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資金調達の手段④

こんにちは、公認会計士の三上光徳です。

本日も“資金調達”に関わる内容で、前回からの続きとなります。



資金調達の手段


まず、資金調達の手段として以下の4つがあるとお伝えしました。


①自己資金
②融資
③出資・社債
④補助金・助成金


本日は④の補助金・助成金について説明します。



④補助金・助成金


4つめの資金調達手段は、補助金・助成金による調達です。

補助金は主に経済産業省や地方自治体が管轄するものです。一方、助成金は主に厚生労働省が管轄するものです。ざっくりとしたイメージでいうと、前者は事業拡大など事業活動にかかわる支援、後者は雇用促進など雇用にかかわる支援を目的として支出されます。
また、補助金は予算や定員などに限りがあり、申請したからといって必ず受給できるわけではありません。一方、助成金は申請の要件を満たしていれば、受給できる可能性はほぼ100%といえます。

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補助金・助成金のメリット
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補助金・助成金のメリットは、返済する必要がないという点です。
申請さえ通ってしまえば、借入金や社債とは異なり返済は不要です。


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補助金・助成金のデメリット
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補助金・助成金のデメリットは、申請のために満たさなければいけない
外形的要件があるということです。つまり、誰でも申請できるというわけではなく
申請のために必要な要件をすべて満たした事業者だけが申請することができます。

また、申請の際には当然に労力を要するのですが、事後的な報告が必要な補助金・助成金も多く、そこでも追加の労力が必要となる可能性があります。

三上光徳

アガットイノベーション



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