて予定を変更した。

だからいまは、乗り継ぎの飛行機を待ちながら、羽田空港の展望デッキでこのnoteを書いてる。


日本に着いた


帰国の数日前まで1週間の旅行に行ってみたり、帰ってきてから大急ぎで出国の準備をしたり、先週・今週はとんでもなく体力を使った期間だった。

書類が足りずに入国できないことはぜったいに避けたくて、ワクチンの3回接種証明とPCRの陰性証明を何度も確認しながら用意した。

なのだけど、入国できたいまとしては、「入国できてしまった」という気持ちがある。ああ、日本に戻ってきてしまったんだなあという気持ち。


韓国にいれば、私は外国人としてそこに存在することができる。

多少わかるようになったとはいえ、韓国語は私にとって外国語だし、街中で聞く言葉もそう多くは理解できない。

だから街中では自分の世界を保っていられる。


だけど日本語は私にとって母国語だから、容易に理解をすることができる。

電話をしている誰かの話とか、誰かがつぶやいた言葉とか。問答無用に入ってくるから、意識をしなければ私は私の世界を保っていられない。

特に鋭い言葉は、私に向けられたわけでもないのにグサグサと向かってくる。真面目すぎる日本人の会話は、私の心をキュッとする。


日本に着いて、いまはこんなことを受け取っている。


韓国留学の完了


何はともあれ、私の韓国留学は完了した。7か月間の留学生活が幕を閉じた。

日本に入国してお腹の空いた私は、ラストオーダーギリギリに入ったお店でラーメンを食べた。成田空港を利用するときにたまに使うお店の、いつもの味のラーメン。


ラーメンを食べていたら、この7か月間が夢だったように思えた。

7か月があまりにも早すぎて、ラーメンを食べているこの時間があまりにも当たり前にここにあって、私はただ夢を見ていたのだろうかと錯覚しそうだった。

でも、私の7か月の記録はちゃんとここにあるし、一緒に過ごしてくれた仲間も、記事を読んで留学の目撃者になってくださったみなさんもいる。

私は確かに、韓国で7か月を過ごしてきた。


完了させるにはまだまだ名残りが惜しいけど、私の韓国留学は今日で完了した。

今日からはまた日本で、留学を経て価値観の変わった私が生活をしていく。

正直いまは、少しの息苦しさを感じている。だけどきっとこの先は、これ以外にも受け取る何かがあるのだと思う。

韓国での生活に感謝をして、このマガジンを閉じようと思う。

読者になってくださったみなさん、まずはここまでありがとうございました。


7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️