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うつ症状とうつ病は違う

私はこのnoteで、よく『自分はうつだ』と言っているけれど、『うつ病』ではない。私が持っているのは『うつ症状』である。ややこしいけれど、両者は似て非なるものだ。人事に配属されている方、知っておいて損ないですよ。しっかり主治医に聞いた内容だから安心して聞いて欲しいんだけど、ざっくり言うと

『うつ症状』…うつの時もあるけど、そうじゃない時とで起伏がある。

『うつ病』…うつの世界に飲み込まれてしまうこと。

うつ病になった時もあるからわかるけど、うつの世界に飲み込まれると何をするのも億劫になるし、急に泣いちゃうし、朝は起きられなくなる。完全にうつに生活が飲み込まれていく状態、これがうつ病だ。自分では感情も生活も何もコントロールできなくなる。一度でもうつ病になったことがある方なら、共感してもらえると思う。

うつ症状は確かに、ある日には急に泣いてしまったり風呂に入れなくなって絶望を感じてしまう。かと思えばある日はサウナに入ってととのったり、バッグひとつ持ってどこにだって出かけていける、ただこの日この日のコントロールは自分ではできない、こういう状態だ。自分でコントロールはできないけど主治医と話して薬を調整していくとある程度グリップできるから、世界に引きずり込まれる、みたいな絶望はしなくていい。

私はこの3ヶ月、『うつ症状』と診断されている。毎月綺麗に赤、青、黄、と言うように違う生活を送っていた。詳しくはこの記事を見てほしい。👇🏻👇🏻👇🏻

うつ症状が続いているけれど、特に7月の時は復職なんてありえないと思うほど症状は限りなく『うつ病』に近かった。うつの薬を飲みながら酒も飲んで呂律が回らず頭がおかしくなった夜も、おいおい泣きながら一晩中過ごした時だって何度もあった。外が暑いことも知らないほど部屋の中かシェアラウンジに引きこもっていた。それから思うと今の状態は良い意味でありえない。

朝起きれている。
会社に行けている。
お酒をセーブできている。

人から見たらたったこんなことかもしれない。たったこんなことかもしれないことが、私には24時間テレビで走るよりも責任が重く、キツく感じることだらけだった。だから今の自分に出会えたのは素晴らしいことなのだ。

この3ヶ月間、まだ終わっていないけど余暇の過ごし方を除いてはだいぶコントロールが上手くなった。余暇の過ごし方はお酒に偏りがちで、セーブはしているけど頻度をもっと減らしたい。何をしたらいいかわからなくて家に引き篭もるのもやめたい。もっとアクティブに一人でも過ごせたらいい。無趣味の私には遠い夢のようだけれど。

兎にも角にもこんな違いがあると言うのをどこかの誰かに知ってもらいたかった。
そしてここまで読んであなたは知ってくれた。

読んでくれてありがとう。

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