書籍化デビューがめっちゃ早い人
最近、「作家性の魅力発掘」サービスで
ご相談を受けた方で、すごい人がいたので記事にしたいと思います。
その方はすでにプロ作家さんなのですが、
書き始めてからプロデビューまでが、めっちゃ早いのです!
ちなみにジャンルは全年齢のライトノベルです。
2021年の終わり頃に執筆開始。
それまでは同人誌などもやったことはなく、
小説の執筆は本当に初めてだったらしいです。
それから何作か投稿し、1年足らずでコミカライズの打診、
2年後に書籍化デビューしています。
しかも、しかもですよ!
今まで書いた長編7作が、すべて何らかの賞を受賞か、
書籍化しています。
初めて書いた長編小説が賞を受賞する、
というのもすごいことですが、
投稿した作品のほぼすべてが書籍化って……。
出版社も一社ではなく、複数社からの書籍化です。
これって、すごいことですよね?
で、なんでそんなすごい人がこの「作家性の魅力発掘」サービスに
申し込んできたのかというと、
「投稿サイトではあまり人気がないのに、なぜか受賞や書籍化が多く、
今後プロ作家としてやっていけるかどうか不安」
というものでした。
あとは「書き始めて間がないので、自分自身の強み弱みがわかっておらず、
ジャンルに迷っているので、今後の方向性を決めたい」とのこと。
うーん、こんなにマッハでプロ作家になっても、
悩みはあるのですね。
なぜこの方が「投稿サイトではそんなに人気がないのに」
受賞や書籍化が相次いでいるのか。
それはですね~……
はっきりいって、筆力です。
いやここでみんな諦めないで!
筆力がある方がすぐプロになっちゃうのは
しょうがないでしょ。
「筆力」なんてふわっとしたもの、わからない!
そうですよね。
「筆力」は、たとえて言うと、
「超だましがうまい詐欺師」みたいなものです。
小説なんて嘘八百、作者が適当に考えた妄想を、
書き連ねたものです。
それを、いかに臨場感たっぷりに、
もっともらしく、読者をのめりこませて書けるか。
そういった「腕のいい詐欺師」みたいな力が必要なんです。
「腕のいい詐欺師」は、「いや、そんなことあるわけないでしょ」
ということを、多くの人に信じ込ませることができます。
筆力のある小説家は、どんなネタ、あり得ない設定でも、
ものすごい力業で「本当にある世界のように」描き出すことができるわけです。
まずはこの点が、「すぐデビューできちゃった」理由の一つとして
あげられるかと思います。
しかしですね、筆力さえあればデビューできるかというと、
そういうわけでもないんです。
それに、デビューには筆力が必須、というわけでもありません。
大きな声では言えませんが、それほど筆力がなくても、
プロ作家になってる方はいます。
この方が大きく他の人と違っていた点は……
そのジャンルの本をめちゃくちゃ読み込んで研究していた
ここが「すぐデビューできちゃった」大きなポイントかな、
と思いました。
この方、すごく好きなんですって、ライトノベルが。
それでめちゃくちゃたくさん読み込んでいる。
最近の傾向も、どういったものが受けるかも、よくわかっている。
その上で、
「読者受けがいいジャンルや設定で、こんな要素つけてみたら面白いかも、いや、これをミックスしてみたら斬新かも」
という視点で、作品を作っているんです。
これね、ものすごいヒントですよ、受賞の。
これを筆力のある方にやられたらイチコロです。
書籍化の時に大事なもの、プロデビューにおいて大切なものは、
「多くの読者が好きになる王道でありながら、
ちょっと他と違う要素、つまりオリジナリティがある」
これです。
この「オリジナリティの出し方」については、
Youtubeでも詳しく解説していますので、よかったら見てくださいね~。
そんなわけで今回は、「すぐデビューできちゃった人」が
「なぜそんなに早くデビューできたのか」を深堀りしてみました。
「悩みが解決する!」「方向性が明確になる!」と大評判の
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