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体の調子は崩したけど、心の調子は崩さなかった私に気づいた

ドイツに住むようになって2か月半。私はもう既に3回も風邪を引いた。

特に今回の風邪はやっかいで、手もとに抗生物質があったから助かった。扁桃腺をとるくらいにのどが弱い私なので、風邪をこじらせるとやっかいだ。

だけどふと、こんなことにも気づいた。今回の私は、精神的な調子を崩していない。体はやられてしまったけど、心は元気なのだ。

自分ではこの変化に気がつかず、周りの方が教えてくれた。時に私のことは、身近な誰かのほうが私よりもよく知っている。

▲体調によって心も崩していた私の話


体調を崩すと心も崩れる


体のバランスを崩すと、遅れて心のバランスも崩れる。当たり前のように思えて、私はずっとこれに気づかずにいた。

体はよくなったのに、なんで心が戻らないのだろう。そう思って過ごす時間が、長い時で半年くらいあった。韓国に住んでいた時のこと。

時にワクチンを打っただけでも心は崩れた。原因のわかっている体調不良でも、こんなに心も崩すのかと、ワクチンというものに絶望しそうになった。

そんな私だったけれど、今回の風邪では予想外に平気だった。心は元気なままで、体の元気も取り戻したのだった。


心の調子は崩さなかった


今回の風邪はけっこうひどくて、例えば学校には3日間いけなかったし、お仕事もいくつか移動をさせてもらった。

私は扁桃腺をとっているので、軽いのど風邪で終わる時はいいのだけど、うっかり風邪が下がってしまうとやっかいなのだ。咳がとまらなくなる。

過去にもそんなことがあって、扁桃腺をとるとそんなことも起きるのよと、かかりつけ医に言われた。それでも私はとってよかったと思ってはいる。


それで、今回も風邪がのどから先に下がってしまった。咳こそ多くはなかったけれど、息苦しさが強かった。

それでも、心は不思議と崩れなかった。

心の調子が崩れたとしても、もう私はそんな自分を責める気持ちはないのだけど、崩れないことはやっぱり嬉しい。私らしいままでいられるから。

何がよかったかといえば、体調を崩した自分を責めないことにしたのがよかったのかもしれない。

それに、この期間はとびきりに自分を休ませて過ごした。パソコンは開かず、代わりにタブレットを開いてドラマを見るなどして。


体調を崩しても、心には波がなく、元気なままで過ごせたというのは自信になる。次もまたこうやって過ごせばいいのだと思えるから。

体調の崩れも心の崩れも責めずに受け入れる。だからこそ、心は元気でいてくれたのだと思う。私はまた1つ、自分らしく生きる方法を手に入れた。

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7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️