3:57 a.m.の覚え書き

みなさんお久しぶりです。私です。

慌ただしい日常に身体が負けそうになって,どうしようもなくて,心がどこかへまた飛んでいってしまいそうで,怖くて,怖くて,そんな時にこのnoteという場所が私にはあったのだと思い出しました。少なくとも1人はこの文章を読んでくれる,受け取ってくれる。そう,たった一人だけでもいいんです。こんな寂しくて苦しい夜に誰か一人でも私の声に耳を傾けてくれる人がいれば私はまだまだ生きていけるような気がするんです。

私が私じゃなくなる時はいつですか,気づいたら限界はとうの昔に超えていてそれが当たり前になっていて心配してくれる人はたくさんいるのにそれでもうまく自分を扱えない自分が苦しくて,もう全部やめてしまいたいのに一握りの好きな気持ちがまだあるから完全に諦めきれなくて,もしかしたら今より将来の方が楽しくなるのかもなんて,辛いのは今だけかもしれないなんて微かな希望だけが前進の燃料。

こんなに頑張り続けた先に何があるんだっけ,なんのためにこんなに,こんなに,夜中に涙を,なんのためだっけ,好きだからやっていたはずなのに,いらない競争,ライバル,勝つために。

全部忘れてしまいたい,一番になるためなんてそんな誰も幸せにならないようなことしたくない,競争したくない,そう,競争に疲れたんです。競争に勝つために自分を偽らなきゃいけない気がして,実際そうだし,でも本当はただ誰かの幸せのために作りたいんです。癒しのために,希望のために,小さな幸せのために。

こんな私は建築なんて向いていなかったんじゃないかと思ってしまう,ここまできて,作家性も独自性も狂気も才能も欲しくてたまらなかった。欲しくてたまらないから努力して身につけて偽って虚勢を張って,でもそんなふうに生きてこなかったから本来の私自身と不協和を起こして,苦しいだけだった。もう開き直ってもいいのかもしれない。全部開き直って何も持たず持たないまま生きていくのもいいかもしれない。

みんなこうやって人知れず悩んでいるのかな,きっと私だって人から見れば悩みなんてなさそうと言われる訳だし,見えないところで,深い時間に潜り込んで,重い息遣いが聞こえてくる,心臓の鼓動だけが聞こえてきそう。輪廻転生があるとして,私のこの悩みは何周目なのだろう,歴史が繰り返されるとして,こんな悩みは何人が,何回,同じ壁にぶつかって痛い重いをしてきたのだろう。早く全部いい思い出になれ,苦しみも葛藤も,涙も痛みも,はち切れそうな心臓も,何度も壊れた心も,絶望も寂しさも,全部全部,早く笑って,あの頃は若かったね,なんて言ってしまえる日が,いつかはくるのだろうか。

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