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A Course in Miracles について

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『A Course in Miracles』(奇跡のコース/奇跡講座)とはどういうものなのか?についてもりGの経験的な視点からみたnoteコラム
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2022年12月の記事一覧

普遍的な神学は不可能だが、普遍的な体験ならば、可能であるばかりか、必要である

普遍的な神学は不可能だが、普遍的な体験ならば、可能であるばかりか、必要である

コースは愛の意味を教えることを目指してはいないコース(奇跡のコース/奇跡講座)が非二元のスピリチュアリティ(霊性の道)であるということは言うまでもありません。

ただし、私たちが覚えておかなければならないのは、コースは真理について、愛について探求していくような霊性の道ではないということです。

その学びは、真理や愛について学んでいくわけではないということです。

真理についてあるいは愛について理解

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人生は本当に暇つぶしなのか?

人生は本当に暇つぶしなのか?

すべてが自分のために起きているノンデュアリティのティーチャーさんは、「人生は暇つぶしみたいなもの」というような言い方をします。

たしかに自我の目的で生きるならばその通りです。

コース(奇跡のコース/奇跡講座)では、それを「無益な旅」(T-4.In.3:1)というふうに呼んでいます。

でも私たちが知っておくべきことは、人生をまったくちがう目的で見ていく生き方があるのだということです。

それは

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果たして神は私たちを裁いたりするだろうか?

果たして神は私たちを裁いたりするだろうか?


『聖書』の神と『奇跡のコース/奇跡講座』の神とを混同しないことときに、コース(奇跡のコース/奇跡講座)学習者の中で、コースの教えと聖書の教えとを混同して、それらを同じ教えだと捉えてコースを学んでいるケースがあったりします。

なにせ、コース(奇跡のコース/奇跡講座)はキリスト教用語で書かれているということもあり、とくにコースの教えをよく理解していない段階においてはいとも簡単に聖書の教えと混同して

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