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自責と他責

子育て〜子供の成長過程には様々な出来事がある。
その多くを「自責」と考える人がいる。
「他責」と捉える人もいる。
これらは、子供の成長にとんでもなく大きな影響が出る。


他責

他責とは、他人や自分以外の環境に問題があるという考え方。

喧嘩した時「悪いのは相手であり自分ではない」
上手くいかなかった原因は相手や環境。「〇〇のせいだ」


自責

自責とは、自分の行動や判断に原因があるという考え方。

喧嘩したとき、「悪いのは自分だ。自分の考え方だったかもしれない」
上手くいかなかった原因は、「自分の判断だ」


普通に発生する課題

歩道を歩いていたら車が突っ込んできた。これはもちろん他責だ。
しかし、コミュニケーションにおいて自責と他責という課題は必ず発生する。
その時、どう捉えるか。どう考えて腑に落としていくか。
この判断によって、子供の成長結果は劇的に変わる。

他責であると、問題は他人にあるのだから自ら改善を試みない。
したがって同じ問題を繰り返す可能性が高い。
そして、コミュ力は著しく低下していく。
自分自身を改善、向上させようとしないから成長しない。

自責であれば、自らを改善させ向上させていくため、問題解決能力もコミュ力も、明日を楽しむ心もどんどん成長していく。


過保護

この考え方は家庭環境・家庭文化によるものが大きい。
子供の話しを聞いたり、相談にのったり、アドバイスしたり・・・。
その結論の言葉に「出来ない」「無理」などが多いと、自分では達成できないんだから、問題は他にあると考えてしまい、他責思考に育つ。

最悪なのは、両親の過保護による他責判断だ。
「うちの子に限って」なんて言葉もある。
子供に考えさせたり判断させることなく、両親がしゃしゃり出る場合、大抵が他責思考になっている。

そのような環境で20年も育つとどうなると思いますか?
自己判断能力が育たず、日々の出来事は他責だと考えるようになる。
人を恨み、悪口を言い、社会を敵視し、心はどんどん荒んでいく・・・。
その改善方法も自分で判断できないから、誰かに教えてもらう必要が出てくるが、即座に効果が現れなければ相手が悪い・役に立たないと考えるため、良い結果はやってこない。

ちなみに過保護とは逆に、「自分で考えなさい」「どうすればいいと思う?」なんて言葉で育っていれば、自ら考え自責思考になる。
明日の楽しみや幸せのために、突っ走っていく力が溢れていく。


レジャー

私はレジャー屋として笑顔を提供し続けて35年。
星の数ほどお客様の笑顔を頂いてきました。
嬉しい限りです。
しかし、僅かながら笑顔でない方がいる。
それは他責思考の方だ。
「金を払ってるんだから、俺を楽しませろ!」なんて考えの方。
家族連れにもいる。
「私は楽しむつもりはなく参加するが、子供だけ楽しませてくれ」
このような場合は、笑わないか、笑顔が少ないという結果となる。
楽しもうという本気度がないから、絶対に楽しくない。

自責思考の方はスタートから違います。
「今日は楽しみにきました!」と挨拶をくれたり、態度に滲み出ているので、結果は必ず楽しくなる。

自責と他責では、生涯の笑顔の数が決定的に違う。


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本気で遊ぶ。本気で楽しむ。
これらは自責でこそ達成できること。
他責思考の子供はもちろん、自責思考の子も「本気の遊び」を楽しんでください。
本気の遊びは、自分で考え挑戦し、最高の喜びを手にできる素晴らしい機会となり、自責思考を育てます。

アウトドアレジャーで笑顔を提供し続けて35年。
株式会社エアロクルーズ
代表取締役 小林豊治

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